プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    ドクターマセソン講演会2014-4

    続きです。
    ーーーーーーーーーーーーーー
    ケーススタディ

    今年は少し変わったケースを拝見したいと思います。

    32歳、男性、東京
    アトピー性皮膚炎は幼児から
    日本での治療は:

    たくさんの外用ステロイド薬
    紫外線治療
    不明の注射投与
    日本製・減感作療法
    アルカリ性水療法

    プラセンタ注射投与
     へその緒を腕に埋め込む治療
     中国漢方療法
     さまざまなサプリメント、亜鉛も含む
     土佐清水治療

    18歳~25歳、プロボクサー、極度の食事制限と運動
    喘息、花粉症持ち
    家族暦:喘息、花粉症とアトピー性皮膚炎有り
    2歳の子供、アトピー性皮膚炎有り、スキンケアを行い始めて軽減

    1日目:オレゴンメディカル・リサーチセンター・ポートランド、オレゴン州受診。
    患者はロコイドを体に塗布している。強いステロイド軟膏は1ヶ月使っていない。

    アレルギー検査結果:多くの空気中アレルギーに反応、木、芝生、雑草、カビ、ダニ、犬、猫に陽性。
    皮膚:アトピー性皮膚炎が顔、手、背中と足には感染も診られる。

    1日目:治療:
    コルチコステロイド注射投与でアトピーを落ち着かせる、
    ドクセペンは睡眠と痒みのために使用
    ムピロシン軟膏とセファレキシン内服薬は感染対処に使用
    お風呂で水分を浸漬、正しいスキンケア開始

    5日目:回復しているが、まだ痒みと赤い首、脇と背中が診られる
    走った後に汗を掻く(運動神経抜群です)
    治療:4日間のデルタゾン内服薬を使用、スキンケアの調節、タックとハイドロコーチゾンを渡す。

    12日目:睡眠が良く取れている、皮膚の状態も良く、スキンケアが上手
    治療:スキンケアの調節と抗ヒスタミン剤を使う。ハイター風呂を始める。

    19日目:走った後に痒みと皮膚の赤みが同じ場所に発生する。
    治療:デルタゾンを3日間追加、スキンケアの調節
    予防タックを1週間に2回、問題箇所に塗り始める。

    26日目:睡眠が良く取れている、痒みが無く皮膚が改善され、スキンケアが上手に出来ている。日本へ帰国し家族に戻る。

    2ヵ月後:渡米治療前に比べるとすごく良くなっているが、右手、唇と背中に炎症。足に毛膿炎が診られる。

    2ヵ月後:治療-デルタゾンのサイクル、手を守る事とフルコナゾール内服薬投与。

    5ヵ月後:治療前に比べると断然良くなっている。
    足の毛膿炎がまだ問題箇所。ローションやプラスティベース保湿剤が悪化させる。背中と足に炎症が診られる。

    5ヵ月後:治療
    デルタゾンサイクル、セプトラDS(抗生剤)は黄色ブドウ球菌感染の疑いがあるので処方する。
    フルコナゾールをもう一度4週間、投与する。
    ハイター風呂の入る回数を増やし、保湿剤をもっと軽く、衣類は大きめの物を着用する事。

    7ヵ月後:額と背中の少ない炎症はハイドロコーチゾンとタックで対処。
    毛膿炎は改善されたが、日本製のローションにより、足に炎症が診られる。

    7ヵ月後:治療
    デルタゾンサイクル、セプトラ抗生剤とフルコナゾールを内服。
    保湿剤はもっと軽い物を探す。
    もし再感染を起こすようであれば、培養検査が必要

    9ヵ月後:体は良い状態を保っているが毛膿炎が前回のお薬投与後から3週間で再発する。
    日本のクリニックでは培養検査不可
    足には殺菌消毒薬、マキロンを使っている。

    9ヵ月後:患者と医者が戸惑う。黄色ブドウ球菌、耐性黄色ブドウ球菌とピチロスポルム系真菌治療を施してある。他の可能性としては;希なグラム陰性毛膿炎
    治療:ミネサイクリンを2週間投与

    10ヵ月後:毛膿炎がやっと再発しなくなる!

    このケースをお見せした理由はポートランドでの治療は回復の始まりであり、日本へ帰国されると様々な悪化要因などを対処する必要が有り、患者によってかなり異なります。
    ーーーーーーーーーーーーーーー

    凄いですね。
    まずこの患者さん、生きててくれてありがとうと言いたいと思いました。日本で出来るありとあらゆる治療をされたのでしょう。へその緒を腕に埋め込む治療とか今、どれだけおかしなアトピー治療が起こっているんでしょうね。

    毛嚢炎の培養検査、なんでダメだったんだろう?検体が上手く取れなかったのかなぁ。患者さんがクリニックのドクターとアメリカ側との間で板挟みにあってしまったんじゃないかと心配になります。

    それにしても、この方は紆余曲折があったにも拘わらず1年かからずに完治状態までの道筋が出来た感じですね。
    この患者さんはまめにカウンセリングを受けて、ドクターの再診もどんどん受けていた様子がうかがえます。おかしい時は相談して確認するのが完治状態までの近道だという事もわかる症例ですね。

    さてさて、今年も終わりになりますね。皆さんにとってどんな年になったでしょうか。
    今年も一年、どうもありがとうございました。

    来年もどうぞよろしくお願いします。

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    ドクターマセソン講演会2014-3

    続きです。
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    FAQ

    Q:エボラなどのケースを聞きますが、渡米するのは安全でしょうか?

    A:現在アメリカ政府が構成した感染予防安全基準が効果あるようなので、多く伝染する可能性は少ないです。希なケースで東海岸のボランティア活動、医療関係者達が東アフリカから帰国された人が感染している恐れがありますが、スクリーニング(検査)を行い、必要な場合は治療をします。

    Q:将来のアトピー治療に対してドゥプリマブはどのように使われていくのでしょうか?

    A:大切なポイントとしては、ドゥプリマブはスキンケアとトリガー削除の代わりにはなりません。皮膚を安定させるスピードを上げ、患者の炎症が再発しにくくなる見込みです。

    まだ理想的な投与期間などのデータがありません。ものすごく高額になる可能性が高いので、重症患者用としてのお薬になる見込みです。

    ドクターベイカー(アレルギー)への質問
    Q:アレルギー治療期間

    A:多くの患者はアレルギー注射を3年から5年は継続します。其の時点で注射を止めても良いかどうか判断します。残念ながら、止めても良いかどうかの検査などはないので、治療経過などを見て方針を決めるしかありません。

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    ドクターマセソン講演会2014-2

    続きです。
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    Dupilumab (Anti-Interleukin-4-alpha) Phase 2 study results
    ドゥプリマブ(Anti-Interleukin-4-Alpha)、
    フェーズ2(第二)研究成果

    ドゥプリマブ
    フェーズ2(第二)研究成果、7月にニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディソンに出版。
    12週間研究、治験:85%の中~重症アトピー患者が50%以上の症状が改善、其の中の40%が無症状かほぼ無症状。
    とても良い安全性
    我々の患者も治験参加している方もいる。効果は良い。

    フェーズ3・ドゥプリマブ治験
    リジェネロン社とソノフィー社(製薬会社)が構成した治験、皮膚科達ではない。
    上手く構成されていないので、強いステロイド外用薬を使用しながらの治験
    日本の患者はリバウンドを起こす可能性がある。

    ーーーーーーーーーーーー
    ドクターマセソンはこの治験に関わっていますが、順調と聞いています。ただ日本の患者さんたちは、ステロイド軟膏を塗り続けていたり、5mgとかの内服薬を長期間飲んでいたり、と既に持っている問題があるため、ステロイドの問題まではドゥプリマブは解決できない事は知っておく必要があると思います。

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    ドクターマセソン講演会2014-1

     今年の講演会は出席できませんでしたので、資料を載せるだけになってしまいます。
     出席された方が書いてくださっているブログもありますので、そちらも参考になさってください。

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    今年に出版された、ジャーナル・オブ・アメリカンアカデミー・オブ・ダーマトロジー(米国皮膚科専門誌)にアトピー性皮膚炎治療のガイドライン(標準治療)更新が出ました。記事が非常に長く、細かく書かれているので主なポイントを説明します。

    診断と査定
    アトピー性皮膚炎に関連する症状
    花粉症
    食べ物アレルギー
    不眠
    うつ病や他の精神神経疾患
    これらを認識、対処する事が重要
    チーム体制が必要

    治療:非薬用局所軟膏・皮膚ケア(スキンケア)
    水分浸漬、入浴
    無石鹸剤クレンザー
    迅速にスキンバリア(保湿)を張る
    漂白剤のお風呂(ハイター・ブリーチ風呂)

    治療:薬用局所軟膏
    長期期間使用を避ける
    強い浸透度のステロイドを避ける
    1週間に2回の予防塗布は効果的

    薬用局所軟膏
    局所カルシニューリン阻害剤(プロトピック、エリデル)
    特定した場合に効果的
    効果に制限有り
    局所抗ヒスタミン剤軟膏
    効果少ない、接触性アレルギーが発生する
    局所抗菌軟膏
    鼻腔内(びくうない)ムピロシン塗布、非常に効果良い
    他の局所抗菌軟膏は治療効果が少ない

    治療:内服薬
    コルチコステロイド(デルタゾンなど)
    短期間使用、炎症を抑える為か他の治療などを施す前に使用
    慢性的使用は不可

    内服薬
    サイクロスポリン(免疫制御剤)
    重症の場合、効果的
    安全性監視・検査必要
    アゾサイアプリン、ミコフェノレート、メソトライクセート
    一貫性が無い効果
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー
    だそうです。
    ドクターマセソンの今までの治療が標準治療化されたと言っても過言ではない内容になっていますね。
    今後、アメリカの教科書も書き換えられるでしょうから、日本の教科書も書き換えられる事になるのでしょう。
    日本人皮膚科医のアップデートには何年もの時間がかかりそうですね。
    ドクターマセソンの治療を信じられない医師は、 the American Academy of Dermatologyを取り寄せて確認されるといいと思います。

    この件に関しては、来年また、改めて書く事にしたいと思います。

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    久しぶりの友達

     講演会は盛況だったようですね。
     内容も濃かったようです。資料だけでも公開できたら、と思っています。

     先日、10年も会っていなかった友達に会いました。彼女は私がアトピーが酷かった頃しか知らなくて、よく遊びに誘ってくれましたが「体調が悪かったらドタキャンするかもしれない」と言う私を厭わずに遊んでくれる友人でした。
     私が結婚したり渡米したりして、スケジュールが合わなくなったので疎遠になってしまっていましたが、たまたま機会が出来て会う事になりました。
     そして開口一番、
    「アトピー、良くなったのね~~!!!!」
    と物凄くびっくりして、喜んでくれました。
     酷くなったアトピーは世間的には治っても知れてる、という認識ですが、私の場合、全くわからない所まできてしまったので、想像もしていなかったようです。
     酷かった頃の写真は一枚も残していないので(先日、最後の一枚を捨てました)、アトピーが酷かった頃の私は、記憶の中にしか存在しなくなりました。

     今年の前半くらいに、実はヘルペスの薬を終了しました。以前一度やめたら帯状疱疹とアトピーが出てきてしまったので、やめるのが怖かったのと、脇腹のつんつんした痒みが時々出ていたのでまぁいいや、と飲み続けていましたが、その痒みの頻度がかなり減ってきたので、これはもしかしたら止めれるかな?と思って飲むのを止めてみました。それからは大丈夫です。つんつんした痒みが月に何回か脇腹に感じますが、特に発疹に発展する事無く、自然に痒みも消失します。
     薬代がかかっていたので、ばんざーい!!と思いました。
     まだ残薬があるので、今後また出てくるような事があれば迷わず再開するつもりですが、今はあまりそんな状況は考えられない感じです。

    Te
    Nec
    El

     今はこんな感じです。腕のシミはかつて掻いた時のがそのままシミになったのが殆どです。若い時は掻かずに我慢すればよかった、とか思いましたが、まぁキャメロン・ディアスもなかなかシミがありますから、44歳ともなるともう普通の人と比べても大差ないな、と思います。今更肩や胸を出すような服もそう着ないです。冷えますから…。
     顔のシミは経年のものです。シミ取りのクリームで悪化させてしまったので(レアなケースらしい)、お化粧する位しか手立てがありませんが、痒みもないし、問題ないのが何よりです。
     こんな感じで落ち着いています。
     
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