アトピーを治療する上で、トリガーのコントロールはもっとも大切になると思います。

炎症のトリガー
1、感染:ウイルス(ヘルペス、上部呼吸器系感染、バクテリア)
2、入浴やモイスチャーライザー(保湿)の過ち
3、刺激物からの接触(化粧品や仕事や趣味で触るもの。毛布や衣服のチクチク、また空気中のものも含む)
4、暑さ(汗)
5、精神的ストレス
6、アレルギー(食べ物・空気中のもの)

 炎症が起こるとそこにバクテリアが付き、鼻腔内に移り増えていきます。
 また皮膚はバリア機能が低下しているので乾燥し(逆の乾燥からバリア機能の低下、というのもあります)、水分を保つ事が出来ず、アトピーへと移行していきます。

 炎症はアトピーへと移行させていきます。炎症が起こってしまったら、薬(ステロイド、感染していたら抗生剤など)を使って状態を治していきますが、トリガーが除去されない限り、薬の効果が切れたら再び炎症が起こるので、徹底したトリガーの除去が完治状態を維持するための重要な方法になります。

 もう少しトリガーについて一つ一つ詳しく見ていきます。
1、感染
 原因としてはヘルペスウイルス、バクテリア(主に黄色ブドウ球菌)などが挙げられます。子供は鼻、喉、気管支など、上部呼吸器系の感染が多いようです。
2、入浴やモイスチャーライザーの過ち
 短時間の入浴や、美容法などの過ちで肌の乾燥を助長してしまったり、保湿剤が合わなくて、アトピーを招いてしまったりする事があります。乾燥はバリア機能を低下させ、痒くなったり掻いたりする事もあり、結果としてアトピーを招きます。
3、刺激物からの接触
 チクチクする衣服、毛布、寝具などの刺激もトリガーとなります。また、化粧品なども刺激が強いものがあります。空気中でも刺激物が入ることがありますよね。シックハウスなど。
4、暑さ(汗)
 汗をかくと、そこにバクテリアが付着しますから、アトピーに移行します。
5、精神的ストレス
 詳細を聞き逃しました。
6、アレルギー
 次回、詳しく書きます。

 このように、トリガーの数は分類できてもたくさんあり、アレルギーも含め、どれに反応するかは個人によってそれぞれ違います。上記に挙げた中に入っていないトリガーもあるかもしれません。(紫外線や虫刺されなど、ある意味、日本特有のもの)
 またいったん起こってしまった炎症は、私の場合、原因を取り除いてもなかなか引きません。長期的に完治した状態を保つために、トリガーの除去は最も重要ですが、炎症を早期に治さなければ、更にバクテリアを増やす事になってしまいます。炎症を自力で治す事が出来なければ、医学的には薬物療法が必要になります。

 アトピーが増えた背景には、トリガーが増えた、という事があるようです。アトピー体質を持って生まれてきても、ずっと昔はトリガーが無いか、トリガーが少なかったために、発症しなかったり重症化していなかった、と思われます。
 また気候の変化、環境の変化もトリガーを増やす結果となりました。
 トリガーの数が多ければ多いほど、再発のリスクは高く、また、難治化のリスクも高くなります。ある治療をしたらすっかり治って、余り気にした生活をしなくても戻らない、という人は、おそらくトリガーの数が少なかった人でしょう。
 要するに治りやすい、治りにくい、というのは、反応するトリガーの数に左右される、という事です。

 ですから、治療後は徹底したトリガー対策をする必要があり、数が多い人は専門家のアドバイスを受けなければ、なかなか自分一人では探しきれない事が考えられます。
 また高い自己管理能力も必要とされますので、ある程度意志の強さが必要な病気、とも言えますね。

 私もトリガーが多いし、反応しやすいので大変です。はっきり言って、「面倒」。
 でも高い費用をかけて治療してきたのだから、そのお金を自分でドブに捨てるマネは出来ません。面倒くささとの闘いの病気、とも言えるかもしれませんね。
 それでも最近はタワシをちょっと触っても痒くならないし、その後きちんと手を洗えば、湿疹は出ません。皮膚が厚くなって強くなってきたんですよね。
 皮膚が厚くなると状況もまた変わるので、それまでは徹底した対策が重要です。

人気ブログランキングに参加しています。励ましのクリック、お願いします。

秘密