2006-10-12 08:55 | カテゴリ:アトピー
 アトピーを検索していくとよく「体質改善」という言葉が出てきます。
 果たして体質改善とは?体質改善は可能か?

 「アトピー体質」というのはよく使われる言葉ですよね。アトピーになりやすい体質。これをみんな変えようと必死でいろいろするわけですよね。
 ドクターマセソンもいわゆる「アトピー体質」というのはあり、ある種のバクテリアと取り込み、増殖させてしまうものだという事です。この体質というのは、遺伝的な素因があり、ドクターの初診の時には必ず家族の中でアトピーの人はいないか、訊かれます。
 ドクターが言うには、アトピー体質そのものを変える事は今の段階で無理だ、という事です。
 私の解釈になりますが、アトピー体質自体遺伝になるため、アトピー体質を変えるとしたら遺伝子治療になっていくと思います。すでにネット上などでもちらっとアトピーの遺伝子治療の話は出ていますし、どこか別のところでも聞いた事があります。だとしたら、いわゆる西洋医学の中でアトピー体質を変える事は可能か・・・?遺伝子治療の分野を除けば答えはNOだという事になります。

 では「東洋医学」の中ではどうか。
 こちらは私は専門知識はありませんので、私が調べてきた事と経験から、になりますが、やはりこちらもおそらくNOでしょう。
 私は5年間、漢方薬を飲み続けました。そのうちの3年以上はアトピーに関してはかなりのレベルと思われる医師の処方の元です。でも、私のアトピーを制する事は出来ませんでした。
 漢方薬の作用はかなり強いものです。即効性もあるものもありますし、効く薬を飲み始めると3日以内に何らかの変化を感じていました。漢方薬の元は多くは植物です。
 よく知られている事ですが、強心剤(心臓の薬)でジギタリスという薬があるのですが、これは英国で心臓の薬用植物として用いられてきましたが、近代医学で薬として作られるようになりました。資料
 漢方薬は神秘的なように感じるかもしれませんが、科学の力で丹念に検証していけば西洋医学的な解釈も可能のように思います。
 東洋医学はそれだけで素晴らしい医学だと思いますが、診断や処方が難しいので、優れた医師を見つけるのがもっとも困難だと思います。
 という事は、東洋医学の中でアトピー体質を治す事が可能かどうか、すなわち遺伝子治療並みの漢方薬での治療は可能かどうか、という事になると思います。
 もし可能だとしても、その方法を知っているのは誰か、という事になるでしょう。
 これが現実的かどうか、です。

 よく腸内環境の正常化、とか、水の事、食べ物の事、入浴、それらで体質改善をしてアトピー体質を治そう、という事は言われますが、可能かどうか、です。
 私見になりますが、それらで良くなった、という場合は、おそらく免疫と絡んで、体の治癒の力が強くなった、という事でしょう。もちろんこれは、漢方薬での治療ともつながっている可能性もあります。
 病気は体の抵抗力とのバランス、という場合も多々あります。アトピーの原因がバクテリアの感染ですから、劇悪化した人の場合、ストレスがきっかけだというのに思い当たる人も少なくないと思います。(私もはっきり、あの時だ、と思い当たります)
 腸内細菌の正常化、入浴、など全員に効果がないとは思いませんが、これらでアトピー体質が変わる、とはちょっと別物だと思うのです。アトピーに遺伝的素因があるとすれば、これらが遺伝子治療の効果を持つか、と考えれば・・・。これらは体の治癒能力を高めるのに一役買う事はあると思いますが、根治に直接結びつくのは、私は難しいと思います。

 妊娠や出産を機にアトピーが良くなる、という人もいます。妊娠や出産の時には、ホルモンががらっと変わります。妊娠していなくても生理の関係でアトピーが良くなったり悪くなったりする人がいるでしょう。ですから妊娠や出産の時にぐっと良くなった人の場合は、その時に炎症類が止まり、皮膚のバリア機能が復活すれば、再度悪くなりにくくなると思います。
 妊娠出産を機にアトピーが治った、という人もいますが、悪くなる人もいますし、数年後にアトピーがじわじわ出てくる、という話もあります。
 また、トリガーであるアレルギーが変わる、という事もあるかもしれませんね。アレルギーは突然なったり、治ったりするわけで、まだまだ解明されていませんが、アレルギーが治り、トリガーにならなくなれば、あとは感染状態から抜け出たらアトピーが治ってしまうこともあり得ると思います。

 「アトピー体質が治った」というのは、検査できませんよね。ですからある時期アトピーで苦しんでもそのあと良くなり、死ぬまでアトピーが出なかったとしても、本当に治ったかどうか、は、実はわからないのです。
 ちょっと前にブログで何人かの方が「完治とは?」というのを書かれていましたが、完治、というのは明確な定義がありません。薬が不要になり、痒みなどの症状もなくなり、見た目も生活も全く普通になる事、そしてその期間がある程度長い事というのが大方のご意見でした。
 私もそれでいいと思います。
 では「根治」は、どうでしょう?
 「根治」の定義は何でしょうか?一生アトピーに何があってもならない、そしてそれが何かで証明できる、という事になると思います。でも、ふと思ったのですが、根治できる病気って少ないと思いませんか?
 風邪も「根治」とは言わないし、骨を折って治っても「根治」と言わないし、結核も治療をしても再発する事があり「根治」した、とは言えなくなってきていますし、ピロリ菌を除去してもピロリ菌を「根治した」とは言わないし・・・。「根治」って医学においては徐々に古い言葉になってきているのかもしれません。
 ひたすら「根治」を追い求める人がいますが、それよりもまず「完治」を手に入れて、根治する事が可能になったらその方法をやってみたら良いんじゃないでしょうか・・・?

 完治しました、という方も、ちょっとしたきっかけでアトピーが顔を出す事がありますが、ほとんどの方が原因を突き止め、それらをコントロールし、自分なりに解決する方法を見つけ出しています。そして多少のアップダウンをしながらも一定のラインを保ち、日常生活に支障をきたさずに生活しています。
 それはドクターマセソンの治療を受けた私達も同じです。
 
 「アトピー体質」「体質改善」というのは、日本人の心に響きやすい言葉のようで、その言葉に翻弄される人が少なくありません。当然アトピービジネスの中でも多用される言葉です。私はこの二つが入っている情報は、ほとんど疑ってかかっていました。
 皆さんもどうぞ、気をつけてくださいね。

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お知らせ

 ドクターマセソンの特別レクチャーですが、まだ少し席が残っているようですね。
 大変貴重な機会ですし、疑問点の多くが解決されるような内容になるようです。一般の人向けに話されるようですが、特に医療関係の方には、非常に有益のように思います。
 治療を迷っていらっしゃる方、大金をどぶに捨てるのでは?と思っていらっしゃる方は、納得できるかどうか、出席されるといいと思います。また家族を説得できない方も、ご家族を連れて出席されるといいのでは?と思います。

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