プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    清潔・不潔の感覚

     アトピーを治療する上で「清潔」「不潔」の感覚は、とても大切です。
     雑菌に反応してしまう皮膚では、これを常に意識していくことが、治療・再発予防において重要な意味を持つと思います。

     清潔・不潔の感覚は、一般の意識、概念よりもずっと研ぎ澄まされる必要があると思っています。
     清潔については昨今、「体を洗いすぎてはいけない」「何でもきれいにしすぎると、体の抵抗力を弱める」など、そういう意見を言う識者、と呼ばれる人もいるようですが、これに惑わされてはいけないです。
     アトピーは一つのちゃんとした「病気」という認識を持つ必要があると思います。
     遺伝的疾患であり、スポンジ状の皮膚しか形成する事が出来ない、そういう病気です。
     ですから一般には「問題ない」「むしろ体にいい」と言われている事が、私たちアトピー患者には有害である事がしばしばあってもおかしくないのです。
     例えば、蕎麦アレルギーの人が蕎麦を食べたらどうなりますか?
     蕎麦は栄養素からいえば問題なく、むしろ体に良いと言われています。でもだからと言って、蕎麦アレルギーのある人は食べてはダメですよね。
     それと同じで、アトピーの人も「普通の人とは少し違う体質」と、認識した方がいいと思います。

     スポンジ状で雑菌に反応・感染する、という事であれば、雑菌を避けなくてはいけません。正確には違いますが「雑菌アレルギー」と考えてみると、わかりやすいのではないでしょうか。
     すると、どこに雑菌がいるのか、繁殖しやすい場所はどこか、駆除する方法はどうか、それを考えなくてはなりません。
     そう考えると、ありとあらゆる所に雑菌がいる事に気がつくと思います。手が触れる所全て、もっと言うなら家族が持ち込む雑菌もありますし、ペットがいればなおの事。人がいる所のみならず、土の中、とか、自然界にもたくさんいます。何しろ敵は「雑菌」なのですから。。。
     この世から雑菌をなくす事ができないように、身の回りから雑菌を排除する事は不可能、という事に気がつくと思います。
     だとしたら、できる事は何か?
     雑菌の数を減らす事、雑菌を避ける事、そして雑菌が付いても困らないように肌を直接守る事、ではないでしょうか。
     雑菌の数を減らすには、やはり掃除・洗濯をしっかりやる事です。
     雑菌は栄養がある所を好んで繁殖してきますから、今、病院では有機物をしっかり洗浄する事が推奨されています。例えば、体液(血液・痰・排泄物、汗その他)が付着した所は格好の培地になりますから、中性洗剤で洗浄する事がマニュアルに入っています。

     つまり、やっぱり掃除と洗濯なのです。
     掃除と洗濯をしっかりやって、雑菌が繁殖する培地をできるだけ減らす事によって、菌の減少を狙うのです。

     次は雑菌を避ける事。
     雑菌がある、と予めわかっている場合は、触れない事です。
     例えばお金。できるだけ触れないようにした方がいいです。支払はクレジットカードなどを利用した方が無難です。クレジットカードなら自宅できれいにできますから。

     最後に雑菌から肌を守る事。
     何しろ雑菌はあちこちにいますから、肌を直接守ってしまえば、雑菌から身を守る事ができます。
     そのために保湿は重要です。保湿をする事によって、皮膚を保湿剤で包み込み雑菌と直接触れる事から避ける目的があります。回復し、バリア機能が十分働いていれば保湿剤も不要になりますが、乾燥したり、回復途中であれば保湿剤は特に重要です。
     また手と顔は露出した状態になりますから、顔の保湿ももちろん重要だし、髪は雑菌の宝庫ですから髪から皮膚を守る事も大切です。
     手は木綿の手袋などを着用する事をお勧めします。保湿剤を塗るのも大事ですが、手の管理が実は最も大事なような気がします。手は、雑菌を運ぶ役割もします。ですから手を清潔な状態に保つ事はアトピーを体に広げないようにする為に、とても大切です。
     そのため、手洗いは重要ですが、手洗いばかりでは荒れて更に雑菌を呼ぶので、保湿もセットで考えてください。手を保湿するとべたついて作業しにくいので、私は木綿の手袋を利用します。雑菌も避けられるし、一石二鳥です。
     あとゴム手袋は家事にとても役立ちますよね。炊事用と掃除用と使い捨て用を持っています。使い捨て用はハンバーグをこねる時などにも使います。家事用のゴム手袋は中に雑菌が繁殖して、中を洗うのは大変なので、必ず木綿の手袋をしてからはくようにします。

     衛生の概念は、日本人は高いと思いますが、アトピーという病気を踏まえるとそれだけでは不足なのです。衛生については、日本人の意識レベルで一見それほど教育が必要、と思わないかもしれませんが、実はここが盲点になっていたりする気がします。
     衛生の意識は人によってかなりバラつきがあり、「今までそれでやってきたんだ、間違っていない」という意識から離れられないと、回復には結び付きません。
     看護学校では「清潔・不潔」が授業内容に入っていますから(内容は手術などの特殊なものですが)、「衛生」に教育が必要、というのは、当時20歳位の(かわいい?)ゆかりには、実は軽い驚きだったのを思い出しました。

     これらを踏まえて生活環境をもう一度見渡してみてください。
     掃除、好き嫌いにかかわらず、がんばりましょう!
     
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    COMMENT

    なみさん
    雑菌対策、すごく大事ですよね。
    意識できないとたくさん間違った行為をしてしまうし、なのに原因不明で苦しい思いをするし、で、辛いですよね。

    節約術もアトピーには残念ながら、悪化させる事が多いです。
    「ナチュラル」「天然」も、危険だし。。。
    正しい知識を持つ事が、とても大切だと思います。

    ゆかりさんのブログを見るまで、トイレに行っても手先をちょっと洗うだけなど真面目に手洗いしてませんでした。まさしく、洗いすぎは良くないって勝手に思い込んでいた性質です。あと、手が傷だらけで洗うと染みたので。
    それに、気をつけてみると、一日のうちですごく顔を触ってます。良くないなぁ・・・。

    雑菌アレルギー
    すごく分かりやすいです。
    会社の机周りで良く触るものを早速除菌スプレーで拭いてみましたが、ティッシュが黄色くなりましたw
    あれから毎日仕事を始める前に軽く拭くようにしてます。
    手なのですが、ジュクジュクして赤いところがなくなってきました。

    その前は、12月の主婦雑誌で節約術を見てから風呂水の残りで洗濯&すすぎ一回ってやつをやってました。あと、夜に洗濯して毎日部屋干ししてました。
    その辺りから、なんで顔が夜痒くて朝起きて洗顔するとピリピリ痛いんだろう、赤いんだろうってずっと悲しく思ってました。
    が、ブログを見てコレが原因!?って思いましてやめましたら、いつの間にか夜の痒みによる洗顔後のピリピリや赤みはなくなってました。ずっと部屋干ししてたのもやめてちゃんと外に出すようにしました。
    私は枕の上にタオルを一枚敷いて毎日替えてるのですが、そんな洗濯方法で洗ったタオルで寝れば痒くなるのかもって感じました。

    節約術はもうやめます(笑

    yucoさん
    長屋先生の所に通われているのですね。
    知識と経験において申し分ない医師だと思います。(お会いした事ないですけど)

    私のブログがきっかけとなったようで、良かったです。
    早く治療が効いてくるといいですね!

    記事とは関係ありませんが・・

    以前、こちらで発信されていた内容で
    長屋宏先生の減感作療法があったと思います。
    実は、この病院に今通っています。
    先生の著書を読んで、かなり納得しました。

    ということで、こちらのブログで長屋先生について知ったので
    本当に感謝しています。
    また、この沢山の抗原を扱える減感作療法が広がるよう祈っています。
    先生は、日本で使っていない抗原について
    輸入しているようです。

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