2005-12-19 08:33 | カテゴリ:アトピー
 何か病気が起こったら、解剖・生理に基づいて何が体に起こっているのかを、正確に知る必要がある。これは本来医師の仕事だが、うまく説明している人があまりいないようなので、看護師レベルの知識で、説明してみようと思う。

 まず、皮膚がどんな風に出来ているか。
 皮膚の構造について

 ここから考えると、アトピー患者の皮膚は、掻き壊す事によって、また、誤った使い方のステロイド剤によって皮が剥け、真皮まで損傷している場合が少なくない。中には皮下組織が剥きだしになっている人もいる、ということまで聞く。骨に近い所だったら、骨が見える可能性だって無きにしもあらずかも(極論だけど、イメージです)。
 こういった状況だと、皮膚のバリア機能は既にないし、皮脂腺や汗腺の働きにまでもちろん影響を及ぼしているだろうし、眉毛が抜けたり、毛が抜けたり、生えなくなっている人も少なくなく、損傷や機能不全は、真皮層の下の方まで影響している事が考えられる。

 下の層まで剥き出しになっていたら、皮膚は簡単に傷つくし、ばい菌も付きやすく繁殖しやすい。アレルギー物質も容易に付き、皮膚はすぐに反応してしまう。
 体液の滲出が止まらない人もいる。私も、状態が悪くなると体液が出てしまい、服を濡らす事があった。包帯を巻いている人は、出血と共に、体液も出ていると思う。
 血管と共に、リンパ管なんかも、損傷しているんだろうな・・・。
 水分と共に熱もどんどん放出され、結果としてアトピー患者は「冷え」に悩まされるようになる。

 このような状態で、保護するものを何も付けないとしたら、過敏な皮膚を剥き出しにしたままになり、アレルギー反応は止まらないし、ばい菌が繁殖して、更に回復を遅らせる。(傷口にばい菌が入った状態をイメージして欲しい)感染の可能性を更に高め、酷くなれば、熱が出る人もいると思うし、全身状態の悪化にも十分つながる。
 そういった事を考えると、「アトピーは死なない」という医療界の常識だって、怪しいものだ。

 ただ、脱保湿が成功する人がいるらしい。
 次回はこれについて考えてみよう。

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秘密

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