独断と偏見で 3
・ 合成洗剤、界面活性剤はダメ
自然派の話ですが、最近はやっと下火になってきたように思います。突き詰めると接触性アレルギーの話になるので、合う洗剤と合わない洗剤がある人が多いと思います。ドクターマセソンからは、成分の数がシンプルなものがリスクが小さい(多いとヒットする可能性が高くなる)と言われています。それでもヒットしちゃう人は、とにかく探すか、お湯で洗うという人もいます。
シャンプーやボディソープなども同じですね。
・漢方・東洋医学
西洋がダメなら東洋を、と漢方薬や東洋医学(鍼灸や瀉血など)に行く人も多いと思います。私も漢方薬使ってましたから大きな事言えないですが、結論として、治らなかったですね。今思えば当たり前ですが。
私が行っていた鶴治療院は塗り薬はステロイドが入っていてニュースに出てしまいました。私はバラクリームはあまり使ってなかったです。生薬の飲み薬を使っていましたが、結局はステロイドと同じ作用を生薬で出すだけでした。(ですからセミの抜け殻等入っていても、やめるとリバウンドが出ました。)当時は仕方なかったとはいえ、お金を無駄にしてしまいました。
東洋医学、といってもアトピーにおいては抗炎症作用をいかに出すか、それだけのように思います。アトピーやアレルギー根治の為に世界の名だたる製薬会社が何十億もかけて薬を開発しているのに、東洋医学や漢方薬が勝てるわけないと思います。ですから使用を検討している方にはお勧めできません。
・オーガニック食材
農薬で湿疹が出る人もいるかもしれませんね。そういう人がオーガニック食材に切り替えたら皮膚が良くなる、という事もあると思います。ただその人はアトピーではなく、農薬による何らかの皮膚障害であって、生まれついてバリア機能が作れないアトピー体質の人のアトピー性皮膚炎とは本来、診断が異なる可能性が高いように思います。テレビで中国人の人も農薬で皮膚に症状が出ている人が出ていました。
農薬が付いた野菜を触る事によって、接触性皮膚炎の手湿疹を起こしている人もいるかな、と思いました。
数か月前テレビを見ていたら、かんきつ栽培でEUに輸出しようとしたら農薬の値が高すぎてダメで、EU向けには別の畑でEU向けに作っていると言っていました。苺も台湾に輸出しようとしたら農薬の値が高すぎて輸出できなかったそうです。
農薬は気にするときりがないので、出来るだけ皮を剥くようにしている程度で、普通にスーパーで買っています。
・温泉
温泉は湯治によって皮膚から水分の吸収が図られる事、お湯に殺菌作用があれば皮膚の感染が良くなる事、環境が変わる事によって、カビや埃などのアレルギー症状が緩和される事、温泉地の環境でストレスが減る事などから、温泉療法は効果があった、などの口コミは多くありますね。
でも温泉の環境によって逆に感染症を移されるリスクもあります。私はむしろこちらのリスクが怖いです。一般客でも温泉で感染を移されるケースは少なくなく、入院患者さんで蜂窩織炎になって足がパンパンになってしまった人をよく見ました。
・紫外線療法
これは紫外線の殺菌作用で感染症を改善するのを目指しているんじゃないかと思います。でも感染症をターゲットにするなら菌を調べて抗生剤投与の方が優れているし、紫外線そのものがトリガーとなってアトピーが悪化してしまうリスクもあるかもしれないと思います。今でも続けている病院があるのは、設備投資してしまったので回収したいという経営的な側面もあるのでは?なんて思ったりしちゃいます。
・活性酸素除去など
丹羽療法のSOD製品など有名ですね。健康にいいのかもしれませんけど、解明されてきているアトピーの仕組みを考え合わせると、直接関係があるようには思えません。クリームとかは接触性皮膚炎の問題が無ければ「保湿」にはいいのかもしれませんけど、セタフィルローションとかの方が圧倒的に安いですよね。SOD関連商品は、治る理由も見つからないし、使った事も無いので効果はわかりません。
・整体・カイロプラクティック
眼中になかったので、調べた事が無かったですが、これかな。http://www.dan15.jp/14428664692455歪みを取って、臓器を健康にする→アトピーが治る、というわけですね。
アトピーは内臓の病気ではありませんし、整体は事故が怖いです。友達が整形外科に勤めていて、整体で傷めた、という患者さんが後を絶たないと言っていました。
「ゆかりちゃん、危ないから整体は絶対やめた方がいいよ」
とアドバイスをもらっていました。
アトピーで悩んでイチかバチか、にしても、リスクが高すぎます。アトピー以前の問題ですよね。「整体師」は国家資格ではないので教育レベルが怪しいように思います。私はこれからも行く事は無いでしょう。
・プラセンタ
胎盤ホルモンですよね。女性ホルモンの作用によって皮膚がしっとりするかもしれませんが、渡米治療の情報によると、生理がガタガタになり、渡米治療で良くなっても、生理のトラブルからアトピーが悪化しやすく、完治状態にするのに時間がかかると聞いた事があります。
安全性の問題もあり、勧める医師のモラルに疑問があるケースも耳に入ります。
・水素水
調べていて笑っちゃったのがこれです。http://www.skincare-univ.com/article/006580/
内科の先生が書いているのですが、今年5月国民生活センターがはっきり効果を否定しています。http://biz-journal.jp/2016/05/post_15145.html推奨していたこの先生は信用出来ないって事になりました。医学部出ていると思うんですが。。。
以上、これ位かなぁ。まだ治療法ってありましたっけ?
民間でお金とって治療を勧めている所は、間違いに気付いても生活が懸かっているので修正する事が出来ません。代替医療を勧めている病院も同じです。設備投資してその回収もあるし、スタッフに給与を払っていかなくてはなりませんから、それが良いと言い続けるしかないのです。そうした事情を念頭に情報を見るといいかな、と思います。
あと実験でアトピーになったマウスは客観性を持つのにいいと思います。これをやったらマウスは治るかな?と思ってみるのです。カイロプラクティックでマウスのアトピーは治るかな、と。そうするとあほらし、という治療法も出てきます。
自然派の話ですが、最近はやっと下火になってきたように思います。突き詰めると接触性アレルギーの話になるので、合う洗剤と合わない洗剤がある人が多いと思います。ドクターマセソンからは、成分の数がシンプルなものがリスクが小さい(多いとヒットする可能性が高くなる)と言われています。それでもヒットしちゃう人は、とにかく探すか、お湯で洗うという人もいます。
シャンプーやボディソープなども同じですね。
・漢方・東洋医学
西洋がダメなら東洋を、と漢方薬や東洋医学(鍼灸や瀉血など)に行く人も多いと思います。私も漢方薬使ってましたから大きな事言えないですが、結論として、治らなかったですね。今思えば当たり前ですが。
私が行っていた鶴治療院は塗り薬はステロイドが入っていてニュースに出てしまいました。私はバラクリームはあまり使ってなかったです。生薬の飲み薬を使っていましたが、結局はステロイドと同じ作用を生薬で出すだけでした。(ですからセミの抜け殻等入っていても、やめるとリバウンドが出ました。)当時は仕方なかったとはいえ、お金を無駄にしてしまいました。
東洋医学、といってもアトピーにおいては抗炎症作用をいかに出すか、それだけのように思います。アトピーやアレルギー根治の為に世界の名だたる製薬会社が何十億もかけて薬を開発しているのに、東洋医学や漢方薬が勝てるわけないと思います。ですから使用を検討している方にはお勧めできません。
・オーガニック食材
農薬で湿疹が出る人もいるかもしれませんね。そういう人がオーガニック食材に切り替えたら皮膚が良くなる、という事もあると思います。ただその人はアトピーではなく、農薬による何らかの皮膚障害であって、生まれついてバリア機能が作れないアトピー体質の人のアトピー性皮膚炎とは本来、診断が異なる可能性が高いように思います。テレビで中国人の人も農薬で皮膚に症状が出ている人が出ていました。
農薬が付いた野菜を触る事によって、接触性皮膚炎の手湿疹を起こしている人もいるかな、と思いました。
数か月前テレビを見ていたら、かんきつ栽培でEUに輸出しようとしたら農薬の値が高すぎてダメで、EU向けには別の畑でEU向けに作っていると言っていました。苺も台湾に輸出しようとしたら農薬の値が高すぎて輸出できなかったそうです。
農薬は気にするときりがないので、出来るだけ皮を剥くようにしている程度で、普通にスーパーで買っています。
・温泉
温泉は湯治によって皮膚から水分の吸収が図られる事、お湯に殺菌作用があれば皮膚の感染が良くなる事、環境が変わる事によって、カビや埃などのアレルギー症状が緩和される事、温泉地の環境でストレスが減る事などから、温泉療法は効果があった、などの口コミは多くありますね。
でも温泉の環境によって逆に感染症を移されるリスクもあります。私はむしろこちらのリスクが怖いです。一般客でも温泉で感染を移されるケースは少なくなく、入院患者さんで蜂窩織炎になって足がパンパンになってしまった人をよく見ました。
・紫外線療法
これは紫外線の殺菌作用で感染症を改善するのを目指しているんじゃないかと思います。でも感染症をターゲットにするなら菌を調べて抗生剤投与の方が優れているし、紫外線そのものがトリガーとなってアトピーが悪化してしまうリスクもあるかもしれないと思います。今でも続けている病院があるのは、設備投資してしまったので回収したいという経営的な側面もあるのでは?なんて思ったりしちゃいます。
・活性酸素除去など
丹羽療法のSOD製品など有名ですね。健康にいいのかもしれませんけど、解明されてきているアトピーの仕組みを考え合わせると、直接関係があるようには思えません。クリームとかは接触性皮膚炎の問題が無ければ「保湿」にはいいのかもしれませんけど、セタフィルローションとかの方が圧倒的に安いですよね。SOD関連商品は、治る理由も見つからないし、使った事も無いので効果はわかりません。
・整体・カイロプラクティック
眼中になかったので、調べた事が無かったですが、これかな。http://www.dan15.jp/14428664692455歪みを取って、臓器を健康にする→アトピーが治る、というわけですね。
アトピーは内臓の病気ではありませんし、整体は事故が怖いです。友達が整形外科に勤めていて、整体で傷めた、という患者さんが後を絶たないと言っていました。
「ゆかりちゃん、危ないから整体は絶対やめた方がいいよ」
とアドバイスをもらっていました。
アトピーで悩んでイチかバチか、にしても、リスクが高すぎます。アトピー以前の問題ですよね。「整体師」は国家資格ではないので教育レベルが怪しいように思います。私はこれからも行く事は無いでしょう。
・プラセンタ
胎盤ホルモンですよね。女性ホルモンの作用によって皮膚がしっとりするかもしれませんが、渡米治療の情報によると、生理がガタガタになり、渡米治療で良くなっても、生理のトラブルからアトピーが悪化しやすく、完治状態にするのに時間がかかると聞いた事があります。
安全性の問題もあり、勧める医師のモラルに疑問があるケースも耳に入ります。
・水素水
調べていて笑っちゃったのがこれです。http://www.skincare-univ.com/article/006580/
内科の先生が書いているのですが、今年5月国民生活センターがはっきり効果を否定しています。http://biz-journal.jp/2016/05/post_15145.html推奨していたこの先生は信用出来ないって事になりました。医学部出ていると思うんですが。。。
以上、これ位かなぁ。まだ治療法ってありましたっけ?
民間でお金とって治療を勧めている所は、間違いに気付いても生活が懸かっているので修正する事が出来ません。代替医療を勧めている病院も同じです。設備投資してその回収もあるし、スタッフに給与を払っていかなくてはなりませんから、それが良いと言い続けるしかないのです。そうした事情を念頭に情報を見るといいかな、と思います。
あと実験でアトピーになったマウスは客観性を持つのにいいと思います。これをやったらマウスは治るかな?と思ってみるのです。カイロプラクティックでマウスのアトピーは治るかな、と。そうするとあほらし、という治療法も出てきます。