2005-12-08 21:42 | カテゴリ:脱ステ・ステロイド
 前回の記事で、パサラさんから質問があったので、それについて回答がてら記事を書いてみます。

 私の治療についてですが、ステロイドに関してだけ、書いてみます。アメリカでは、初日にステロイドの注射をしました。これは、約4週間で効果が切れるものです。
 滞在中にステロイドの外用薬が出て、それは、皮膚が固くなったところに塗るものでした。(今も同じ薬を使っています)それは、滞在中、後半はほぼ毎日塗っていました。帰国後は3種類の外用薬を部位に合わせて使い分けています。
 ステロイドの内服は、7月中に一度しました。9日間のスケジュールで飲み、もちろん副作用は特にありませんでした。このときの詳細は、こちらの記事で。
 それ以来、一度も内服はしていません。

 現在のステロイドの使用状況は、どこかしらに、毎日塗っています。どうも汗や雑菌ですぐに反応してしまい、皮膚の厚みが完璧ではないので、まだ、もうしばらく必要です。一度、スーパーバイザーに連絡したのですが、通常だとステロイドの内服薬が出るけれど、私の事情の場合(現在、皮膚科以外に通院している)は用いない方がいい、という事だったので、外用薬で対処しています。

 こうしてステロイドだけに焦点を当てて書くと、なんだかステロイド使いまくって治療しているように見えると思いますが、日本での治療と全く違います。
 
理由は
1.アレルギーの治療と平行している。
2.悪化したり、湿疹が出てきたら、ステロイド使用と同時に、その原因を見つける。(必ず見つかります)
3.外用薬は、皮膚の厚さを考慮して、吸収度が低いものを用いている。(ステロイドの強さではなく、体に吸収される率の事)
4.内服薬に関しては、きっちりスケジュールがくるので、漫然と飲み続ける事もなく、短期集中で良くしてしまって終了する。
5.入浴など、スキンケアの指導があり、それを守っている。むしろこれがメインの治療。
6.ステロイドを使用する目的がはっきりしている。
 アメリカ滞在初めの注射に関しては、出ている炎症、湿疹などをしっかりと抑えて、皮膚の状態を集中的に良くする事でした。外用薬に関しては、もぐら叩きの様に出てくる湿疹を早めに抑えていき、皮膚が厚く、丈夫になっていくのを助けるのが目的です。

 日本で使用していた外用薬は、塗ると皮膚がむけたんです。で、どんどん皮膚が薄くなって、所々、変な硬さが出てきました。けれど、ドクターの処方の薬は、同じステロイドにもかかわらず、皮膚が厚くなるのを邪魔しないし、ドクターからは、皮膚の硬さを取る事を目的としても使う事を指示されました。もちろん、結果も出てきています。

 アトピー体質は、一生変わらないので、再発や悪化は今後も考えられますが、早めに対処して酷くさせないようにして、皮膚の健康な厚みを維持する(=健康な肌と同じ)事ができれば、全く問題ないですよね。
 西洋医学の中で治療しようと思ったら、ステロイド皮膚症でなく、本当のアトピーであれば、ステロイド使用は必至です。ですから、いたずらに怖がらず、正しい知識を持って欲しいと思います。

※今使用しているステロイド外用薬などの詳細は、アトピーアソシエイションのHPに載っています。

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