プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
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    保湿・入浴・その他

     講演会の補足です。

     保湿はとても重要です。
     なにしろ、私たちアトピー患者は、バリア機能がないも同然ですから。
     渡米してくる重度のアトピーの患者さんは、ドライスキンに慣れ過ぎてしまっていて、どれ位ドライか、というのがわからないそうです。そのため、保湿してください、とプラスティベースを渡しても、塗る量が少なくなりがちなので、渡米中はどれ位潤いが必要か、を教えるための重要な機会にもなっています。
     バリア機能を戻せるようになれば、感染からも身を守る事ができ、痒みも減る、という風になるので、保湿をしっかり行なってください。
     
     入浴も保湿のためにとても大事です。
     入浴時の温度は、今、34~35度位で指導されていると思いますが、それを守ってください。
     アトピーの炎症は火傷と同じようなものなので、火傷している皮膚に高温の入浴がダメなのと同じ、と考えてください。また、高温での入浴は体が熱くなるため、入浴後そこにプラスティベースを塗ると、汗をかかせ、また炎症も促進させてしまうので、低温での入浴を必ず守ってください。

     入浴時、34~35度というとかなりぬるいです。なので風邪を引かないように、浴室を暖めてから入るといいでしょう。
     そして入浴後の保湿ですが、3分以内、というタイムリミットがあるので、まず上半身だけを浴槽から出して体を拭き、そしてプラスティベースを塗ってしまう、その後、浴槽から出て下半身を拭いてプラスティベースを塗る、という風に、上半身と下半身とを分けて順にケアすると3分以内におさまる、というやり方がいい、との事でした。これはある患者さんのアイディアだそうです。

     患者さんたちも様々に工夫を重ねています。
     講演会で体験談をお話しされた方は、入浴時、顔を保湿するために美容用のフェイスマスク(化粧品は何も付いていないもの)を使っている、との事でした。

     午後、トリガーについてグループワークをしたのですが、多くのグループで上がったのが「洗濯洗剤」でした。
     今現在、アトピーアソシエイションで推奨しているのが、ALLとケアベールですが、どちらもダメ、という患者さんも結構いました。代替品として私が以前、ご紹介したバイ・ファー・ゼット(少しずつ買うにはここがあります。)を使っている、という患者さんもいらっしゃいました。
     中には洗剤ジプシーに疲れて、お風呂場でお湯だけで足で衣類を踏んで洗っている、という方もいらっしゃいました。どうせプラスティベースで衣類ももたないので、という事でした。

     患者さんからの質問

    ・洗濯洗剤で、ドクターが推奨するものを具体的な製品名で教えてください。

    A: 全体の製品の約15%が、消費者に知らせる事なく成分を少しずつ変えています。これは(アメリカの)法律の範囲内ですが、患者さん達はとても敏感な皮膚なので、成分が変わって、その製品が合わなくなる事があります。
    そのため常に成分をチェックし、自分に合った製品を探し続ける事が必要になります。

    ・入浴は1時間とか2時間とか、入っていてもいいのでしょうか?

    A:入浴が長すぎると、皮膚がふやけてしまうので良くありません。20分という時間は水分の浸透に最も適していて、なおかつ、ふやける手前の時間なので、20分で上がるのがベストでしょう。

    ・数年たってもアトピーが改善しないとしたら、どういう原因が考えられますか?

    A: 最初に立ち返って考え直してみる必要があります。トリガー除去やスキンケアはきちんとできているか、という辺りをもう一度見直してみてください。
     トリガーを見つけるのは、視点が変わらないとなかなか出来ないので、自分で見つけるのは難しいと思います。カウンセラーに相談して、トリガーを見つけて除去してください。


    ドクターが

     この病気は一人一人原因や病歴が異なる複雑な病気です。そのため治療は決して簡単ではありません。一人一人に対応していく必要がある病気です。患者さんとそのご家族、医療従事者が協力し合いながらでないと、治療ができませんから、患者さんは治るまで、AAJと連絡を取り合い続けてください。

     と言っていました。

     そんなところでしょうか。
     記憶に頼って書いてしまった所もあるので、講演会に出席された方、修正や補足などありましたら教えてください。

     余談ですが、ドクターに
    「患者さんたち、みんなわかりますか?」
    と聞いてみたところ、
    「日本の名前だから名前まではなかなかわからないけど、顔を見るとまずわかるよ。それでも思い出せない時は、トリガーで思い出す事がある。何人かは変わったトリガーだったりするからね。」
    と。
     トリガーが何かで思い出すって、なるほど~、と思いました。それだけ一人一人病歴が違い、ドクターがそれを把握して対応している、という事ですね。
     ちなみに私は2005年の患者で5年近くたっていますが、まだ覚えていてくださっていて、光栄でした♪

     講演会の内容は、まだアレルギーの所がありますので、来年、こつこつと書いていきたいと思います。

     大みそかも押し詰まってきました。今年はこれが最後の記事です。一年、ありがとうございました。
     来年も頑張りますので、よろしくお願いします。
     皆さん、どうぞよいお年をお迎えください。

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    ステロイドジャンキー

     講演会でステロイドのところでドクターが

     日本のアトピー患者さん達は、弱いステロイドだから大丈夫、と言われて、長年ステロイドを使っているので、体が外から入ってくるステロイドに対して依存してしまっている、いわゆる「ステロイドジャンキー状態」になっている。
     例えば麻薬とかアルコールとか何でもそうだけれど、一度依存性になってしまうと、そこから離脱するためにはソフトランディングをしないといけない、そのためにステロイドも、内服薬などでコントロールしながら離脱を図っていくのです。

     と言っていました。

     例えば、タバコを思い出してみてください。タバコは吸い続けると、体がニコチンに依存する体質になってしまい、ニコチンが切れると心臓がドキドキしたり、強いイライラ感が出たり、と、体に色々な禁断症状が出てきてしまいます。
     ニコチンパッチなどが売っていますが、これらはタバコという形でなく、緩やかに体にニコチンを投与します。これを使う事によって、禁断症状を緩和し、ニコチンパッチの大きさを小さくしていく事によってニコチン投与量を減らしていって、最終的にニコチンが不要な体にする、というものです。

     長年使ってきたステロイドをやめたら、当然強い禁断症状(いわゆるリバウンド)が出ます。
     渡米して最初にステロイドを筋肉注射しますが、それでもおさまらないリバウンドに対しては、ステロイドの内服薬を使ってステロイド量をコントロールし、リバウンドをおさめていきます。
     
     また日本の患者さんでステロイド継続使用歴が10年以上になり、30年、40年、になってきてしまっている人も出てきています。
     そういう方は、皮膚組織が変わってきてしまっているそうで、皮膚が厚くなってしまったり、うす~くなってしまったりしてきている。
     また、免疫システムもステロイドジャンキーに変わってきてしまっている、という事にもドクターは気が付いてきています。
     なので治療には一層の注意が必要で、ゆっくりゆっくりステロイドからの離脱を図っていかなくてはいけないそうです。そのため治療には、思った以上に時間がかかる事がある、との事でした。

     話が変わりますが、帰国後、写真を送るタイミングについて質問がありました。
     ドクターからの回答は、

    まず、思い当たるトリガーを探し、それを取り除く、Tac、クラリティン、ヘルペスのある人はアシクロビルなどを飲んで様子を見て、それでも全身に広がってきてしまう場合は、写真を送ってください、という事でした。

     今回、トリガー除去について強調していた印象が強かったです。
     治療前、ステロイドの内服に強い抵抗感がある方も、渡米治療で抵抗感が薄れ、安易に考える方も残念ながらいらっしゃるようで、けん制しているような印象を持ちました。
     ステロイドは避け過ぎても、安易に考えてもいけないものです。
     適切に使う事が最大の効果をしますので、写真を送るタイミングがつかめない方は、自分で無理して判断しようとせず、AAJのカウンセラーに相談して指示に従うのがいいと思います。

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    ドクター講演会2009-5

    2009年 アトピーアソシエイションジャパン講演会 PDF資料を掲載します。
    難しそうな用語、あるいは捕捉についてはカッコ書きで※印をつけます。ゆかり脚注です。

    今回はドクターのではなく、AAJカウンセラー明石氏の資料です。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アトピー性皮膚炎患者の心理的社会的葛藤への
    ナラティヴ・アプローチ

    ・日本のAD(※アトピー)患者を取り巻く状況へのチャレンジです。
    ・1年間の患者さんへの事例研究。

    ※表を作りました。ひとつ前の記事をご覧ください。

    日本のAD患者をとりまく,学術的背景

    医療現場において, AD の医学的標準治療は確立されている( 古江他, 2 0 0 8 )
    にもかかわらず, 標準治療に対して患者に不信感が生じていて,
    必要かつ適切な治療を施せないまま重症化した患者が増加している。
    結果的に患者に多大なる不利益が生じている事態に対してAD の治療に携わる
    皮膚科医が困惑している( 古江・古川・秀・竹原, 2 0 0 4 ) 。

    心身医学的診断基準( 安藤他, 2 0 0 3 ) では, 3つに分けられている。
    1,ストレスによるADの発症(心身症)
    2,ADに起因する不適応
    3,ADの治療・管理への不適応

    医療者と患者の関係性の問題を,“ A D の治療・管理への不適応”
    ( 安藤他,2 0 0 3 ) と定義されている。

    それは,羽白( 2 0 0 3 ) は他の精神障害や人格障害などの存在や,
    A D に関する誤った知識のために管理がうまく行かないものや,
    いわゆる他の非医学的治療による被害を受けている場合である。

    ●しかし, 二橋他( 2 0 0 6 ) の心理学的調査よると“ 心身症”と定義されている
    診断基準においても, 7 5%が他の治療を選択していると報告されている。
    ●安藤他( 2 0 0 7 ) の患者実態調査では, 1 0 1 4 人の患者の9 7 . 4%が,
    “標準治療の経験” があったうえで挫折感を感じていた。

              ↓
    AD患者たちは最初から標準治療を拒否していたわけではなく,
    “標準治療” を断念せざるを得なくなった要因が存在。
      
              ↓

    ______________________

    私が臨床心理学的に事例研究したいのは,

    心理的葛藤があるから→ADが悪化難治化していくのか?
    ADが悪化難治化していくから→心理的葛藤が起こるのか?

    AA-J 事例研究の概要

    1. AD患者の心理的社会的葛藤を明らかにする。
    症例:複雑性PTSD ,AC,共依存,うつ,PD
    遠い過去の心的外傷体験ではなく, 罹患と共にはじまり,
    終わる見込みのない現在進行形の連続的で複雑な心的外傷体験

    2. アメリカでの治療後,症状回復後のAD患者へ
    のナラティヴ・アプローチ
    ●アメリカでの治療前の心理的葛藤
    ●アメリカでの治療後,身体症状回復後どのように,
    心理的症例が変化するのか
    どのようにアイデンティティが変容するのか

    ナラティヴ・アプローチが開く機会
    疾患と病い
    ・疾患の表れ方,患者の変化に関して, 医療者側の説明モデルは“ 疾患”
    に焦点をあてていると考えられる。
    ・一方,AD 患者は“ 病い”を語る場を必要としている。
    ・AD患者は改善への連続的失敗体験から,“ 居場所”が医療者側には
    存在しないという認識を持ち, その場がどこにあるのかわからないまま苦闘し続け,
    孤立することを余儀なくされている。

    治療的グループにおけるナラティヴ

    ・ナラティヴ・アプローチの治療グループにおける考え方は,
    患者の“居場所” を提供し, 相互支援をもたらす。
    ・“問題”を患者と医療者側双方で共有する
     可能性と,医療不信という現在優勢な物語を別の文脈で捉えなおす機会を広げる。

    AD患者のアイデンティティの変容

    ・過去と現在に, “問題” を経験した人々は, 同じような状況に立たされた人々を
    援助できるような特別な知識,スキル,遂行能力,経験を持っている。
    ・それは,問題の起こり方, 問題の接近の仕方, 問題のやり口,問題との関係の変え方や
    対抗方法などの智恵や専門技術なのである。(Mo r g a n , 2 0 0 0 小森他訳2 0 0 3 )

    具体的には
    1,アトピー体験シェア,治療後の体験シェア 交流会
    2,治療前カウンセリング 面接,スカイプ
    3,治療後のセルフケアカウンセリング  面接,スカイプ
    4,アンケート調査,心理学検査 WAIS ロールシャッハ

    アトピーは「ギフト」と書き換えることができる。
    生活と仕事を楽しむこと。
    「君のせいではない」というドクターの言葉が私の命と心を救いました。
    「アトピー,アレルギー,そして治療はすべて科学である」というドクターの言
    葉で私は情報の混乱のどろぬまから這い上がることができました。
     私は治療後10年たちました。「アトピーはご両親からのギフトである」という
    言葉の意味を実感しています。それは不幸なことではなく,私たちは「感じや
    すい」という才能をうけっているということです。おおぜいの方とは少し違った
    見方ができるという才能です。現在の社会に一番必要な資質ではないでしょうか?
    適切な治療,知識,セルフケアを知ることで私たちは普通の人以上にこころ
    豊かに生活と仕事を楽しむことができるのです。
     長い間症状を抱えていた方は,集中治療後「発症させない=完治」までの
    過程において時々へこむこともあります。「治っている場所,治っていることに
    集中しなさい,治っていることを楽しみなさい」とドクターは勇気ずけます。
    生活と仕事を楽しむことは,私たちを地域社会の資産として輝かせることとな
    ります。たとえ,私たちの国の医療が矛盾を抱えているとしても,
    私たちは「ギフト」の意味を見出してすばらしい人生にチャレンジすることがで
    きるでしょう。
    ありがとう。ドクターマセソン。 感謝をこめて。     Ikuo akashi

    治療中,治療後はドクターの指示にしたがって治療を進めてください。回復ま
    での過程を理解してスキンケア,セルケアを学び続けてください。治療後1年
    間,アメリカオフィス,日本オフィスとコミニケーションを続けてください。
    「発症させない=完治」までの道のりを歩みましょう。
    生活や仕事を楽しむことがゴールです。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    資料掲載はこれで終わりです。

    私が特に注目したのは、勝手に下線を引いてしまいましたが、標準治療を
    始めから拒否したのではないという事です。
    これは、アトピー治療を行う医療に大きな一石を投じる研究結果だと思います。

    アトピーの難治化によって傷ついてしまった過去は変える事はできません。
    でも未来は変えていけるのです。
    これからどうすればいいのか、それを考える事が重要です。

    「アトピーはギフト」、なかなかそうは思えないです。
    そう思えるようになってもいいし、ならなくてもいいと思います。
    まずは治る事が一番大事だと、私は思います。

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    次回から、だーっと載せてしまった資料の補足の記事を少しずつ書いていこうと思います。

    ドクター講演会2009-(5)

    回答者数 はい いいえ どちらともいえない
    進級・進学が出来なかった事がある 965人 70人(7.3%) 816人(84.6%) 79人(8.2%)
    休学・退学した事がある 966人 91人(9.4%) 839人(86.9%) 36人(3.7%)
    就職できなかった事がある 860人 166人(19.3%) 594人(59.1%) 100人(11.6%)
    休職・退職した事がある 774人 335人(43.3%) 438人(56.6%) N/A

    (安藤直子・岡部伸雄・藤澤重樹・緒方康信・安藤聡彦(2007) アトピー性皮膚 炎の成人患者支援スキームづくりのための基礎研究―患者の「困難」の構造 的・歴史的理解と支援方針の検討のために高木基金助成報告集Vol.4p.7 より引用)

    ドクター講演会2009-4

    2009年 アトピーアソシエイションジャパン PDF資料を掲載します。
    難しそうな用語、あるいは捕捉についてはカッコ書きで※印をつけます。ゆかり脚注です。

    前回の資料の後、3ページほど去年の資料が復習として使われています。
    その後に下の資料が出ました。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    集中治療後(帰国後)のセルフケアの復習(2007 Dr,Lecture)
    Home to Japan  
    感染から身を守る(ウイルスとバクテリア)
    Protecting from infection (bacterial and viral)
    Dr.:
    正しいスキンケアはものすごく大切です。アトピー患者さんは皮膚のバリアが完全ではないため,皮膚のメンテナンスは重要です。
    皮膚のバリアは感染を予防し,アレルギーから守り,乾燥から発生する炎症とかゆみを抑える効果があります。
    ・お風呂は安全なクレンザーを使い,
    ・バリアを保つためにプラスティベースを1日何回も塗って,炎症を発生させないようにします。
    ・ファイソヘクスの洗浄(※今はハイター風呂ですね)とミュピロシンはバクテリアからの感染を下げます。
    もし,炎症ができたら安全なクリームや軟膏でひどくなる前に抑えます。

    アレルギー注射の継続
    Allergy Injections
    Dr.
    アレルギー注射の役目は,環境からのアレルギートリガーを少なくしていくためです。体内でアレルギーブロックができるようになってくると,ラッシュアレルギー治療外でのアレルギーからも守れるようになるようです。
    分量の調整は患者さんによって違います。アレルギー注射でゆっくりと免疫のシステムを刺激し,それによって体内で
    アレルギーをブロックしていくことができます。
    ぎりぎりの刺激が大切なので,免疫を刺激しすぎると炎症を起こしてしまいます。クラリティンを飲んだり,場合によってはデルタゾンを少量飲む方もおられ,これらは反応をできるだけ少なくするためです。

    集中治療後、日本に帰国後の「ショートバースト」とは?
    Why is it that some patients go through a cycle of deltasone after the
    treatment in the US?

    Dr.
    日ごろのスキンケアを継続できるように,炎症が起こったときにはデルタゾン(※ステロイドの内服薬、プレドニンのジェネリック)のショートバーストをします。皮膚の悪化によく繋がる要因はバクテリアやウイルスの感染,刺激物やアレルギーからの空気中か直接の接触,季節の変わり目で正しくスキンケアができていないときや,長期間のアトピーまたは,長期間のステロイド使用によって不安定な皮膚になっている方やストレスからでも炎症を起こします。
    治療から1年目,2年目ぐらいが一番炎症が多く,それからは少なくなります。その中でもすごく症状がひどい方は長い間にわたって炎症を起こす方もおられます。

    1,バクテリア感染:鼻とかき傷からの感染,生活においての手からの感染たばこ,朝,夕の20分お風呂,保湿,間違った保湿,汗,洗濯,勤務先の制服,温泉,ヴィンテージジーンズなど
    2,空気のアレルギー:喘息,花粉症,季節との関連,環境との関連,防ダニまくら,ふとんカバー,皮膚からの貫通を防ぐ
    3,接触性アレルギー:(接触, 食べ物, 空気中,UV)ゴム製品,衣料,くつした,下着,スニーカー,ブーツ,化学物質,シャンプー,ソープ,洗濯洗剤の残留成分・かぶれ・すすぎが足りない・クリーニング店のシャツ・下着の金具,ゴムの部分・自転車,クルマのハンドル,揮発系・衣替え・運動会の白線,マット,旅行先の寝具・職場の環境・香料
    4,ヘルペス:などのウイルス:帯状疱疹,ヘルペスなどはアトピーを悪化させる原因となります。全く別の対処が必要です。(頭痛,UV,疲れ,仕事しすぎ)
    5,女性特有の湿疹
    6,その他:感染症,感染ダニ,薬のアレルギー,軟膏のアレルギー,ネクタイ,白衣,ダンボール等
    7,ストレス:過剰適応,(過去の感情,記憶,体験のグリーフワーク)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    講演会と関係ありませんが、アレルギー注射日とインフルエンザの予防接種日のご質問をいただきました。
    去年の資料にありました。

    ■追加Q.インフルエンザ予防接種とアレルギー治療を同じ日に打ってよいか。

    ・アレルギー注射を打った後、30分間待機し問題がなければ、インフルエンザ予防接種を打ってよい。

    資料元 http://iiizzz.blog9.fc2.com/blog-entry-402.html

    ショートバーストとインフルエンザについては、AAJの公式ブログにありました。
    http://www.a-association.com/yumeblog/2007/12/post_48.html

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    ドクター講演会 2009-3

    2009年 アトピーアソシエイションジャパン PDF資料を掲載します。
    難しそうな用語、あるいは捕捉についてはカッコ書きで※印をつけます。ゆかり脚注です。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    アメリカのアレルギー治療
    Immunotherapy ( allegy RUSH )

    アレルギー免疫療法  日本では(減感作療法)「減感作療法」という呼び名は,1997年の世界保健機関の会議で「アレルギー免疫療法」と呼ぶことに変更されました。
    しかし,日本では現在でも古い呼び名の「減感作療法」が一般に使われています。
    減感作療法は90年以上前に花粉症に対する最初の治療法方として始められた。欧米ではその後改良を重ねて,現在でも花粉症や喘息に対する唯一の有効な根本的治療法として確立されているので継続的に広く行われて今日に至っています。


    日本でもアレルギー免疫療法(減感作療法)は,日本でも減感作療法は50年ほど前に始めらましたが,欧米におけるように改良工夫はほとんど行われず昔のままに放置され続けているので,今日でも50年前の時代遅れの方法で行われているのです。
    その結果,日本のアレルギー専門医は,日本で行われてきた時代遅れの減感作療法が現在でも欧米で行われているものと誤解して,“減感作療法はやっても効かない”という理由でじょじょに行われなくなりました。
    <引用文献>
    長屋宏(2007)日本のアレルギー診療は50年遅れている
    ~喘息も花粉症もアレルギー免疫療法で治る~
    ㈱メディカルトリビューン


    3,アレルギー免疫療法,ラッシュ(RUSH)はアメリカではどのような歴史がありますか?また,治療成績データ,数字があればおしえてください。

    イミュノセラピー(※アレルギー免疫療法)はアメリカで1911年に初めてアレルギーの治療に使われました。現在、約6500名のアレルギースペシャリストがアレルギー性鼻炎、喘息や虫刺されの治療を行っています。3年から5年間治療を継続している方たちの約80%が効果を表しています。
    アレルギー反応は免疫システムのさまざまな反応によって始まるものです。免疫システムは体を守るコントロールの機能を持っています。もし木や猫にアレルギーを持っている場合、それらと接触した時に体が外部から進入してくるものと判断し抗体を作ってしまいます。
    イミュノセラピーはワクチンのような効果があります。序所に濃度を上げてアレルゲンを投与することによって体が反応を起こさないようになってきます。

    Resource:
    American Academy of Allergy Asthma & Immunology (www.aaaai.org)
    American College of Allergy, Asthma & Immunology (www.acaai.org)
    World Allergy Org. (www.worldallergy.org)

    イミュノセラピーを行う患者さんは空気中のアレルギーを避けられない場合と:

    1.抗アレルギー剤や一般のお薬では症状を抑えられないか、
    アレルゲンを避けれない場合。
    2.お薬からの副作用が問題の場合。
    3.長期期間、お薬を使うのを反対する方たち。
    4.アレルギー症状がほぼ1年中ある方達
    5.子供でアレルギー鼻炎の症状がある人。新しい研究で、子供の頃にアレルギー治療を行うと成人になった後のアレルギーや喘息の悪化を防げる可能性があること。

    アトピー性皮膚炎患者への
    アレルギー免疫療法(RUSH)

    アトピー性の患者さんにイミュノセラピーを行うのはあまり知られていません。
    ドクターベイカーのクリニックでは2003年からアトピー性の患者さん達にイミュノセラピーを行っており、約200人の患者さんが治療を受けました。
    これらの80%の患者さん達が目のかゆみ、鼻のかゆみや皮膚のかゆみが減少されました。
    アトピー性を持っている人にイミュノセラピーを行う研究がまだ完全には終わっていませんが多くの患者さんたちによい効果を表しているので研究が進むと共にに一般のアトピー性の患者さん達におすすめするようになると思います。
    アトピー性の患者さん達の皮膚はドクターマセソンの治療で回復を診られますが、その中で治療が困難になっている方やアレルギー症状を持っている方達はイミュノセラピーによって皮膚の安定を成功率を上げています。

    アトピー性皮膚炎患者への
    アレルギー免疫療法(RUSH) 経過ボトルの更新3~5年
    プログレスレポートに書かれていた患者さんの声:

    Quotes we received from patients regarding improvement they have see
    with immunotherapy:
    •アレルギーシーズンになっても皮膚が安定しています。
    •花粉シーズンでの痒みがだいぶ減少されました。
    •良い状態の皮膚を維持しています。健康も良くなりました。
    •肌の状態が良いです。
    •皮膚が強くなったような感じです。
    •今年の春は肌の炎症や痒み、鼻水がだいぶ減少されました。
    •肌の状態が良いです。今までよりも皮膚が強くなったような気がします。
    The state of the skin is good even if becoming an allergic season.
    Much better than before especially less itching during the pollen season.
    It becomes very healthy, and the state of the skin is excellent.
    Skin is in very good condition. Skin is doing much better. I think the skin becomes strong.
    The inflammation of the skin, itchy, and the symptom such as runny nose were reduced
    though it became an allergic season of spring this year.
    My skin condition is very good. I think my skin is getting strong than before.

    アレルギー免疫療法 RUSHラッシュの概念を
    簡単におしえてください。
    Basic explanation of the rush Immunotherapy

    抗体antibodyの本来の働きは身体を細菌Bacteriaから守ること。
    IgE抗体は皮膚の表面を覆っている。
    アレルゲンと抗体が反応すると炎症inflammationを起こすヒスタミンHistamine
    を放出する。毛細血管Capillaryを広げて粘膜が腫れて,喘息,かゆみを起こす。
    アレルギー免疫療法でダミーsolutionsを入れてアレルゲンとIgE抗体と反応を起こさせなくする。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アレルギー免疫療法のもう少し詳しい説明は後日、記事として書きたいと思っています。
    治療前にカウンセリングに行かれた方は、カウンセリングできちんと明石さんが図などを用いて
    説明している、と聞いていますので、行かれた方は十分に理解している所ですね。

    長屋先生の著作はまだ読んでいないのですが、とても良い本だと聞いています。
    治療を検討されている方は、一度読まれると良いと思います。
    私も読みたいと思いつつ、手にとる機会がないままです。。。

    アメリカで、アトピー治療にアレルギー免疫療法を併用する方法は取られていませんが、ドクターマセソンが必要且つ有効だろう、と判断し、ドクターベイカーと共に慎重に日本人患者に行われ、非常に良い結果が得られています。
    これについてはゆくゆくは、アメリカでも正式に発表するつもりがあるそうで、アメリカでもいずれは広く行われるようになるだろう、という事でした。
    ドクターベイカー(アレルギー専門医)のクリニックの師長ロクサーヌ氏も、日本人患者さんの治り様に今回びっくりしたようで(ラッシュ時の皮膚が酷い状態の患者さんしか見ていないから)、アレルギー免疫療法がアトピー治療に非常に良い成績を治めている事を確認し、ドクターマセソンと同じ意見で、素晴らしい成績なのでアメリカでも広く行われるようになるだろう、と言っていました。


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