プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    罪悪感

     アトピーが成人になっても治らない症例が出始めて時間が経ちました。
     私の記憶の中では幼稚園の年中、4~5歳の時にフルコートを使い始めたのを覚えています。母が塗ってくれたのを覚えています。その後すぐに母の判断で中止し、小5の時に自分でステロイド使用を決めて塗り始めました。
     つまり私は一時中断し、再度塗る時は自分の意思で塗り始めた、という経緯があります。
     けれど、多くの人は皮膚科で処方されたステロイドに対して疑問を持たず、せっせと塗り続けてきた事でしょう。
     また小児からの人は、母親の判断で塗り続け、大人になって自分で塗れるようになったら、昔からの通り、塗り続けてきた、という人も多いと思います。

     ステロイド歴30年、40年の人も増えてきました。

     そんな人たちが、今、ちょっと大変です。

     そういう方たちが劇悪化し、ドクターマセソン達の治療を受けても、様々な問題を引き起こし、時間が非常にかかる例が多いのです。もっと言うなら、治るかどうか、微妙、という人すらも出てきているようです。
     アトピーそれ自体はそれほど大きな問題ではないのですが、間違った使用法のステロイドの影響が強く、健康回復、アトピーの回復に悪影響を及ぼしているせいで、完全回復状態を10とするならば、5年後、10年後、どの数値まで辿り着けるかわからない、という症例が出てきています。

     そういった事を背景に、親子関係に微妙に影を落としているケースも少なくありません。

     私の例からすると、アトピー・アレルギー体質は母親からの遺伝でした。母も何とかしようと病院巡りをしたみたいですが、最終的には何もしない治療法を選びました。
     アトピーが劇悪化した時、私は既に成人していたので、その後の治療は自分で選びました。
     結婚前のひどかった時期、漢方薬は母がお金を出してくれていて、結婚後も半分ほどは費用を援助してくれました。
     結婚して、ドクターマセソン達の治療が受けたい、と渡米の決意を伝えた時、費用は全額持ってくれる、と言っていました。
     思うに、母にはアトピーに関しては、罪悪感があったのだと思います。
     私は、一度も母を恨んだ事がなかったです。小5の時にステ使用を決めたのは自分だったし、母親が心配してくれていたのは、とてもよくわかっていたから。
     でものたうちまわる状態がもっと長引いていたら、母を恨んだかもしれません。
     母は自分の体質遺伝は分かり切った事で、そしてアトピーを解決してあげる事が出来ないまま成人して苦しむ私の姿を見て、辛かったようです。

     私と母とはアトピーにまつわるものとしてはこの位の感情ですが、ステロイド歴30~40年以上、というと、もっと複雑に絡み合うようです。
     幼少時からせっせとステロイドを塗り続けたのは母親であり、またアトピーは目に見える病気なので、周囲の目が母親に向く事も少なくなく、母親は一生懸命子供のために頑張ります。
     子供は、辛いのだけど、母親が一生懸命自分のために頑張ってくれているのを見ているし、自分のアトピーのせいで周囲に色々言われてしまう母親も見ていたりして、そうやってアトピーの子供は、自分が生きている事自体、迷惑をかけているのじゃないか、生まれてこなかった方が良かったんじゃないかと、罪悪感を持ってしまったりするようです。
     ステロイドの問題などを知っていくと、果たして良かれと思って自分が子供にやってきた事が間違っていたんじゃないか、と不安を覚え、罪悪感を持ってしまったりする親御さんが多いようです。

     ステロイド問題が絡み、親子の間で本音が話せなくなり、親御さんは腫れ物に触るように我が子に接するようになってしまったり、ムキになりすぎて対立してしまったり、親子間は難しい関係になってしまったりするようです。

     アトピーアソシエイションの治療前のカウンセリングの時、ご両親も同席されると、今までの何が間違っていたのか、という説明などを受けて理解され、ショックもありますが、日本の現状の中で仕方なかった、という事もわかり、氷が少し解け、涙・涙、のシーンもあると聞きます。

     そう。
     仕方なかったのです。
     
     みんな、一生懸命だったと思います。
     本人はもちろん、家族も。

     今の日本の医療の中では、仕方がなかった事なのです。

     もう、みんな、十分頑張りましたよ。

     (もし、あの時・・・)
    という思いは根深く残るかもしれません。
     でも、大事なのはこれからなのです。過去の清算は、今と未来を何とかしてからで十分です。
     
     罪悪感は、アトピーが良くなれば次第になくなっていく、あるいは軽減していくでしょう。
     治す事が一番大事です。
     
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    COMMENT

    Re: 本当にそうですね。

    まめさん

    承認が遅れて申し訳ありません。
    迷惑コメントになぜか入ってしまっていて、気がつくのが遅れました。

    すべてが「仕方なかった」としか、言いようがありません。
    それだけにアトピーを回復する事が、親子共、罪悪感から解放される事に
    なると思うのです。

    ホント、一日も早く、良くなる事が一番大事だと思います。

    Re: タイトルなし

    mimiさんへ
    子供さんのアトピーは親御さん、特に母親も戦いになりますよね。
    でもmimiさんの「いつか必ず治療法はある」という思いが、お嬢さんの回復を引き寄せたのだと思います。
    辛かった事だと思いますが、悪い事を想像すれば、幼少時、ステロイドを騙し騙し使って、ドクターリタイア後に劇悪化、なんて事を防げて良かったと思います。そうならなくて良かったですね~。

    本当にそうですね。

    読んでいて、涙が出ました。

    仕方がなかったんですよね。
    それしかなかった。
    それ以外には方法も、そして情報もなにもないなかで、
    皮膚科医に頼るほかはなかったんです。

    私はステ歴36年です。
    0歳から塗っていました。
    でも、いまだかつて母を恨んだことは一度もありません。
    だって、母だって、一生懸命だったんですから。
    母だって、アトピーの子を好き産んだわけではなんですもの。
    ゆかりさんのおっしゃる通り、私の母には強い強い罪悪感があります。
    「あなたを治さないうちには私は死ねないわ」という言葉もよく聞きます。
    母のためにも私のためにも、主人のためにも一日も早く治りたいと思っています。

    ゆかりさんの言葉その通りです。
    ひどくなるたびにステロイドの誘惑に負ける時が何度もありました。亜鉛を混ぜてるからステロイドの影響は少ないだろうとか、ごまかしながら使いました。いつもぎりぎりの所まで我慢するのですが、ぎりぎりの所まで我慢しているあの地獄のような日々はトラウマです。この苦しみを理解できる人でないとこのことは話すことができないので誰にも話せないでいます。思い出すと心の中にあの時の思いが激しくフラッシュバックします。母親であってもです。ステロイドなして社会人として、母親としての期間苦しみに耐えた本人はさぞかしつらかったろうと思います。でも心の中にはいつか必ず治療法はあるという思いはありました!!

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