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2008.07.17 ステロイドを受け容れる選択
私も治療前は7年位、脱ステしていました。
でも、良くなりませんでした。ステロイドが抜けたら良くなる、と思っている人は、私のような存在にもまっすぐに目を向けて欲しいと思います。
私が脱ステした理由は今まで書いていた通りです。
ドクター達の治療はステロイドをしっかり使います。それを受ける事にした背景として、ステロイドの知識があった事と、アトピー以外の患者にステロイドを使っているのを見てきた事もありました。
それと共に大きな動機として、
私はもう、アトピーに疲れてしまっていたのです。苦しみから逃げたかったのです。
ステロイドを受け容れて楽になれるのであれば、一生ステロイドを使い続けて腎臓が悪くなったり、色んな副作用が起こってきたとしても、それで最後に死ぬ事になったとしても、アトピーの苦しみから逃れらるんだったらいいやって、そう思ったのです。
ステロイドを受け容れながら生き続ける、それも一つの選択肢として、有りなのではないか、そう思ったのです。
その時に確か、ネット上で検索する単語を変えた為に、アトピーアソシエイションのHPを発見したように思います。
結果的にはステロイドの一時的な使用で、命に関わる副作用なく、回復する事ができたわけですが、あの時、頑張る事を諦める、自分で自分を甘やかす、そんな選択が命を救ったのだと思います。
今思うと、運、というか、導かれた、というか、そういうのってあるんですよね〜。
私は脱ステしていようといまいと、どっちでもいいと思います。
ブログを書いていらっしゃる方の中で、脱ステで頑張っていましたけど、あまりに辛いので、ステロイド使用に戻りました、と、そう書くと、それまで頻回にコメントをしていた人が急にコメントしなくなったり、ステロイド使用から脱ステすると、突然、仲間がやってきた!と言わんばかりに歓迎されたり、何だかステロイド使用と脱ステと、どちらも「アトピー」という同じ患者として励ましあう、というより、ステロイドを境に2分されるような、そんな雰囲気がありますね。
特に脱ステ派は頑なな人が多いような印象が、私にはあります。頑なじゃないとできないですけどね。私も脱ステしていたし。。。
ドクターマセソン達の治療は、ステロイドをがっつり使うので、
「今までのやり方、常識とは真逆なので戸惑いました」
という方も多いのです。
確かに、その通りですね。
脱ステしている方の頭に置いて欲しいのは、ステロイドを受け容れる、という選択もあるのだ、という事です。
押してダメなら引いてみろ、じゃないですが、そんな事が往々にあるものですよね。
もちろん、私は日本の皮膚科で普通に処方してもらうステロイドはお勧めできませんが、ステロイド絶対悪、という考え方は、賛成できませんし、アトピーを舐めてもらっちゃ困る、という気持ちもあります。
アトピーの炎症は強烈です。強さといい、しつこさといい、自然治癒、なんてとても望めるもんじゃない、というのが、私のケースの正直な感想です。
人間は、完璧じゃありません。
健康って、当たり前ですか?
精神的なものだけじゃなく、肉体的にもそうです。完璧だと思っているから、今まで食べてきたものが悪かった、ステロイドが悪かった、自然にしていたら治る筈、健康が当たり前の自然な姿、などという考え方になるのかなぁ、なんて思ったりします。
でも案外、人間の体って、弱くて不完全ですよ。
完全に健康な人って、周りにどれ位いますか?
うちの夫は風邪をひきやすいし、体力もある方じゃありません。姉はひどいアレルギー性鼻炎ですし、父は昔結核をし、肺をいくらか切除していて、40半ばで胃がんの手術もしています。母も幼い時はアトピーで、今はもう70になり、首が時々痛くなるようで、整形外科に通ったりしています。
完全に健康に見える人でも、精神が病んでいる、という人もいます。
薬や病気と無縁の人でも、年をとって病気になる事だってあるのです。
健康な姿が当たり前なんだ、そう思うのであれば、一度も薬と病院に世話にならずに一生を終える人は一体どれ位いるのか、考えてみてください。
昔はアトピーが少なかった、無かった…という人もいますが、乳児の死亡率、平均寿命などと考え合わせると、どこかで淘汰されていた、とも言えるし、(おむつかぶれが酷過ぎて、そこからばい菌が入って熱が上がって、死んじゃった乳児もいたと思います)環境も大きく違います。
私は虚弱体質で、アトピーも酷かったから、今の時代じゃなかったら、乳幼児の時に死んでいたと思います。
ステロイドは強力な抗炎症作用があります。治るために一時期、それを受け容れる事は悪い事ですか?ステロイドを使ってでもアトピーを治したい、というのは、逃げ腰の弱い人間でしょうか?
渡米される方のほとんどが、
「ゴールが見えない闘病に疲れた。とにかく楽になりたい」
とおっしゃいます。
薬も治療法も、人は病気になるからあるのです。
アトピーになる事が悪い事ではありません。病気になる事は仕方のない事なのです。
完璧ばかりを求めないで欲しいと思います。
完璧を諦めると、見えてくるものってたくさんありますよ。
ステロイド絶対悪、ナチュラルが一番、健康は当然。そんな考え方に違和感を感じます。
人は弱い、だからどうするのがいいんだろう?
そう思うところからスタートすると、自分にとってベストなライフスタイルができてくると思います。
今日はステロイドを受け容れる、という選択肢について書いてみましたが、渡米される方の多くは、ステ→脱ステ→ステ・・・、というのを繰り返している人が多く、渡米される時点でかなりひっ迫している状況の方が多いのです。
日本の皮膚科で処方されるステロイドは、アトピーが抵抗性を持つ種類のステロイドであり、使い方なので、ステロイド軟膏と共存して生きる道にも限界がある患者さんもいらっしゃいます。
ステロイド軟膏との共存に限界を感じる頃には既に、生命が脅かされる状況になっていらっしゃる方もいますので、お気をつけください。
私はこの記事で、ステロイドと一生共存をお勧めしているわけではありません。誤解なさいませんように。
体力がなくなる、という事は、治る力もなくなる、という事なので、渡米治療(AAJ限定)を気にされている方は、それを念頭に置いておいて欲しいと思います。
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ドクターマセソン達の治療を受けたい、と検討していらっしゃる方へ。
ミクシィ内にコミュが出来ました。
「アトピー渡米治療」
私以外の先輩患者さん達と交流出来ます。
真剣に治療検討していらっしゃる方用のコミュなので、批判・中傷目的、興味本位、目的違いの方、またマナーを守れない方はご遠慮ください。
治療前で悩んでいらっしゃる方、また治療後回復し、苦しんでいらっしゃる方に力を貸してもいい、と思っていらっしゃる先輩患者さん、ご参加ください。
ちなみに管理人は私ではありませんので、私以外の方から情報やアドバイスを受けられますよ〜。
でも、良くなりませんでした。ステロイドが抜けたら良くなる、と思っている人は、私のような存在にもまっすぐに目を向けて欲しいと思います。
私が脱ステした理由は今まで書いていた通りです。
ドクター達の治療はステロイドをしっかり使います。それを受ける事にした背景として、ステロイドの知識があった事と、アトピー以外の患者にステロイドを使っているのを見てきた事もありました。
それと共に大きな動機として、
私はもう、アトピーに疲れてしまっていたのです。苦しみから逃げたかったのです。
ステロイドを受け容れて楽になれるのであれば、一生ステロイドを使い続けて腎臓が悪くなったり、色んな副作用が起こってきたとしても、それで最後に死ぬ事になったとしても、アトピーの苦しみから逃れらるんだったらいいやって、そう思ったのです。
ステロイドを受け容れながら生き続ける、それも一つの選択肢として、有りなのではないか、そう思ったのです。
その時に確か、ネット上で検索する単語を変えた為に、アトピーアソシエイションのHPを発見したように思います。
結果的にはステロイドの一時的な使用で、命に関わる副作用なく、回復する事ができたわけですが、あの時、頑張る事を諦める、自分で自分を甘やかす、そんな選択が命を救ったのだと思います。
今思うと、運、というか、導かれた、というか、そういうのってあるんですよね〜。
私は脱ステしていようといまいと、どっちでもいいと思います。
ブログを書いていらっしゃる方の中で、脱ステで頑張っていましたけど、あまりに辛いので、ステロイド使用に戻りました、と、そう書くと、それまで頻回にコメントをしていた人が急にコメントしなくなったり、ステロイド使用から脱ステすると、突然、仲間がやってきた!と言わんばかりに歓迎されたり、何だかステロイド使用と脱ステと、どちらも「アトピー」という同じ患者として励ましあう、というより、ステロイドを境に2分されるような、そんな雰囲気がありますね。
特に脱ステ派は頑なな人が多いような印象が、私にはあります。頑なじゃないとできないですけどね。私も脱ステしていたし。。。
ドクターマセソン達の治療は、ステロイドをがっつり使うので、
「今までのやり方、常識とは真逆なので戸惑いました」
という方も多いのです。
確かに、その通りですね。
脱ステしている方の頭に置いて欲しいのは、ステロイドを受け容れる、という選択もあるのだ、という事です。
押してダメなら引いてみろ、じゃないですが、そんな事が往々にあるものですよね。
もちろん、私は日本の皮膚科で普通に処方してもらうステロイドはお勧めできませんが、ステロイド絶対悪、という考え方は、賛成できませんし、アトピーを舐めてもらっちゃ困る、という気持ちもあります。
アトピーの炎症は強烈です。強さといい、しつこさといい、自然治癒、なんてとても望めるもんじゃない、というのが、私のケースの正直な感想です。
人間は、完璧じゃありません。
健康って、当たり前ですか?
精神的なものだけじゃなく、肉体的にもそうです。完璧だと思っているから、今まで食べてきたものが悪かった、ステロイドが悪かった、自然にしていたら治る筈、健康が当たり前の自然な姿、などという考え方になるのかなぁ、なんて思ったりします。
でも案外、人間の体って、弱くて不完全ですよ。
完全に健康な人って、周りにどれ位いますか?
うちの夫は風邪をひきやすいし、体力もある方じゃありません。姉はひどいアレルギー性鼻炎ですし、父は昔結核をし、肺をいくらか切除していて、40半ばで胃がんの手術もしています。母も幼い時はアトピーで、今はもう70になり、首が時々痛くなるようで、整形外科に通ったりしています。
完全に健康に見える人でも、精神が病んでいる、という人もいます。
薬や病気と無縁の人でも、年をとって病気になる事だってあるのです。
健康な姿が当たり前なんだ、そう思うのであれば、一度も薬と病院に世話にならずに一生を終える人は一体どれ位いるのか、考えてみてください。
昔はアトピーが少なかった、無かった…という人もいますが、乳児の死亡率、平均寿命などと考え合わせると、どこかで淘汰されていた、とも言えるし、(おむつかぶれが酷過ぎて、そこからばい菌が入って熱が上がって、死んじゃった乳児もいたと思います)環境も大きく違います。
私は虚弱体質で、アトピーも酷かったから、今の時代じゃなかったら、乳幼児の時に死んでいたと思います。
ステロイドは強力な抗炎症作用があります。治るために一時期、それを受け容れる事は悪い事ですか?ステロイドを使ってでもアトピーを治したい、というのは、逃げ腰の弱い人間でしょうか?
渡米される方のほとんどが、
「ゴールが見えない闘病に疲れた。とにかく楽になりたい」
とおっしゃいます。
薬も治療法も、人は病気になるからあるのです。
アトピーになる事が悪い事ではありません。病気になる事は仕方のない事なのです。
完璧ばかりを求めないで欲しいと思います。
完璧を諦めると、見えてくるものってたくさんありますよ。
ステロイド絶対悪、ナチュラルが一番、健康は当然。そんな考え方に違和感を感じます。
人は弱い、だからどうするのがいいんだろう?
そう思うところからスタートすると、自分にとってベストなライフスタイルができてくると思います。
今日はステロイドを受け容れる、という選択肢について書いてみましたが、渡米される方の多くは、ステ→脱ステ→ステ・・・、というのを繰り返している人が多く、渡米される時点でかなりひっ迫している状況の方が多いのです。
日本の皮膚科で処方されるステロイドは、アトピーが抵抗性を持つ種類のステロイドであり、使い方なので、ステロイド軟膏と共存して生きる道にも限界がある患者さんもいらっしゃいます。
ステロイド軟膏との共存に限界を感じる頃には既に、生命が脅かされる状況になっていらっしゃる方もいますので、お気をつけください。
私はこの記事で、ステロイドと一生共存をお勧めしているわけではありません。誤解なさいませんように。
体力がなくなる、という事は、治る力もなくなる、という事なので、渡米治療(AAJ限定)を気にされている方は、それを念頭に置いておいて欲しいと思います。
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ドクターマセソン達の治療を受けたい、と検討していらっしゃる方へ。
ミクシィ内にコミュが出来ました。
「アトピー渡米治療」
私以外の先輩患者さん達と交流出来ます。
真剣に治療検討していらっしゃる方用のコミュなので、批判・中傷目的、興味本位、目的違いの方、またマナーを守れない方はご遠慮ください。
治療前で悩んでいらっしゃる方、また治療後回復し、苦しんでいらっしゃる方に力を貸してもいい、と思っていらっしゃる先輩患者さん、ご参加ください。
ちなみに管理人は私ではありませんので、私以外の方から情報やアドバイスを受けられますよ〜。
