プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
月別アーカイブ
フリーエリア

    follow me on Twitter

    ブロとも申請フォーム
    Translation(自動翻訳) 縦型エキサイト版

    アトピーの栄養不良

     アトピーの食事というと「肉抜き 油抜き 砂糖抜き」とよく書かれています。そのために多くの患者さん達が実践し、栄養不良に陥っています。酷い例になると低血糖状態が続いて、脳にダメージも出るケースがあると聞きました。またあまりに栄養不良が強い場合は薬が効かなくなります。ですから食事療法は実は注意深く行わなくてはなりません。

     仮に「肉抜き」の生活をしたとしましょう。
     一日に必要なたんぱく質の量は男性だと中等度で体重辺り1.147g、女性だと1.144gです。男性が体重65kgとすると一日に74.5gほど、女性で体重50kgで57.2gと出ました。(こちらを参照しました)これをたんぱく質含有量の食品一覧と照らし合わせてみましょう。http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/protein.htmlこの表はどうやらその食品100gに含まれるたんぱく質量のようです。イワシは一匹頭が付いて70g位で計算すると食べる部分は頭を落とすので50g位でしょうか。イワシ100gに対してたんぱく質は25.8gです。男性だと74.5gのたんぱく質をイワシだけで取ろうと思うとイワシが290g位必要なので5~6匹必要になります。ちなみに15才の子供の場合、体重辺り1.496g必要なので、イワシはもっと必要ですね。
     必要な栄養素の量は年齢や仕事などの活動量によっても違います。一日中家で過ごす人とスポーツ選手とでは違うように、です。また病気によっても違います。
     
     肉は良質なたんぱく質といわれています。良質かどうかは「アミノ酸スコア」というものによって決まるようです。スコア表を見ると肉・魚は100で差は無いようです。成人男性だと豚挽き肉だけでたんぱく質を取ろうとすると400gが一日の量になります。

     ご飯やパン、野菜などにももたんぱく質は少しでも含まれますから、一日合計で摂取できればいいのですが、やはり摂取効率になると肉・魚などは大切です。
     たんぱく質は皮膚を作るためにとても大切な栄養素ですから、きちんと取らなくてはいけません。

     で、肉抜き料理を作るとすると、先ほど書いたようにイワシだと男性で一日5~6匹必要になってきてしまうのです。半分の3匹だとしても他の3匹分を別の何かで補わなくてはいけません。それと毎日何らかの魚を取らなくてはいけません。
     魚にはいろんな種類がありますが、最近聞かれるのは魚の値段が高い事です。お刺身なんかちょっとでかなりの値段ですし、切り身だと一枚100~150円位で手に入るものもありますが、一枚150円の切り身を家族4人で二切れずつ食べたら魚だけで1200円です。焼き魚にした日には、他の料理は野菜を刻んで市販のサラダドレッシングにだしの素で作った味噌汁でしょうか。これだと添加物も取りますね。他に納豆やお豆腐なんかかな。
     肉だと調理が簡単で特価を狙えば値段も安く、野菜を入れたボリュームのあるおかずが作れます。夜、仕事を終えて5時6時に帰宅する主婦にとっては、肉は調理に強い味方の筈です。毎日続けるためには価格や調理の問題も見逃せません。

     肉抜きで一日のたんぱく質量を満たそうと思うと結構頭を使わなくてはなりません。更に油抜きにすればもっと調理の幅は狭まりますし、特にビタミンAは脂溶性で油と相性がいいのですが、油抜きだとビタミンAの摂取効率が下がります。でもビタミンAは皮膚の構成に大切な栄養素で欠乏すると皮膚が乾燥しやすくなったり皮膚細胞の抵抗力が弱まったりと、アトピーにはマイナスになるのです。

     肉抜き、油抜きをやると摂取カロリーがどうしても下がります。そこへ「砂糖抜き」です。アトピーの人が栄養不良になるのは当たり前の話、という事になります。

     肉抜き、油抜き、砂糖抜きの食事療法とアトピー改善の因果関係も私にはわかりません。単純に日本人より欧米人のほうが肉・脂・砂糖をたくさん取りますから、因果関係があるのなら彼らにこそアトピーが多発していなければいけませんが、そんな感じは全くありませんよね。

     真面目に「肉抜き 油抜き 砂糖抜き」を実践して脳にダメージが残ってしまった場合、これは後から取り返しがつきません。また子供に行えば成長発達にもダメージを与える可能性があるものです。
     ですから除去食は安易に行うべきものではなく、本当に除去食が必要かどうかを判断して、もしアレルギーなどの関係で本当に行わなければならないようなら、常に必要栄養素量を確認しながら行わなければなりません。

     重度のアトピーの人は栄養不良の人が多いと思いますが食べないと治りません。体力が無ければ治らないのです。もし間違った食事療法をしていたらただちにやめて欲しいと思います。

    人気ブログランキングに参加しています。ランキングが上がると更新への励みになります。応援、よろしくお願いします。
    スポンサーサイト