プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    出来る事とできない事

     子供の頃から自分が体力がないタイプと自覚していました。看護師になって、夜勤のある仕事に就きましたが1年目からまず、3交代がきつい事を自覚し、30才になっても3交代が出来る先輩看護師はすごいと思いました。
     アトピーが酷くなってからは、夜勤は息も絶え絶えでした。
     
     看護師は夜勤をやらないとあまりお金になりません。経済的に自立してやっていくには、昼間の仕事だけでは厳しいのです。ですからアトピーの問題を除いても体力のない私には元々向いていない仕事でした。

     ずっと思ってきたのは、社会で正規雇用されて経済的に自立して生きていくことは当たり前だと思っていました。就職してお給料をもらってそれで生活し納税し、年金と健康保険を支払い、仕事を生き生きとこなしていく事は普通の事で、私も皆と同じようにできるんだと思っていました。
     でも現実には残念ながら出来ませんでした。
     
     アトピーでアメリカで治療を受けて、アトピーという病気がわかると、汗をかいたままの状態で一日過ごす事が出来ない、感染リスクなど、体力問題の上にかぶさる問題が浮上して、私が健康を維持しながら外で働き続けるのは難しい事がわかりました。

     私は今、夫のお給料で暮らしています。一人で自分の生計を賄う事が無理だからです。
     主婦として家事万端を引き受け、夫の送迎をしています。夫はお給料のいくらかを私の扶養に充てなければなりませんが、それでいいと言ってくれています。夫からしても、家の場所から交通機関だけで通勤するのはとても難しいし、家事ももちろん嫌いです。私が仮に働いたとして、でも大した稼ぎもでもないのに「疲れた」「洗い物して」「家事は折半」などと言われるのはまっぴらだと言っています。お金は贅沢はできませんが、私たち夫婦では暮らせていけてます。私の「経済的自立」というのは果たせてませんが、世の中、それでもいいのか、、、と思うようになりました。
     ペットに月何万円もかける人もいます。ペットの為に冷暖房をつけっぱなしとか。。。結構お金がかかりますよね。それなら私一匹飼う位、出来る人はいると思うんです。ペットよりずっと役に立つし(たまに噛むけど…)。なのでそれでいいよ、と言ってくれる人と一緒にいる事にしました。
     更に、今はちょっとした夢に向かって邁進中で、その夢は専業主婦の立場にならなければ、私には見つける事が出来ない夢でした。諦めると道は開けるんだな、と思いました。

     色んな生き方があっていいんじゃないかな、って思うようになった今日この頃です。
     会社組織がどうしても合わないから自営業、農業、という人もいるだろうし、私のように稼ぎはないけど夫を助けたり、地域の仕事をしたりして何らかの貢献をするのもありでしょう。日本よりも海外が好きだから、海外で働くというのもいいと思います。
     人生は一度きりなので、体面を気にして無理して生きるより、自分に出来る事を探してそれを生かせる生き方をした方がいいんじゃないかな、と思います。
     確かに夫に何かあったらどうすの?という不安はあります。でももう、その時はその時です。私も全く働けないわけじゃありませんしね。幸い、住宅ローンが終わる見通しが立ってきたのは大きいです。

     ちなみに専業主婦は女だけのモノではなくなったように思います。
     俳優の高知東生が妻である高島礼子の為に引退を決意したと伝えられています。高島礼子の父の看病を引き受ける為と報道されていますが、高島礼子にとってどれだけ有難い申し出だったか、と思います。働きたい女性にとって、面倒ごとを全部引き受けてくれて、もめ事を起こさず自分を待っていてくれる旦那さんは、とても有難い筈です。
     女の人でも家事が嫌いで外で働くのが好きな人は沢山います(というか、かなりそう)。逆に体力不足で男社会でやっていく事に苦痛を覚える男性もいます。男性でも家事さえできればそういう人のニーズは実は結構あるんじゃないかな、と思います。

     アトピーで免疫系が弱かったりすると、社会で働いて生活していくのが難しいと思う人もたくさんいるでしょう。人間には出来る事と出来ない事があります。出来ないのに出来るようになろうと何度も挑戦を繰り返すより、価値観を変えて出来ない事を認めて、その上でどうするかを考えた方が一度しかない人生を大切にできるんじゃないかな、と思います。
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