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ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    レクチャー2013-3

     今日はレクチャーの3回目ですね。
     アトピーの新薬についてです。

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    Also one of the Frequently Asked Questions: How will the Atopic treatment change in the future with the introduction of Regeneron’s new drug, Dupilumab?
     
    よく聞かれる質問-アトピー治療の未来、リジェネロンの新薬、Dupilumabによってこれから治療は変化していくのか?

    This is a monoclonal antibody developed by Regeneron Pharmaceuticals that binds to the receptor of Anti-Interleukin-4-alpha, a cytokine known to play a pivotal role in asthma and atopic dermatitis.

    これはリジェネロン製薬会社が開発したモノクローナル抗体薬で抗IL4アルファの受容体に結合し、このサイトカインは喘息とアトピー性皮膚炎に重要だと発見されています。

    The results for Phase 2 trials of moderate to severe asthma were published last May. The results were rather dramatic with an 87% reduction in asthma flares and no significant side effects.

    去年の5月に中~強度の喘息に対する第二治験の結果が発表されました。劇的な結果で、87%の喘息低減が診られ、大きな副作用は診られませんでした。

    Currently Phase 2 studies in moderate to severe atopic dermatitis are being conducted in the USA (including our office), Europe, and Japan. The results are already encouraging.

    現在では中~強度のアトピー性皮膚炎に対する第二治験がアメリカ(私のオフィスも含め)、ヨーロッパと日本で実地されています。すでに良い結果を出しています。

    t is very important to note that it is no substitute for good skin care and trigger avoidance. What it will probably prove to do is help stabilize the skin more quickly and make patients less prone to flare. There is yet no data to determine ideal duration of therapy. It will likely be extremely expensive and reserved for the most severe patients.

    重要なポイントとしては、これはスキンケアとトリガー削除の代わりにはならない事です。役目としては皮膚の安定がもう少し早くなり、炎症が起こりにくくなると思います。投与期間はまだデータがないので不明です。かなり高額で強度のアトピー性皮膚炎患者用として発売される見込みです。
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    レクチャー2013-2

     続きです。
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    Additional studies have continued to support the effectiveness of Mupirocin ointment monthly to the nose and bleach baths several times weekly in reducing infection rates and atopic flares. 

    追加の研究などで、ムピロシン軟膏を毎月鼻の穴に塗る方法と1週間に数回のブリーチ風呂から感染予防と炎症を抑える有効性は裏付けされています。

    These studies confirmed that Sodium hypochlorite, the active ingredient in the bleach, has anti-itch properties as well as anti infective ones.

    次亜塩素酸ナトリウムがブリーチの内容成分であり、この物質は痒み止めと抗菌の効果があると研究結果が出ています。
    We have noticed in our own patients a significant decrease in infection rates since instituting these routines as part of our treatment.
     
    我々の患者は、これらの予防治療を実習したことによって再感染率がかなり減少され、治療の一部として継続しています。

    J Clin & Aesth Dermatol: Vol 6, No. 7: July 2013
    J Clin & Aesth Dermatol: 第6、7版:7月2013年
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     ムピロシン軟膏を鼻の穴に塗る事とブリーチ風呂が有効という事ですね。
     ちなみに私は以前勤めていた病院での院内感染の研修で、院内感染担当医師が話をしてくれましたが、配布されたプリントに書いてあったにもかかわらずスルーに近かったです。日本では注目されていないという事だと思います。ですから開業医などは知らない人も多いのではないかと思います。

     ブリーチ風呂に関しては呼び名でまだ少し混乱があるかもしれませんね。次亜塩素酸ナトリウムの事で、日本ではハイターが有名です。(アメリカはブリーチという商品名が有名)ハイターは衣料品用のハイターをお使いくださいね。
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    Researchers isolated and identified a protein from a fungal organism found in sweat that was shown to produce IgE antibodies in atopic patients. They concluded that this protein is a major allergen in human sweat and could cause type 1 allergy in patients with AD.

    研究者達が汗の成分を分離し、その真菌のたんぱく質からAD患者の体からIgE抗体を作る事が判りました。このたんぱく質は人間の汗から作られ、AD患者に対してタイプ1アレルギーを発症させるようです。

    *We have long known that retained sweat on the skin of our atopic patients can produce itching and a flare. That is why prompt removal of sweat has always been so important, particularly during the summer. Now we know a bit more about the science.

    AD患者は汗から痒みや炎症を起こす事は長い間知っていました。そのため、特に夏はすぐに汗を洗い落とす事が重要だと指示していました。この発見で科学的になぜ汗から悪化するのかが判りました。
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     アトピー患者は汗で悪化する事はずっと前からわかっていた事ですよね。ドクターがいつも言っていますが、研究の方が後なんだな、と同感します。IgEの値が高くなってしまう理由の一つが汗、という事がわかったので、汗の管理の良し悪しがアトピーのみならずアレルギーや免疫にも絡んでしまう事がわかりました。
     夏のみならず冬も汗の管理、大事ですね。


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    レクチャー2013-1

     講演会に行けなかった方、午前中行けなかった方々の熱い要望にお応えして、内容を書いてみたいと思います。
     ただこのブログは非公式で私的なブログですので、それを念頭にお読みください。

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    What's new(←ドクターマセソンが医学雑誌などの文献を読んでいて選んでいます)

    ・アトピー性の患者は遅延型接触性アレルギー反応を起こす可能性が高い

    Researchers studied 2008 patients with AD and 297 without AD, who had been patch tested to the standard allergens. They compared results in the AD patients to those without AD.

    2008人のAD患者と297人のADを持っていない患者に通常のパッチテスト(アレルギー性接触検査)を研究のために行いました。ADを持っている方と持っていない方の検査結果を比べました。

    The AD patients had twice as many positive reaction as the nonatopic patients for the following:
    Nickel Sulfate, Cobalt Chloride, and Potassium Dichromate.

    AD(アトピー)患者はADを持っていない患者と比べ、2倍の確率で以下の項目に陽性の反応を示しました:

    硫酸ニッケル、塩化コバルト、重クロム酸カリウム

    These results suggest that patients with AD should be encouraged to avoid exposure to metal allergens, such as nickel and cobalt, both through sustained topical contact and piercing.

    この結果を基にすると、ADを持っている方達は金属系のアレルゲン、ニッケルや塩化コバルト系のものを避ける事をお勧めします。長期期間使う塗り物やピアスなどからの接触に注意してください。


    J AM Acad Dermatol. 2013;69:232-237
    J AM Acad Dermatol. 2013年;69:232-237

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    遅延型接触性アレルギーとは、接触して時間が経ってから症状が出るものをいいます。例えばピアスをしたり、金属製のネックレスなどをして、その時は大丈夫でも数日たってから症状が出たりするような事を言います。時間が経過しているので原因を見つけにくいです。そのため、日記をつけるのが効果的と言われています。
    自分の記憶ってアテにならない所があるので、記録は大事です。(ゆかり)

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    メチルイソチアゾリノンからの接触性皮膚炎

    The American Contact Dermatitis Society has chosen this compound as the contact allergen of the year for 2013.

    アメリカ接触性皮膚炎協会が2013年度の接触性アレルゲン代表としてこの物質を選びました。
     
    *Methylisothiazolinone is a preservative found in many personal care items and cosmetics. It is being used more all the time, and not always on the label of the product.

    メチルイソチアゾノリンは防腐剤として使われており、ケアー用品(リップバーム、ローションなど)やコスメに入っている場合があります。この物質は最近にたくさんの商品に使用されており、必ずしも内容成分ラベルに書いているとは限りません。

    There is not a standard test for it yet. The message for patients with persistent facial, hand, or genital dermatitis is to look and make sure this compound is not contained in any of these products. Baby wipes is a good example.

    この物質に対しての通常検査はまだありません。顔、手、陰部の炎症が常に出ている患者は現在使用している商品を確かめて、この成分が入っているかどうか確かめるのが良いと思います。ベビー用のウエットティッシュなどが良い例です。

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    2013年 接触性アレルゲン代表を選ぶって、そんな事をやっているなんて知りませんでした。ちょっとアメリカ的ですね。
    このメチルイソチアゾリノン(略してメチルと呼びます)は表示の義務がないようで、表示されているものといないものがあるようです。表示を当てにせず、自分の体の症状を信じましょうね。

    まだ続きますが、今回はこの辺にしますね。

     話は変わりますが、今週土曜日にAAJでワークショップがあるそうです。講演会は治療後の方も対象になるため、内容が難しくなります。治療前の方は新規の方向けのものに参加された方がわかりやすいと思います。こうした機会を存分にご利用くださいね。

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    講演会

     11/30の講演会、盛況でしたね。
     私は午前中から行って、お昼も皆さんと一緒に食べて、14:00頃に失礼しました。
     
     私は地方に住んでいるので、10:00までに会場に到着するのはきつかったですが頑張りました。

     午前中は新しい情報もかなりあって、興味深かったです。後日、内容についてはアップしたいと思っています。やはり一堂に会して「講演会」という形でやると断片的だった情報がつながるし、周辺部分の情報もわかるのでいいですね。
     ご準備くださった方々にお礼を申し上げたいと思います。

     とりあえずのご報告です。

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