プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    アトピーという病気の認識

     私がまだ、現役で看護師をしていた頃。3~4人、アトピーの患者さんが入院してきて、ケアした経験がある。
     そこは眼科病棟。白内障や網膜はく離を合併して、検査→手術していった。
     私はその頃、ステロイドをやめている頃で、リバウンドもあって、顔は眉毛が抜け、赤く丸くなってしまっていて、マスクで顔を隠して仕事をしていた。
     まだアトピーから、白内障や網膜はく離を起こす、というのは比較的新しい頃で、患者の人達は20~30代だったように思う。
     私は自分もアトピーだったので、彼らを気にしながら仕事をしていた。
     白内障や網膜はく離は、原因がいまいち不正確、としながらも、おそらく、白内障はステロイドの副作用と、顔面を叩く事による網膜はく離ではないか、と、言われていた。
     患者さん達には、原因がどう、説明されていたかよくわからない。彼ら自身も、いろいろと努力してきたに違いない。
     私は彼らが入院中、夜中に痒みで苦痛を訴えるのではないか、怒りで不機嫌なのではないか、不安からいろんな質問をしてくるのではないか、もしくは、投げやりな態度が見られるのではないか、そう思っていた。
     ところが、彼らは、一様に静かなのである。特別怒った様でもなく、淡々としていて、影が薄いのだ。検温の時に、
    「痒みとか、いかがですか?」
    と、きいても、
    「はぁ、それ程でもありません」
    と、苦痛を訴えるわけではない。
     私はなんだか、すごく不思議だった。
     白内障や網膜はく離を起こしてる、という事は、それまで相当苦痛と戦ってきた筈。しかも、副作用などで、視力にまで障害が出ている。視力障害は、とても怖い。でも、なぜ彼らは、こんなにぼんやりして、穏やかでいられるんだろうか?病気に対する認識は、一体どうなんだろう?もともと性格的に、疑ったりしないから、ここまでになってしまったのだろうか・・・?

     私は、その頃、全身真っ赤に燃え上がるような炎症と、絶え間ない痒み、浸出液、顔がパンパンに膨れ、眠れない、食べれない、といった日々を送っていた。怒りと苦痛の毎日だったのに、あの静けさはなんだろう?
     「アトピーって、大変な病気だけど、わかってる?」
    そんな風に言って、聞いてみたいような気がした。
     
     彼らの病気の認識度は、どうだったのだろう?
     彼らは、アトピーは大した病気ではないと思い込み、苦痛のある所に言われたように薬を塗り、掻くのはいけないから、あちこち叩いた、のではないか。疑ったり、なぜ、と疑問を持ったりしないタイプだったのではないだろうか?病気の重大さが認識できていなくて、ここまで来てしまった様な気がした。
     それから彼らがどうなったか、私は知らない。

     アトピーそれ自体では、視力は失わない。アトピーは治る事があるが、いったん落ちてしまった視力は、戻らない事がある。私はそれを、とても恐ろしいと思ったし、自分はそうなりたくない、と強烈に思った。

     今アトピーの人も、自分はまだ、他の人に比べれば、たいした事はない。毎日辛いけど、何とか仕事に行ける。辛い時は、ステロイドやプロトピックで、何とか乗り切れるし、医師もそう勧める。まだ、我慢できる。
     そう、思っているかもしれない。
     私は、苦痛を他の人と比較する必要はないと思う。日本人が、辛い、と思うのは、結構よっぽどなのだ。
     ステロイドやプロトピックで何とか乗り切るのもいい。でも、重大な副作用が現れた時、どうするんだろうか?白内障くらいならまだいいが、難治のもになったり、プロトピックの副作用は皮膚がんだし、一体、どうするんだろう・・・。それらが起こってから医師に言っても、医師は元の体を返してはくれない。

     私がアトピー攻略法で、始めに上げたのが、病気を認識する事だった。この重大性をわかって頂けただろうか。
     どうか、しっかりと受け止めて、治療に望んでもらいたいと思う。

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    COMMENT

    視力に関しては、背筋が凍る思いですね。
    人生の8割以上担っていると言われていますから。
    勉強になる、なんて、そんな・・・恥ずかしいですわ・・・オホホ
    食事についてとか、書きたいですよ。
    写真も撮ってアップしたいのですが、いつも、食べかけちゃってから、撮り忘れに気がついて。夫も私も食いしん坊なので。食べるまで落ち着かないんですよね。

    アトピーの怖さ

    目が悪くなるなんて想像も付かないから、
    実感もわかないのかな。
    きれいな自然も見られなくなったら、すごく悲しいよね。
    病気に対する認識の甘さで後悔しないように、いろいろな人に改善の努力をして欲しいですね。
    ゆかりさんのブログは、食事から、環境から、政治まで、幅広い内容で、
    いつもすごく勉強になります。
    ありがとうございます。

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