2008-09-25 09:05 | カテゴリ:ヘルペス
 涼しくなってきたら風邪をひいてしまったようで、久しぶりに病院へ行ってきました。
 といっても自分の勤務先ですが、風邪を口実に、風邪薬のみならず、ヘルペスの薬やクラリティンも。風邪が口実だと内科を受診できるので、皮膚科に対して偏見のある私としては、内科をつい、好んでしまいます。
 ヘルペスは出たりでなかったり、で、やっぱり常備薬は持っていないと、と思って。

 病院は緊張しますね。
 親しい医師の診察だったら良いのですが、今の病院は医師とともに仕事をする事がないので、全く他の患者さんたちと同様に見てもらいました。
 私の場合、「この薬がほしい」というはっきりとした目的を持っているので、希望通りにしてもらえるか、が、すごく気にかかって神経質になってしまいます。
 基本的に、すごく医療不信なのだと思います。
 日本の病院で、納得できる診察・治療をしてもらった、という記憶がほとんどないせいもあるかも。
 医師と、一触即発になりそうになった事も何度かあります。
 そのためか、自然と身構えて診察に臨んでしまうのです。そうすると、医師と看護師って、すごく高い壁に見えるものですね。

 ヘルペスの薬はアシクロビルを希望したのですが、取り扱いが既になく、バルトレックスに切り替わっている、という事なので、バルトレックスにしました。
 バルトレックスはアシクロビルの「プロドラッグ」と呼ばれるものです。
 アシクロビルよりも量が少なくて、よく効く、と言われています。問題なさそうなので、私も飲んでみました。
 確かに、アシクロビルよりもよく効く気がします。スパッと症状がなくなる、というか。
 でも、日本の情報ではちょっと不安なので、一応今、安全性に対してAAJの明石さんに質問しています。

 でも今のヘルペスの症状は、早めに抑えているので皮膚に症状は全くありません。自分でいつも出る右の脇腹がピリピリしたり、過敏になったりするのが分かるので、そのタイミングで薬を飲んでいますが、薬が切れると症状が現れたりするので、しばらくは継続して飲んだ方が良さそうです。
 ちょっとびっくりしたのは、今回受診した医師にも、
「しばらく飲んだ方がいいかもね」
と、さらっと言われた事です。
 早期に薬を飲む、長く飲み続けても構わない、そういう知識がやっと普及してきたのかな、なんて思いました。
 薬は少なければ少ないほど良い、という考え方も、徐々に改められてきているのかもなぁ、なんて思いました。比較的、若い医師の診察だったのも良かったのかもしれません。

 病気は先手必勝な事も少なくありません。
 単純に風邪だけをとっても、一昨年、夫が風邪をひいて吐き気を我慢していたら、あっという間に脱水症状を起こしてしまい、介助なしでは歩けなくなってしまった事がありました。「吐き気」は、早目に薬を飲んで抑え、十分な水分補給が大事なのです。吐き気による脱水を起こしてしまうと、もう点滴をしないとダメだし、内服薬も全て吐いてしまうので、坐薬、もしくは点滴による投薬をしないとダメです。他の症状も出てきてしまうし、薬も他に必要になってしまいます。治すのにも時間がかかり、かえって体に負担です。
 風邪もよく休む事が基本ですが、私は酷くなる前に、寝る前に鎮痛剤と睡眠薬を飲む事をします。風邪による熱は、決して悪いものではなく、むしろ体内の菌を殺すのに役に立つと言われていますが、私は免疫力が低いせいか、発熱する力が弱く、微熱程度しか出ません。菌を殺せないのに我慢していても役に立たないし、体がしんどくて夜ゆっくり眠れない方が却って免疫に良くない、という気がしているので、独自のやり方ですが、痛み止めを飲んで体を楽にしてしまい、睡眠薬で強制的に熟睡する、という方法の方が、うまく治ります。
 結果として、鎮痛剤と睡眠薬1錠づつで済み、あれこれ飲まなくても済んでしまいます。

 ドクターマセソンの方法も、とにかく早め、早めの対処、薬の我慢はダメ、という指示です。これは理にかなっています。
 今思えば、アトピーの場合は自分でアトピーとわかるので、様子を見る事はあまり意味がなかったなぁ、と思います。
 日本の場合は、医療の現場でも「様子見」という言葉がよく使われるし、政治の世界でも同じで、対応が後手後手ですよね。「様子見」が好きなのは、一種国民性なのかしら。そのせいで、「西洋薬絶対悪」「自然治癒力」という言葉が好まれるのかもしれません。食事も「医食同源」の考え方があるから、「食事で治せる」という考え方がよくなじんで、アトピーを我慢するのでしょう。
 でも、違う考え方も受け容れてもいいと思います。世界はグローバル化しているのだし。
 ちなみに、医師不足問題。外国人医師の導入はダメなのでしょうか?どこの国籍の医師でも、優秀な医師なら問題ないと思うし、言葉も通訳をつければ良いのでは?と、思います。古い知識でヨロヨロ診察されるより、グローバルな視野を持ち、確かな知識を持った医師の方を私は選びます。優れた医師は洞察力も優れているので、言葉の問題は減るように思います。日本人のブランクの長い医師を高給で掘り起こすより、通訳をつけてでも現役の優秀な外国人医師を雇った方が、患者にとっても恩恵が大きく、かつ、安上がりなんじゃない?なんて思います。
 ドクターマセソンももドクターベイカーも外国人だったけど、全然問題なく良い医療を施してくれたし、漢方薬を使っていた時も中国人の医師だったし。イギリスでも一度、イギリス人の医師にかかった事があったけれど、問題はなかったです。
 ロンドンの中華街で見てもらった最初の中国人医師なんて、英語は本当に片言だったけれど、最初からピタッと処方を当ててきました。
 
 考えを新しくしていくのは、メリットもたくさんあると思います。

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