プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    アトピーの人でも看護師になれるのか?

     「アトピーですが、看護師になれますか?」
     そんなお問い合わせをいくつか頂いた事があります。一見イエス・ノー的に、簡単に答えられそうに見えますが、実は一概に言えなくて、意外と返事が長くなってしまって恐縮です。
     なので思い切って、長々と、語ってみたいと思います。

     お問い合わせくださる方は、どうやら手湿疹が主な方々の様なのです。
     で、手湿疹、アトピーで看護師になるのに向いていない、という理由については、

    1、手洗いを頻回に行わなければならない。

    2、感染症の患者さんから、感染症をもらってしまう恐れがある。

    3、患者さん同士で感染症を媒介してしまう恐れがある。
     アトピーの方の皮膚は、バリア機能が壊れてしまっていて、細かなしわが入っています。例えるなら、表面に塗装をかけていないガサガサの材木って感じ。そこに菌類が吸着し、しわの奥に入り込んだばい菌は、簡単な手洗いだけではきれいに落ち切らないのでは?と思います。手に残る菌の数が多ければ、感染症を媒介してしまう可能性も高まると思うのです。

     主にはこんな所を思い浮かべました。
     決して、アトピーや手湿疹の方が積極的に選んだ方がいい、という職種ではないと思います。

     ですが、看護師になりたいのです!という方でしたら、アトピーや手湿疹で諦めてしまうのも、勿体ない話のように思います。
     私は完治状態に至り、復職していますが、この職種で良かったかも、とも思ったりしている今日この頃です。なぜなら、

    1、ゴム手袋やマスクの装着は、感染媒介予防のためにむしろ推奨されるので、好きな時に好きなだけ付けれらる。

    2、手洗いをしなくてはいけないけれど、手洗い場には必ずペーパータオル、もしくはエアタオルが取り付けられているため、清潔に気を配れる。

    3、病院は温度調節がしっかりしているので、快適に仕事ができる。

    4、白衣の厚みがわりとしっかりあるし、更にエプロンを付けて仕事が出来るため、ブラジャー無しでも大丈夫です。パンツタイプの白衣も増えてきているので、ストッキングも履かなくていいです。というか、靴下の方が推奨されてきている流れのようなので、私はスカートタイプの白衣の時もストッキングは履いていません。サンダルも安全のため、禁止の方向ですし。

    5、メイクも、私はどうせマスクをしてしまうので、眉毛と口紅だけで他はやめてしまいました。つまり、メイクも仕事の一部、という業種なわけではないので、皮膚に負担がかかりにくいです。

     こんな感じで、私は特に支障を感じていませんし、銀行員やレジ打ちなどの様にお金を一日中触ったり、空調が悪くてダニとカビだらけの古いビルに一日中いたり、真夏でもスーツで外を飛び回ったりする職業に比べれば、むしろ恵まれた環境の中で仕事が出来る業種の一つと言えるかもしれません。

     手湿疹は、実は結構悩んでいる看護師は多くて、原因として一つに病院が推奨している「速乾性すりこみ手指消毒剤」(塩化ベンザルコニウム・エタノールなど配合:商品名は主にウエルパス)があります。これ、すごく荒れるんです。
     簡便でかつ、効果が高いので病院は勧めるのですが、すごく荒れるのであまりみんな使いたがらないです。
     私もこれでやるとすぐにダメになるので、ほとんどゴム手袋を使って作業し、必要な時は手洗い場に行ってきちんと手洗いします。
     私は更に、手荒れ予防のために、日頃からハンドクリームをよく使うようにしていますし、荒れやすい所はあらかじめ、ワセリンを塗っておいたりします。

     皮膚は正常に機能すれば、感染予防にすばらしいバリア機能なのです。なので、正常に機能させるようにする事が、自分を守り、かつ、患者さんを守る事につながると思っています。
     
     手湿疹、またはアトピーが酷いうちに看護学校に入って、これからなる、というのは正直、あまりお勧めできません。学生の実習は非常に肩身が狭く、我慢しなくてはならない事がたくさんあるので、アトピーが悪化するとわかっている事でも嫌とは言えないでしょう。
     でも完治状態に至っていれば、多少アトピーに悪い事をしたとしても、帰宅後速攻でケアに励めば、良い状態で保ち続ける事は可能だと思います。
     ゴムアレルギーの人も、確かそういう人用にシリコンか何かの素材でできた使い捨ての手袋も確かあったと思うので、諦める決定的な要素になるわけでもなさそうです。

     なので看護師になりたいのなら、まず、アトピーを治しましょう、と私は言いたいです。治せば、将来の道は開けるし、看護師以外の道だって可能でしょう。
     まずは「治す事」です。
     
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