日本人を数多く見てきているドクターは、いくつか欧米と日本の違いについて気がついている点を教えてくださいました。
 以下、「と言っていました」「だそうです」というのは、省いて書きます。

 アメリカではアトピーが出たら様子を見ることなく、適切な治療が開始されるので、早期にコントロールが出来るようになるために大きな問題にはならなりません。
 日本の場合は間違ったステロイド治療によって、長い間治療されるために、複雑化してしまっているのではないでしょうか。
 また日本人の特徴として、空気中のものにアレルギー反応を起こす人が多く、アレルギーの状態も酷いのです。アメリカ、カナダでは幼い時に空気中のものでアレルギーを起こしていても、その後落ち着いてくるのですが、日本人の場合は同じようにいったん治まるのですが、10代の時に突然ひどく再発し、アトピーの劇悪化につながります。
 なぜ日本人がアメリカ・カナダと比べて空気中のアトピーが多いか、という点に関しては、日本の方が都市部の人口密度が高く、また湿度も高いため、トリガーがその分増えるからだと思います。
 間違った治療を長期でしていると、アトピーも抵抗性を持つようになるし、日本人はアレルギーも酷いので、どんどん悪くなるようです。

 英語が母国語のカナダやオーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどはアメリカと同じような治療をしているし、おそらくヨーロッパでも同じような治療をしているようです。理由は元の文献が英語なので言語的に、情報を共有しやすいからだと思います。(←これらに関しては、ドクターはトップレベルにいる人なので、トップレベルでは、という話になるのかもしれません)

 またアメリカオフィスの付け加えとしては、日本での治療歴がある人は、途中からアメリカの医療を受けても事情や対処方法を知らない医師の元では治療が難しかったり、アメリカで子供を生んでも日本から薬を送ってもらって使った経緯がある場合も、同じように難しいそうです。
 また日本から漢方薬やアトピービジネスのものを送ってもらって使っている場合もあり、その中にステロイドを混入されていたケースもあった事から、病院にはかかっていません、と言っても、同じように難治に陥っているケースもある、という事でした。

 私からの付け加えになりますが、欧米で生まれ日本での治療歴がなく、欧米に住んでいても日本の都市部に長期間の一時帰国をしたりすれば、その間多くのトリガーにさらされるため、発症のリスク、治りにくさ、などは、日本と似た傾向が生まれてくるかもしれません。

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