プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    ドクター講演会2009-2

    2009年 アトピーアソシエイションジャパン PDF資料を掲載します。
    難しそうな用語、あるいは捕捉についてはカッコ書きで※印をつけます。ゆかり脚注です。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ハイターのお風呂

    アトピー患者の多くがスタッフバクテリアの感染で治療が困難になっている原因の一部が不完全な皮膚のバリア、そして黄色ブドウ球菌の(コロニー化)と感染がアトピー性皮膚炎を複雑化させる要因であり,表皮の不完全なバリア機能と抗菌性ペプチド(※細菌の侵入に対する生態防御に関与するペプチド、簡単には細菌に打ち勝つ力、かな)の減少です。
    スタッフの感染はアトピーの炎症を悪化させます。昔からハイターのお風呂を使ってバクテリアの数を減少させる方法はありましたが、研究が行われていませんでした。

    ケーススタディ:
    アトピーの症状が診られる31人の子供を集め,2週間抗生物質を投与し、その中で治療グループとコントロールグループに分けました。治療グループはハイターのお風呂を1週間2回(150リットルの水に対して115mlのハイター)に入って、患者と家族の方たちにムピロシンを鼻の穴に1日2回5日間塗っていただきました。
    コントロールのグループはハイターが入っていないお風呂に入って,ワセリンを鼻の穴に塗りました。


     治療前は皮膚に87%と鼻の穴に81%のスタッフバクテリアの感染率が見られました。
     ハイターのお風呂には問題なく、コントロールグループと比べて結果が明らかに違いました。炎症比率チャートの数値が1ヶ月後と3ヶ月後はコントロールグループと比べてかなり下がっており、3ヵ月後には皮膚と鼻の穴にはスタッフのバクテリア感染がまったくみられませんでした。
     ハイターと水を混ぜた治療方は第一次世界大戦で使われていたものです。傷からの感染などを治すために使われていました。鼻の穴に塗る抗生物質だけでは治療が成功しなかったようですが、ハイターのお風呂と一緒に行うことで効果があるようです。
     もっと詳しく効果を調べるためには更なる研究が必要です。ただし、現在効果があるということはわかるのでアトピー性の肌を持っている方は試してみたほうが良いと思います。

    (※ ハイター風呂は抗生剤を使わない方法という事で、抗生剤耐性菌を作らないという利点があります。また浴槽も同時にきれいにしてくれます。
     ハイター風呂に入る時は入る前にセタフィルクレンザーで体を洗って入り、出る時はシャワーで流すだけで基本的にはOKという事です。ただ現実的には刺激があると思いますので、AAJの指示に従がってください
     ハイター風呂については第一次世界大戦の時から行われていた、という事で、論文もあるそうです。ただアトピー治療として使うかどうか、という点においてアメリカの一般的なアトピー治療のスタンダードになっているわけではありませんが、日本人患者の治療においては良い結果が得られている、という事です。)

    3,内服ステロイドについて

    ●日本ではプレドニンを長期に服用させるケースがあります。
    何ミリをどのくらい服用すれば,副腎に影響がでるのでしょうか?また,どのような経過をたどるのでしょうか?
    ●マセソン博士のショートバーストはどうして安全なのでしょうか?

     副腎の機能が停止したりする場合はステロイドの量、期間と患者さん自体によって違います。ずっと継続していたのか途中で止めたのかによっても反応が違ってきます。大体の場合、1日に10mg以上のプレドニゾンを一ヶ月以上飲み続けた場合副腎の機能が低下していきます。
     ドクターマセソンのショートバーストは16日間以上の処方は絶対にせず、1ヶ月に1回しか出来ません。これらのルールを守ることによって副腎の機能が低下せず、時間を空けてプレドニゾンを使うと安全に使えます。今までの患者さんで副腎の機能が停止した方は、お薬を指示通り使っていれば見たことはありません。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     個人的な感想ですが、こうして改めて読んでみると、資料の訳が直訳に近く、少しわかりにくいものになっているように思います。残念に思いますが、アメリカ側から資料が来たのが講演会直前だったという事ですし、この資料はあくまでも講演会用の資料で読み物ではないので、仕方ないかな、と思います。講演会では、解説されるので問題ないのですけどね。
     
     内服ステロイドについてですが、最近、ステロイド薬(リンデロン、その他)一日5mgずつとかを何カ月も、あるいは何年にもわたって処方され、内服し続ける方が増えてきているように思います。
     講演会の合間にドクターと雑談していた時にこの事を話したら(既に渡米患者さんで何人もそういう方はいらっしゃいます)、
    「ステロイドは少量を長く続ける事が、最悪なんだ。絶対、絶対、絶対にしてはならない事なんだよ。」
    と、ドクターがため息をつきながら言っていました。。。
     ま、内服じゃなくて外用薬で皮膚から吸収されていても同じなわけですから、日本の治療法がどんなに大変な間違いをしているか、という事ですよね。日本のアトピー治療の惨状と一致します。
     この資料においては「10mg以上」という数字が出ていますが、雑談の感じからすると、5mgなら長期間でも問題ない、というものではないという事がうかがえました。
     代わりに、上限いっぱいたくさん使っても、短期間なら大丈夫なのです。ただしやめる時、必ずソフトランディングしなくてはならないので、必ずスケジュールが決められ、そのスケジュールを守れば問題ありません。
     ステロイドには確立されたルールがあり、それを守っていれば安全に用いる事が出来る、という事をご理解ください。
     それとこのステロイドの話はアトピーという病気の話の時にしたものです。他の病気ではルールが異なりますので、誤解のないようにお願いします。
     またステロイドについてはもう少し解説がありましたので、後日再び書く予定にしています。とりあえず混乱しないようにするために、資料掲載を優先します。

     用語については説明を加えましたが、ご自身で少し調べてもらえるともっと理解が深まると思います。

     ハイター風呂については、ドクターマセソンの指示でわりと最近始められたもので、不安が多かったのか、会場からの質問も多かったように思います。
     以前ファイソヘクスを使っていたのをやめて、ハイター風呂に変わったという事で、これはドクターマセソンの知識から来たアイディアで、安全性についても問題ない、という事が話されました。
     ファイソヘクスの替わりにハイター風呂なったので、イソジンウォッシュも当然不要です(元々私のアイディアでファイソヘクスの代替品の安価品として使っていたので)。
     そして一生ハイター風呂に入るのか?いつやめればいいか?という質問もありました。
     ハイター風呂は一生入るものではなく、皮膚が治ればやめていい、その辺りは常識で判断してもらって構いません、という事でした。ムピロシンも同様だそうです。

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