2008-05-26 17:47 | カテゴリ:食事療法
 最近、「渡米したいのだけど体力低下が酷くて…」というメールをいくつか受け取りましたので、これについて。

 まず、とにかく食べてください。

 明らかにアレルギーと分かっているもの以外は、きちんと食べてください。

 アトピーは消化器の病気ではありません。ですから、食べられる筈です。

 体がしんどいと食欲も落ちくるのはわかります。私もそうでしたから。それが重なると、体重が落ち、体力がどんどん落ちてきます。食べる事自体が、しんどくなったりもします。箸の上げ下ろしもしんどいほどになるかもしれません。
 でも、食べてください。でないと、治るものが治りません。
 前にも書きましたが、栄養状態が悪い方は、薬が効きません。治る力もなくなるのです。
 食べて体力をつける事が、治療への第一歩だと思ってください。

 渡米してドクター達の治療を受けたい、と思ったら、食べて体力を付けてください。アメリカに、ポートランドに着かなかったらどうしようもありません。

 アトピーは、強い炎症や痒みを主な症状としますから、何もしなくてもかなりエネルギーを使われてしまいます。炎症って、すごく体が疲れるのです。しかも痒みで眠れないですしね。
 ちなみに水分もすごくとられます。熱も水分も皮膚表面からどんどん抜けて行ってしまうのです。
 渡米前、ワセリンを使っていた時もありましたが、皮膚が塞がれて熱がこもってしまい、かえって辛くなったのを思い出しました。治療後はそんな事はなかったですが。
 ですからアトピーが酷い人は、水分も不足しやすくなると思います。水治療が良い、と言う人がいるのは、そのせいなのかもしれません。

 渡米する方の多くが、体力が既に弱っていらっしゃるように思います。
 私が知っている方でお一人、歩行も難しいかも、という事で、ドクターが、日本から付き添いがあれば治療依頼を受ける、という条件になり、奥様が付き添われて行かれました。現地で元気になって、奥様と楽しまれたようです。
 その時、アトピーのために新婚旅行も行かれなかった、という事だったので、奥様に、
「新婚旅行みたいになりましたね」
と言ったら、
「治療と新婚旅行は別です〜っ!!」
と言われて、笑いました。
 歩行困難だったのに、すっかり笑い話になりました…。
 
 あとは渡米前のカウンセリングの茅ケ崎に辿り着くのが大変で、結構皆さん、休み休み行かれたり、渡米の時は、成田で一泊してから行ったりしているようです。

 私も一番酷い時は、箸の上げ下ろしが辛くなって、一口食べる度にため息でした。泣けてくるし。。。泣けてきて、また更に食べるのが嫌になって、家族に当たって、落ち込んで、また更に食欲がなくなり…。
 ご相談頂くまでそんな事があったのも忘れていました。
 確かに、当時を知っている友人は、
「言えなかったけど、拒食症だと思っていた」
と言っていた人が、何人もいてびっくり。私に言ってくれた人が何人もいたって事は、言えなかった人は何倍もいたって事ですよね。

 今はもう、そんな頃の面影もなく、普通の立派な中年です。だから当時着ていた洋服を見て、びっくりしますけどね。服、5号とか3号でしたから。
 まさか肥満を気にしないといけない日が来るなんて、思ってもみませんでした。
 結婚前の写真を夫と見ていて、やっぱり
「詐欺じゃん」
と、言われました。
 笑い話になる日が来るものですね。

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