プロフィール

ゆかり

  • Author:ゆかり
  • 0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年。1970年生まれの既婚・子無し、元看護師です。
    2005年に、アメリカにアトピー治療に行き、2007年6月、完治状態に至りました。
    現在は専業主婦です。

    同じ渡米治療をされた方のブログリンクを募集しています。是非ご一報ください。
月別アーカイブ
フリーエリア

    follow me on Twitter

    ブロとも申請フォーム
    Translation(自動翻訳) 縦型エキサイト版

    スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    ドクター講演会2008-3

    講演会の続きです。
    主にアレルギーについて。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    質問5:アレルギー注射が1年以上たちますがまだそれほど効き目が感じられません。時間がかかりますか?また,今後,10年先にアレルギーが変化した場合,再検査は必要ですか?

    :アレルギー注射の効果は患者さんによって効果が違います。人によればすぐに効果が出たり、じょじょに効果が出たり、まれなケースでまったく効果がない方もおられます。
     新たなアレルギー反応を体が作ったりする場合もあります。この場合、急にアレルギーのパターンで皮膚が悪化するともう一度検査を行ったほうが良いです。
     特に急にアトピーのパターンが変化した場合、アレルギーの種類が変化した可能性が考えられます。

    質問6:食物アレルギーは治すことができますか?

    :残念ながら避けることしか出来ません。
     本当に食べ物アレルギーがあるかどうかは、検査でわかりますが、日本で正確な検査ができるかどうかは、わかりません。
     自己判断で食事制限をするのは良くありません。
     また、子供の食べ物アレルギーは、大人になるにつれ治る事が多いです。
     口の周りに食べ物が付着し、肌が赤くなったからといって食べ物アレルギーとは限りません。アレルギーでなくても赤くなる事はあります。

    質問7:顔だけ,赤く,なかなか治らないのですが,どんな原因が考えられますか?

    :体の皮膚は場所によって反応が違います。顔の皮膚は敏感で、赤面するときは体全体ではなく顔だけが赤くなります。血液がよく循環しており、毛細血管も多いので炎症が長く続いていた場合新しく血管が出来てしまって赤みが引くのに時間が掛かる場合もあります。体のほかの部分に比べて、炎症が出やすいかもしれません。これは自然に人間の体の仕組みです。
     顔は常に空気中のトリガーに接触しているし、顔を触る癖がある場合、それが常に刺激となって治りにくい事もあります。

    ■追加Q.治療前には症状がなかった部位に、治療後は症状がでてきた。

    ・アトピーは体内からでる炎症であるので、皮膚のどの部位に症状がでるかは予測できない。
    ・生活スタイルが変化することで、それまでとは異なる部位に症状がでることがある。
    ・長期間のステロイド使用により、本来あったアレルギー・炎症をブロックしていたかもためかもしれない。治療後は「むき出しの状態」になるので、アトピー症状が出る事は治療のプロセスの1つである。

    ■追加Q.インフルエンザ予防接種とアレルギー治療を同じ日に打ってよいか。

    ・アレルギー注射を打った後、30分間待機し問題がなければ、インフルエンザ予防接種を打ってよい。

    ■アメリカオフィスより

    ・5年間のアレルギー注射を経て、終了してもよいか/続けるべきかの目安としては、3か月注射をやめてみて異常がなければ終了とする。これまでに1人だけ5年経過後も注射を継続している患者さんがいる。
     

     人気ブログランキングに参加しています。クリック頂けると励みになります。
    スポンサーサイト

    ドクター講演会 2008-2

     講演会の続きです。
     
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
     ドクターマセソンへの質問 公開インタビュー

    質問1:米国治療中に使われる注射について

    ・注射の働きは? 
     早く炎症を抑えて、皮膚の回復と治療を始めます。

    ・どういう意図で行われるのですか?
     すぐに効果が出るステロイドとゆっくり効果が出るステロイドの混合を安全に、かつ効果的に使っています。 

    ・安全性は?:
    短い期間で打ちすぎたり、間違えて打ったりすると危険があります。糖尿病の方はインシュリンの量を調節しなければいけない場合があります。


    質問2:日本型の浸透するステロイド軟こうの長期使用と中止の繰り返しで,激しいリバウンドを体験しているので,「ステロイド」という言葉に恐怖感があります。
    どうして,アメリカの治療で使われるステロイドではリバウンドは起こらないのですか?

     日本の治療で使われているステロイドは浸透性が強すぎて、アトピーの治療に使うと血液にまで浸透してしまいます。皮膚の表面積にも多く使ってしまっていて、塗っている期間も長すぎます。こちらで使うステロイドは中ぐらいの強さで、浸透性が弱く長い間休みなしで使うことは絶対にありません。

    質問3:帰国後のショートバースト,デルタゾンについて

    ・感染しやすいのか?風邪を引きやすいのか?
     :短い期間なら問題はありません。

    ・むくみはなぜおこるのか?どうしたら良いか?
     :デルタゾンを使っている時は体が水分を蓄える場合があります。塩分を抑えるとむくみが少なくなる場合もあります。

    ・生理への影響は?
     :生理が狂う場合もありますが、これは一時的なものなので危険はありません。
    ・妊娠中は?
     :初めの2周期はデルタゾンを使えません。その後は大丈夫です。
    ・将来の子供についての影響は?
     :もし初めの1~2周期目の間に使った場合、妊娠に問題が生じるかもしれません。

    ・朝,手のこわばりなどは関連があるのか?
     :水分を蓄える副作用に関連しているかも知れません。関節炎の場合は一時的に症状が良くなるはずです。
    ・何回やっても大丈夫なのか?
     :使う期間が短く、休む期間を作れば安全に使えます。

    ・他の薬との併用の問題はありませんか?クラリティン,アサイクロンビア,市販の風邪薬インフルエンザ予防接種,タミフルなど
     :他のお薬とは直接的に反応はありません。糖尿病の方はインシュリンの量を調節しなければいけない場合があります。水分を蓄え、血圧が高い方は少し上がるかも知れません。免疫注射には問題ありません。

    補足■ショートバーストについて
    ・ショートバーストは、治療ではなく「レスキュー」である。頼りすぎてはいけないが、必要な時はためらってもいけない。
    ・デルタゾンは早く効き、短時間で体外に排出される。しかし長時間使用すると体内に残ってしまうので、危険である。


    質問4:ヘルペスについて,

    アサイクロンビア(アシクロビル)でコントロールをしていますが,油断すると,また出てきます。どんな事に気をつければ良いでしょうか?アサイクロンビアが日本ではなかなか適切な量を医者からもらえません。別のお薬はありますか?

    :アトピー性の患者さんはヘルペスにかかりやすく、症状も出やすいです。アサイクロビアはすごく安全なお薬でヘルペスには効果的です。長い間使っても問題はありません。日本の治療法はわかりませんがアサイクロビアは長期期間の安全性と効果がはっきりとわかっています。
     こちらではアサイクロビアが一番安いです。FamvirとValtrexもありますがアサイクロビアよりも値段が高いです。

    補足■ヘルペス
    ・アメリカでは90%の人がヘルペスに感染している。
    ・アトピーの人はヘルペスが出やすく、症状の進行も早い。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    まだ続きがありますので、お楽しみに!!

    人気ブログランキングに参加しています。クリック頂けると励みになります。

    ドクター講演会2008-1

     ドクターマセソンの講演会が11月8日に行われ、良かった、という声を聞いています。
     いいなぁ。
     私はコツコツと、資料から新しい情報に関して、書いていきたいと思います。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
     皮膚の不完全なバリアはフィラグリンを作る遺伝子に問題があるようです。
     この物質は皮膚のバリアを保つもので、水分を皮膚に蓄える効果もあります(自然のモイスチュライザーとも言われます)。
     アトピー性の方は、いろいろな度合いでフィラグリンに問題があるため皮膚が水分を保てず、自然のモイスチュライザーも少なく皮膚が乾燥しやすくなるので痒みが増えます。
     さらに空気中のアレルゲンなどが皮膚に直接入ります。花粉やカビ以外にも細菌や食べ物の物質なども皮膚に入っていきます。皮膚から入ってくるアレルゲンで体がアレルギーの反応を肺や胃にも作ってしまいます。スタッフなどのバクテリアも皮膚に入っていけるので、エクソトクシンを作ってしまってアトピーを悪化させます。

     さまざまなアレルゲンが皮膚に直接入ってくるので、アトピー性の方は体がIgE抗体を作ってしまいます。IgEが反応してしまうと痒みが増え皮膚を引っかいてしまいます。
     引っかくと皮膚組織にダメージを与えるため、皮膚が物質を出し痒みがさらに増えてしまいます。
    これで免疫システムを刺激するため皮膚自体にIgE抗体が出来てしまいます。
     これらのトリガーでアトピー性皮膚炎の症状になります。皮膚の不完全なバリアが症状の初めで、それからIgEや免疫システムを刺激してしまうようです。

     さまざまな偏見なしの(アメリカではダブルブラインド研究といいます)アレルギーに関連している研究を行った結果IgG抗体の数値を上げIgE抗体の数値が下がるとアトピーに効果があることがわかりました。
     さらにケモカイン(炎症を悪化させる物質)の数値が低下しT細胞の数値が安定していっていました。アレルギーイミュノセラピーによって投与されているアレルゲン以外のものにもブロックが出来たことがわかりました。

     これらの研究の結果はこちらで現在行われている治療を正当化します。皮膚のバリアをしっかり保ち、アレルギーイミュノセラピーを継続しそれ以外にも感染予防やこちらでの治療アプローチがさまざまな研究の結果、効果的なのがわかります。新しく研究が行われ、新たな情報が出てくるとそれを基に治療の内容も変わっていきます。これは医学の自然の法則です。


    以上、以下の3誌に掲載された最新の内容からの解説だそうです。
    The New England Journal of Medicine,  
    Current Opinion in Allergy and Clinical Immunology.
    The Journal of Allergy and Clinical Immunology. 

     文中のイミュノセラピーとは、私たちが受けている、アレルギー免疫療法=減感作療法です。
     減感作、というには、言葉が不足してきているようで、免疫療法の方がふさわしくなってきているようですね。
     この間まで載せていた、長屋医師の内容より、もっと進化しているように感じます。
     
     またアメリカでは、アトピーに免疫療法はしないのが原則でしたが、それが変わってきつつある事を示唆しています。
     つまりドクターマセソンのやっているアレルギー免疫療法との併用が、間違っていないという事を表しています。

    ■フィラグリンとは?

    ・肌を屋根の瓦に例えると、その間を埋めているのがフィラグリンである。
     アトピーの人は完全なフィラグリンを作ることができないため、皮膚から水分が蒸発しやすく、外からの異物(アレルゲン・バクテリア)が侵入しやすい。
    ・フィラグリンを作る遺伝子を変えることはできない。しかし、子供時代にアトピーを治療することで、(治療をしなければ発症していたであろう)アレルギーをブロックすることができ、アトピーの重症化を防ぐことができる。
    ・自分の皮膚にアレルギー反応を起こす患者もいる。
    ・一番大切なのはスキンケア。スキンケアにより(不足している)フィラグリンの働きを補う。その後、個々の原因の治療をしていくことになる。

    ゆかり付け加え
     フィラグリンは基質タンパク

    ■IgG抗体の数値を上げ、IgE抗体の数値が下がるとアトピーに効果がある」とは?

    ・IgG抗体の数値を上げるとは、イミュノセラピーの効果を上げ炎症を減らすこと。
    ・アトピーは、IgE・T細胞などが関係するが、IgE抗体の数値はイミュノセラピーにより下げることができ、治療後皮膚が安定してくることにより、かゆみを引き起こすT細胞も安定してくる。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
     
     アトピーの研究、進んでいますね。
     この記事はAAJから配布された資料と、当日出席されたTさんという方のご協力のもとに書いています。ありがとうございます。

     当日は交流会の時間が多く取られていたため、ドクターに会いに行って状況を伝えたりして、コミュニケーションを取った方もたくさんいらっしゃったそうです。
     行かれた何人かの方から
    「行って良かった」
    という声を聞いています。
     出席できなくて、本当に残念でした。

     人気ブログランキングに参加しています。クリック頂けると励みになります。  

    ドクター講演会

     明日、ドクターの講演会がありますね。

     私も行く予定でしたが、風邪をひいてしまい、諦める事にしました。
     何ヶ月も前から楽しみにしていましたが、風邪を皆さんに移してしまっても申し訳ないので、欠席します。
     お会いするのを楽しみにしていらした皆さん、ごめんなさい。
     とても残念です。

     講演会の資料は、既にAAJから配布されていて、とても深い内容でした。
     ですから、行かれるととても参考になると思います。

     また行かれる方は、積極的に質問してみてください。
     特に治療後の方で、まだ不安定な状態にある方は、些細な事でもこれを機会に質問して、自分で今後、どうしたらよいのか、という事を具体的にイメージ出来るまでにしておかれると良いと思います。
     他の患者さん達も来ますので、たくさんの症例を一度に見られる、と思って、いろんな方から情報収集し、
    「やっぱりそこ、悩むよね~」
    「どう判断していいのか、わからないよね~」
    という事があれば、明日、解決しておかれるといいと思います。
     ドクター、高沢さん、明石さん、みんな質問はWelcomeだと思うので。

     治療前の方はとても良い機会ですよね。
     治療検討されている方が講演会に行って、治療後の患者さんがあまりにきれいに治ってしまっていて、治療そのものに懐疑心を抱いてしまった、という事もあったそうです。(要するに、そんなに治るわけないから、元々たいして酷くなかったのだろう、と思い込む)
     なので、治療後の方と積極的に交流して、どのような状態だったのか、聞かれると良いと思います。皆さん、本を1冊書ける位の方ばかりとは思いますが。
     中には治療後でも、まだ辛そうな方も確かにいらっしゃると思います。時間がどうしても必要な方が中にはいらっしゃいますから。でもそういう方にも積極的に話しかけて、経緯やドクターからの病状の説明などをどう受けているのか、聞いておかれるといいと思います。

     そうはいっても、多分皆さん、いろんな話で盛り上がって、あっという間の一日になると思います。
     ケアホーム時代の同窓会、という人もいると思いますし。
     どうか貴重な機会を楽しんでくださいね。

     人気ブログランキングに参加しています。クリック頂けると励みになります。  
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。