2007-03-26 09:18 | カテゴリ:炎症とステロイド
 炎症の治療で大切なのは、まずは原因を考える事です。
 今の日本のアトピー治療の場合、この原因を「不明」としているところに問題があるのです。(というか慢性の「炎症」も無視されてますね(^_^.)かろうじて「アトピー性皮膚」ですが。)
 炎症の原因は無数にあります。何度も書いていますが、感染、アレルギー、カブレ、その他、たくさんたくさんあります。

 アトピーが重症度が高く働けない人も出てきているのに、なかなか重症疾患として認識されないのはなぜでしょうか?
 突然治る人もいるからです。軽快したり悪くなったり、そして「特定疾患」とするにはあまりにも人数が多すぎるのです。

 アトピーの大きな原因の一つは「環境要因」と言われる部分です(アレルギーも入れちゃいましょう)。炎症の原因を探す時、「環境要因」といわれる所をしっかり探す必要があります。そこがまず炎症の原因なのです。
 環境は変わります。引越し、また、アトピーは皮膚に接触するものも環境と捉えると冬はセーター、衣服からの刺激、夏は汗など、それらも全て環境要因になります。皮膚を取り巻く環境全てが入ります。
 またそれらに反応する人と反応しない人がいます。遺伝的なものです。
 アトピーは炎症の病変です。炎症の原因に環境要因とバクテリア感染があります。環境は変わるために、治る人と治らない人が出てきます。また季節によって軽快したり、悪くなったり。それを繰り返しているうちにいろんな要素で、悪化しっぱなしになったり。。。同じモノでも反応する人とそうでない人がいるし。
 でも炎症の原因となるバクテリア感染と環境要因を解決しない限り、ステロイドをいくら使おうがアトピーの治癒は難しいです。これはドクターマセソンの治療でも同じです。ステロイドは「副作用」の側面を除けば、アトピーの主たる原因ではないからです。

 アトピーの病変は整理すれば大丈夫なのですが、3分診療の日本の医療では簡単に解決したり、原因を追究するのが難しく、「原因不明」に押し込んで棚上げにしているのが現状ですね。

 アトピーの真の問題はステロイドではなく、慢性の炎症と湿疹なのです。混同せず、ここをきっちり抑えてください。
(じゃ、脱ステで良くなるのはどういうわけ?という方は以前の記事を参考にしてみてください。アトピーは診断基準が曖昧ですし、脱ステで治る人はステロイド皮膚炎が主だった方に限られると思います。そういう方はステロイドが原因だったわけで、やめて治るのは納得です。脱ステして治って再発するケースはアレルギーを含めた色々な原因が考えれます。)

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eriberriちゃんがまた、AAAAIの翻訳を更新してくれました。

http://eriberri.vox.com/

 アレルギーの助けになるので、目を通しておかれるといいと思います。