2006-09-13 10:27 | カテゴリ:USA治療の方へ
 今までの「こうすれば良かったなぁ」という反省も含めて、思い返してみたいと思います。

・治療後一年〜一年半は、皮膚の状態を最優先する。
  私は他科の治療を帰国後時期に始めました。その治療の兼ね合いで、ショートバースト(ステロイドの内服)するべきタイミングを外用薬で我慢して過ごしたので、これは回復を遅らせる大きな要因になったと思います。その他科の治療は十分待てる治療だったので、まずは皮膚の状態を最優先にするべきだったな、と思います。
・ステロイドの使用をためらわない。
  帰国して悪化してきた時、大した症状で始まらないので、(もしくはアレルギーで急に悪化したりしますが)いちいちTACを塗るのが面倒だったりして、消えるかな〜、と様子を見ちゃったりしていました。でも、これは良くないな、と反省しています。
 まずはすぐにTACを塗る。クラリティンやドキセピンを使う。様子を見て上手く改善されてこなかったら、ドクターに写真を送って指示を仰ぐ。
 わりと簡単な事ですが、様子を見すぎちゃうことが多いんですよね。
・ショートバーストをためらわない。
  ショートバーストはドクターの指示の元なので、自己ケア、とはちょっと違いますが、日本のステロイドの処方で怖い目にあっている私達としては、最初のショートバーストはかなり怖いです。でもドクターの処方であれば大丈夫です。ですから指示通りにしましょう。
 それと写真を送るのをためらわないでください。ちょっと待てば良くなるかも・・・と、私も何度か思いましたが、たいていダメだったのと、ショートバーストが遅れると、皮膚の損傷も酷くなるので、その厚みまで持ってくるのにまた、時間がかかります。早めに指示をもらってショートバーストをしていった方が、結果的に短い時間で完治状態まで持っていけると思います。
・ポツポツっときたらクラリティン。
  クラリティン、一日一錠だと思っていたら、酷い時は二錠までOKだそうです。朝・夕など時間をあけて、飲みます。一日一錠でもいける時はいけるんですけどね。
・洗濯はマメに。タオル交換もマメに。
  一度袖を通したものは、脱いだら再び着ないようにしています。バスタオルなども一度使ったら洗濯です。タオルは洗面所とキッチンに常備していますが、二人暮しでも一日に2回以上交換するようにしています。
・手湿疹が酷い時は、ティッシュペーパーやキッチンペーパーで、手を拭く。顔も同様に。
  結構タオルが悪化原因なので、不経済ですが手を拭いたものは使い捨ての方がいい時があります。一時、額に炎症と皮剥けが根強い時があったので、ティッシュペーパーで拭いていました。
もったいない、と思ったら、それで鏡を拭いたり、窓枠を拭いたりしてから捨てます。
  手湿疹ついでに。私は「イソジンウォッシュ」という皮膚洗浄用のイソジンを買ってあります。これで一日1〜2回、丁寧に手を洗います。軽いものならこれで良くなってしまう事もよくありますよ。ただ思うのですが、イソジン消毒は、ある程度皮膚の厚みがあって、バリア機能が残っている状態でないと効果がないように思います。
・水仕事は必ず木綿の手袋、その上にゴム手袋を着用して行う。
  すごく面倒でも必ずしないとダメです。素手でスポンジやタワシを持つのは最悪で、必ずその後痒くなります。この時の木綿の手袋は、一度はめて、外したらそのまま洗濯へ回します。その為、木綿の手袋、大量に買ってあります。ホームセンターやワークマンなどに安いものがたくさん売っているので、それを買っています。
・汗の始末
  汗が原因で悪化する人がやはり多いようです。汗をウェットティッシュで拭く、出来ればシャワーを浴びる、というのがベストです。でもなかなか、という場合。
  ウェットティッシュはいわゆる「おしりふき」のものも、持ち歩くと便利です。これは絶対流せるタイプのものがお勧めです。普通にウェットティッシュとしても使えますし、ウォシュレットが無いトイレでも活躍します。性器の周囲は不潔になりやすい所でもあるし、夏場は汗もかきます。
  流せるウェットティッシュは、ネピアから大人用のおしり拭きとして売っていますが、それより、赤ちゃん用のものが安いですよ!
  短時間ですまない外出の時は、着替えを持っていき、着替えるのをお勧めします。トイレで流せるウェットティッシュで汗を拭いて、少なくとも下着を全て交換します。着替えは手間ですが、やはりさっぱりしますし、体も楽になりますよ。
  また、私は小さなアイスパック(保冷剤)を携帯する事が多いです。ハンドタオルに包んで、首や脇の下などに当てます。気持ちいいし、首は頚動脈、脇は腋窩(えきか)動脈など、太い動脈が浅い所にあるので、そこに当てると体温もわずかでも早く下がります。気持ちいいし、汗も止まりやすくなるので、お勧めです。
・シャンプーの時、顔と首は先に洗い、その後、シャンプーをする。
  私はずっと、シャンプーをしてから顔や首を洗っていたのですが、この順序を反対にしてみたら、首や額のしつこい皮膚炎が消えてきました。シャンプーを先にすると、無意識に生え際や襟足などに洗い残し、すすぎ残しが出るようです。
  ちょっとの事なのですが、意外な程効果を上げました。
・悪化の時、トリガーがわからなかったら、アメリカオフィスに直接電話をするのもお勧めです。
  アメリカオフィスは、帰国後の悪化の時、みんな連絡が行くので、情報が集まっています。メールで相談するのもいいですが、直接電話をすると、新しい情報も聞けるし、他の人はどうなのかしら・・・、というのもわかります。それに何よりとても気持ちが落ち着きますよ。
 また問題も一緒に整理してもらえたりするので、何度か悪化を繰り返しているような人は、直接話してみると、思った以上のアドバイスがもらえたりします。
  
 書き残しがあるかもしれませんが、思いつくままに書いてみました。
 帰国後、多少トラブルはあると思いますが、私の失敗を参考に、出来るだけ短時間で完治状態まで辿り着いて欲しいと思います。

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