プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    人格形成

     ふと過去の失敗した出来事を思い出して、とても嫌な気持ちになりました。その時に、
    「あ~あ、一錠飲んだら一つ嫌な過去を忘れられる薬があったらな。」
    なんて思いました。
     そしたらどんな嫌な思い出を消そうか、いじめにあった事か、失恋した事か、仕事で失敗した事か、人間関係で失敗した事か、それともアトピーで苦しかった事を消そうか、、、
     そう思った時、待てよ、もしその薬でその思い出を消してしまったら、私の今の人格はどうなってしまうんだろうか?失敗した事を忘れたら、また同じ失敗してしまいそうです。同様の失敗をした人への共感の気持ちもなくなる可能性があります。夫への感謝も今より出来なくなってしまうかもしれません。そうなると私は今よりもっと我儘だったり嫌な感じの人になってしまうかもしれません。それはあんまり良い事のようには思えないな、と思いました。
     そう思うと今の人格って結構複雑な過程を経て作られたんだな、と思います。今の時点で、ほどほど満足しているので、リスクをとってまで「忘れられる薬」などあっても飲もうとは思わないなぁ、というのが結論です。(ただ飲んだ方がいい、という人も世の中にはいます)

     前回お知らせしたアメリカオフィスの高沢さんのブログで、治療に行かれた方が書き残したページが載っていました。
    http://oregonmedicalcoordinatorllc1.blogspot.jp/2015/06/blog-post_16.html
     その中の一文に「痒みも痛みも苦しみも感じすぎて、自分がどんな人間かわからなくなってしまうくらい・・・」というのがありました。
     なんかすごくじーんときちゃいました。アトピー重度って毎日体がしんどすぎて、まず息するのが精いっぱいですよね。動くと皮膚が割れるし、浸出液が出ていると皮膚が張り付いていたりして、トイレに行くのも頑張らないとって感じで。体力が残っている人はそこから頑張って学校行ったり、仕事したりするわけで、毎日出来ない事と頑張る事が多すぎて、でも当たり前にいろいろ出来ている人はおしゃれして来るし、それを見つめる異性の目は完全にアトピーの私は透明人間としてスルーするか、酷さにちょっと驚く、みたいな。。。
     そんな生活を何年もしたら、本当の自分なんてどっかいっちゃいますよ。よくアトピーの原因は心にある、みたいなのがありますが、私はちょっと怒りを感じるくらいそういうのは嫌いです。
     病気は人格を変えます。でも病気が良くなったら、それが吉と出るか凶と出るかはわかりません。でも出来上がった人格で幸せを追求するしかないんじゃないかなって思うんです。
     先ほどの「忘れられる薬」が仮にあったとして、この方は飲むのかしら…?なんてちょっと思いました。今、もうお元気になられているといいなぁ。
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