プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    講演会2016-3

    続きです

    ーーーーーーーーーーーーー
    米国でのアトピー性皮膚炎治療重要点は?

    ・患者の細かいアトピー過去歴を入手…発症年齢、炎症のタイプと箇所、治療過去歴と生活環境

    ・患者の皮膚炎タイプ、重症度と箇所を診察
      過去歴、経験とアレルギー検査を基にトリガーを探す
      患者へスキンケアプログラムの教育を始める、クレンジング、皮膚水分補給入浴、皮膚バリアの維持とハイター風呂

    ・重症度の炎症には全身投与薬(体の中)、コルチコステロイドは注射か経口薬で投与
      強いステロイド外用剤を塗布している日本人患者であれば、リバウンド治療プログラムが必要
      細菌からの感染を起こしている場合は皮膚と鼻の穴も治療
      イミュノセラピーを開始
    ・ステロイド外用剤は中から弱レベルを使い、中断期間を作りながら弱い炎症を抑えるためにメンテナンスとして使用する。

     治療の始めは頻繁に診察し、経過を観察する。その都度、個人に合わして調節する。

     感染の疑いや重度の炎症が起こった場合はすぐに皮膚科へ連絡する

    ーーーーーーーーーーーーーーー
    これらは、渡米してドクターマセソンが行なう治療ですね。ご存知の方も多いでしょう。

    今回、日本人医師の白澤先生が皆さんの前で色々お話しくださったのですが、その中で、アメリカの治療と日本の治療について違いをお話しくださいました。
    日本のマニュアルとアメリカのマニュアルでは実は差がないのに、なぜ日本はこんな状況になってしまうのか?という事でした。治療前に多くの方が気になる所でもあるし、周囲からの反対の時も疑問を投げかけられる所です。なぜ同じ治療が日本では出来ないのか?と。

    白澤先生がおっしゃるには、まず日本では圧倒的に一人にかける時間が短いので、きめ細かく問診したり、環境について指導したりする事が出来ない。その為、ついついステロイドを処方して帰してしまうようになる。
    また、ステロイドの使い方も、ドクターマセソンは大胆に使っているようにみえるが、日本でも内科など他の領域ではステロイド125mgとか普通に使うので(白澤先生の専門は呼吸器です)、特別心配しないけれど、皮膚科領域では使う事が殆どないので、ドクターマセソンの治療は「トンデモナイ!!」という風に見えてしまうでしょう。

    という事でした。
    私からこの点について少し言わせてもらうと、アメリカでは医療費が高いために、少しの薬で最大の効果をあげなければならなかったり、治療を長引かせるのはいけないというプレッシャーがあるので(訴訟がすぐに起こる)、初診の段階から問診でしっかり把握し、環境指導や薬の塗布の仕方などの指導が早期から早く行なわれるのではないかと思います。
    日本ではパッと見て、
    「あ、アトピーだね。薬出すから塗っといてね。治らなかったらまた来て~」
    ですもんね。
    初診から差が出るし、正直、問診を軽視している先生たちも少なくないです。
    そうした積み重ねが今日を招いていると思います。

    白澤先生が言うには、日本の医療レベルは世界でもかなり高い方、という事でしたが、実はアメリカが高すぎるんです。アメリカから見たらどの国の医療レベルも低いでしょう。
    ま、私たちが気にかけるべきは、日本の医療レベルの高低ではなく、自分のアトピーが治るかどうかという事なので、日米の医療レベルについては、あまり悩まないでほしいと思います。
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