プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    炎症とステロイド3

     炎症は、病気の症状の一つです。例えば骨を折ったら腫れて炎症を起こします。骨折の症状が「炎症」なのです。原因を取り除くと、炎症は消えます。炎症自体が病気ではなく、症状の一つだからです。
     逆を言えば、炎症がある、という事は、何か病気がある、という事になります。

     炎症には普通、何か原因がある、と考えます。
     感染、どこかを打った、アレルギー、など。まず原因を見て、それを取り去るのが第一選択です。
     その上で抗生剤がふさわしいのか、ステロイドがふさわしいのか、または別の薬剤がいいのか、という、薬物療法を検討します。
     抗生剤は感染が原因と考えられる場合に選択されます。
     ステロイドが処方される場合は、火傷や蜂に刺された場合など、とても急性の炎症で、即消炎の必要がある場合と、原因不明の病気で、炎症が慢性的に存在する場合、消炎目的+病気自体の改善を目的にしてステロイドが処方されます。よくわからない湿疹が、ステロイド外用薬の短期間使用で治っちゃったりしますよね。消炎のみならず、ステロイドで治ってしまう事も期待される、という事です。
     アトピーのステロイド外用薬の処方も、これに当てはまります。湿疹自体の改善と、消炎目的です。この二つを期待して処方されるのですが、慢性化した湿疹と炎症が、ステロイド外用薬だけでは解決できなくなってきました。

     ステロイド=対症療法、と言う方もいますね。
     対症療法とは、症状に対して処方されるもので、原因を追究できない場合に使われたり、原因をどうしても取り除けないとわかっている場合、苦痛を減らす目的で行われます。
     痛い→痛み止め
     眠れない→睡眠薬
    といった具合です。
     アトピーに対してステロイドの処方は、厳密には「対症療法」と言うのは微妙なところです。
     「対症療法」の定義は症状に対してする事だからです。
     症状とは、「痒み」「痛み」などを指しますから、アトピーの主症状である「痒み」には「痒み止め」の処方が対症療法、という事になります。
     ステロイドの主作用は痒み止めではありません。
     ただ「炎症」は症状になるので、そうするとステロイドは対症療法と言えなくもないのですが、炎症の定義もあって、「発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害」の5症状がそろったら「炎症」になります。
     対症療法、というと私のイメージだともうちょっと末端的なイメージがありますね。ステロイドはここの症状に作用する、というよりは、もっと奥に踏み込んだ病態の改善を期待して処方されるものだと思うので、それを思うとちょっと対症療法とは違うかな~、と思ったりします。
     またアトピーに対するステロイド処方は「湿疹」をターゲットにしたものです。ここには最たる病変であり原因である湿疹を消す目的がありますから、対症療法と呼ぶにはちょっと不向きかな、と。
     ただ今、湿疹をただ消す目的でじゃんじゃんステロイド外用薬が安易に処方されているのを見ると、ある意味もう、「対症療法」の一つと呼べるような気がします。
     ステロイドは強い消炎作用を持ちますが、それ以外にも様々な作用を持ちます。もともとホルモン剤ですからね。アトピーだけでなく全身投与では突発性難聴に使ったり、不妊治療なんかにも用いたりするみたいです。排卵誘発目的で。
     なので厳密にはアトピーにおいてステロイドは「対症療法ではないが、対症療法的に用いる事がある」という感じになりますね。 
     
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