2006-01-06 10:58 | カテゴリ:アトピー
 「効く人には効く」
 このフレーズは、アトピー関連のブログやHPでよく見かけます。でも、同じ病気に集約されているので、共通の機序が必ずある筈で、なんか違うな、と感じていました。それよりも効く人と効かない人の差は、どこにあるのだろう?と、ずっと考えていました。

 私は、
「これがアトピーに効いたって」
という情報をもらうと、必ず、どんな人が効いたのか、確かめていました。途中で、重症度の違いが関係すると気がついたからです。ただの乾燥肌を「アトピー」と思い込んでいる人も多かったし。

 まずアトピーの診断がされていて「これが効いた」という情報のほとんどが子供でしたね。
 大人の場合は、男性か女性か、仕事や社会生活はできている人だったか、できている部位はどこか、その辺りまで確認すると、私と同等の状態の人、というのは、ほとんどいませんでした。
 という事は、同じ事をしても効く可能性は低いものだといえると思いました。(ゴミ箱行きの情報)

 私は、子供のアトピーの場合は、成人とは少し違うと思っています。というのも、子供は非常に展開が速く、一旦治るペースに入ると、みるみる良くなります。(悪くなるのも早いですが)私がそれと同じペースで良くなる事は、考えられません。
 それと、もう一つ重要なのは、第二次成長前、という事です。
 女の人のアトピーの人は、生理の周期に絡んで調子が悪くなる人、結構多いと思います。普通の人でもニキビができたり、肌のつやが変わったり、という風に、肌と女性ホルモンは関係が大きいですから、アトピーの人が左右されるのは当然なのです。
 男性の場合は、生理がない分、悪化の条件が一つ減るので、女性に比べて治りやすいといえると思います。また、代謝率も女性に比べれば大きいですから、新しい皮膚のでき方も若干違うだろうし、私と同じ条件、とは、思えなかったので、「いい」という人の言う事は、重症度もかなり違っていた事もあって、話半分に聞いていました。

 顔のアトピーが主な症状の人の場合も、私とは違ったので、話半分に聞いていました。ほとんどが化粧品に絡む情報だったので、顔のアトピーの人は、さぞかし化粧品にお金をつぎ込む羽目になってしまったのではないかと思います。

 「効く人には効く」というのも、もう一つ踏み込んで、同等の条件かどうかをしっかり聞けば、なぜか、は別にしても、振り回されるのは減ると思います。

 「効く人には効く」というのも、それがなぜなのか、という事の方が私の頭にずっとありました。その疑問を頭に置いておいたのは、アトピーアソシエイションのHPを読んだ時、とても役に立ちました。
 原因はバクテリア、というのが本当かどうか、それは結構大きな判断だったからです。
 いろんな療法で効いた、というのが比較的多い方法は、ほとんどが消毒だったような気がします。少なくとも、病院での治療で、医療従事者の間で噂になっていたのは、イソジン消毒、強酸性水での消毒だったし、木酢液、竹酢液での入浴も消毒と考えられるし、温泉も消毒効果があるし、幼い時に海に行ってアトピーに改善が見られたのも、海水の消毒効果が考えられると思いました。
 また、バクテリアの存在は、既に日本でも報告されているので、少なくとも、アトピー患者の皮膚に多く存在するのは、わかっていた事です。
 とすると、全てを信じる、信じないに関わらず、少なくともバクテリアと直接関係がある可能性は高い、と思いました。

 では、なぜ私は、イソジン、強酸性水、木酢液、竹酢液などで、治らなかったか。
 実はその疑問は最近、解けました。
 アトピーアソシエイションのブログ12/7,12/12の記事に書いてありました。私の重症度は、やっぱりなかなかだったのかもしれない、と思いました。

 「効く人には効く」といって、諦めの気持ちになってしまう人も多いと思いますが、本当に正しい治療は、「効く人には効く」というものではありません。以前にも述べたように、治療成績がそれを物語る筈です。

 話は変わりますが、ステロイド内服3日目です。気になっていた湿疹もほとんど消えました。体も楽になったのか、夜の眠りがいつもより深くなったように思います。
 去年の7月にも一度内服していますが、日本の治療のように、代償は何も払っていないので、今回も同じでしょう。
 今のところ、飲み忘れもなく、順調です。

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