2006-08-18 23:10 | カテゴリ:漢方医の選び方
 今日、金スマで松居一代さんが出て息子さんのアトピーについてやっていましたね。
 私が帰国してからドクターマセソンの治療を受けるまでの約4年、私は「鶴治療院」という所にかかっていました。ここは確か、松居一代さんの息子さんがかかっていた所だったと思います。私の治療をしてくれていた漢方医(中医師)は違う漢方医でしたが、松居一代さんの息子さんの漢方医が信頼している、という医師でした。
 私はそれまで5人の中国人医師にかかっていましたので、いい医師の見分け方、というのもわかっていて、私がかかった鶴治療院の中医師はアトピーの治療では、中医学の中でもトップレベルだと思いました。
 ここの中医師に処方してもらった薬を飲み始めて、ほとんど寝たきりのように一日を過ごしていた私が、起きられる様になりました。体力が補充され、症状が軽減したのです。
 それからはぼちぼち社会復帰していきました。4年間以上、昨年の5月半ばまで、ほぼ欠かさずに薬を飲み続けました。他にこの医師処方の塗り薬や入浴剤も使っていました。
 デートの時も旅行の時も、たいてい水筒に入れて持っていき、結婚後の長期の旅行の時は、カセットコンロとなべを持っていって、漢方薬を温めて飲みました。
 でも正直、アトピーに対する漢方薬の限界みたいのを感じていました。
 炎症が強くなると当然症状が重くなり、漢方薬は体を冷やすものが処方されます。でも、アトピーの原因を「冷え」とするならば、温めなくてはならないのです。この加減がどうしても難しく、体を温める処方をすれば悪くなり、今度は冷やす処方をする、けれど長く処方を続けるわけにはいかないので、また様子を見ながら温める処方をする、という繰り返しになっていきました。
 同時に私は強い生理不順があり、漢方薬にもその治療を織り込んでもらっていたので(結果的にアトピー改善にも役立つ)、純粋にアトピーだけを考える処方、というわけにも行かなかったようです。
 また生理とアトピーは関係します。女性ホルモンがアトピーに影響するのです。だから第二次成長後の女性のアトピーの治療は難しいでしょう。
 費用の負担も正直、重かったです。月に3〜5万ほどかかるし、症状が変わるとそれまでの薬では効かなくなるので、薬を変えてもらわなくてはなりません。
 漢方薬をロンドンで始めて6年ほどになるのに、治らない・・・。
 私の中に不安が常にありました。中医師が帰国してしまうのではないか、治らなければ10年先、20年先、今の中医師にかかり続けるのは難しいだろうから、別の中医師を探さなければならなくなる。費用の負担も働けるうちはいいけれど、年金生活になっても毎月3〜5万円の費用は重すぎる。
 症状もアップダウンがあって、悪化すれば家事も出来なくなってしまう。もし子供が生まれてこの状態では、一人ではやっていけない。

 そんな中でアトピーアソシエイションのHPを見つけ、渡米してドクターマセソンの治療を受けるのを決意したのでした。
 
 鶴治療院で治る人もいるのもわかるし、治らない人がいるのもわかります。どうしても日本で治療する必要があり、日常生活が何とかなればいい、と思っている人にはいいかもしれません。けれど、やっぱり私は状況が許す限り、また完治を目指す人はドクターマセソンの治療を受ける事をお勧めします。
 私が漢方薬にかけてきた費用、交通費を計算すると、米国での治療費を越えてしまいますし、治るかどうか、ある程度の期間、中医師の処方を飲んでみないとわからないからその分、体の負担も辛い事と、悪くなった時、必ずしも処方された漢方薬がドンピシャの処方とは限らないからです。
 
 久しぶりに漢方薬を飲んでいた頃の事を思い出しました。半ば忘れていたなぁ・・・。去年の5月まで飲んでいたのに・・・。
 今はあの漢方薬を煎じなくてもいい、飲まなくてもいい、出かけるとき、漢方薬の心配をしなくていい、という生活は、開放された生活です。

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