2006-07-24 10:25 | カテゴリ:アトピー
 中学生の姪が、学校の健康診断で尿タンパクが出た。
 父親である義兄は、既に数年前に人工透析を開始している。
 すぐに大きい病院で再検査へ行っていて、2回目は尿タンパクは出なかったけれど、一通り検査する予定だ。
 私達家族が、とても恐れていた事が現実になってしまって、正直、かなりショックを受けた。
 
 わかる人はわかると思うが、義兄も中学生の時の健康診断で同じ事が起こり、尿タンパクが出たり出なかったりで、定期的にずっと検査をしていた。そしてついに限界、という事で、人工透析導入となった。今まだ38歳。家族を大事にする人だから、透析導入が決まってすぐにきっちり食事制限、水分制限をし始めた。
 もちろん、移植の順番待ちもしているけれど、やってくる気配は無い。
 毎日汗水流して仕事をし、週3回透析をしている。屋外の仕事だから大変だけれど、家族を守るために必死で頑張っている。
 子供が3人いるので、誰かに遺伝する可能性は覚悟していたけれど、姪は小さい頃から丈夫だったので「この子は大丈夫でしょう」と思っていた子にタンパクが出たので、私達はものすごく衝撃を受けた。
 姪の検査結果が一時的な健康の範囲内で、将来何も無く行く事をひたすら願うしかないが、悪くなる可能性もあるわけで、それが起こってしまった時の彼女の人生の困難さを思うと、胸が苦しい。

 病気だから幸せになれないわけではない。どんなに困難な中でも幸せな人は大勢いるし、健康だからといっても幸せとは限らない。
 けれど、命に関わるかも、という視点から見たら、アトピーと腎不全を比べると、腎不全の方が重いと言わざるえない。

 もし、病気というカードを一枚引いて生まれてこなけらばならなかったとしたら、失礼な言い方になるかもしれないが、私が引いたカードはまだ良かったと思う。だってアトピーは適切な治療が既に存在していて、良くなるから。

 そこまで考えた時、おそらくドクターマセソンの治療でステロイドを使う、という事に強い拒否感があり、ニート状態になっている人達の事を考えた。
 治る病気(アトピー)を治さないのは自由だけど、今の医学ではどうにもならない病気でもがんばっている人達に対して、ちょっと失礼なんじゃない?と、思った。

 幸せである事は大事だ。
 幸せだと余裕がある。余裕がある人は、余裕の無い人を助ける事が出来るようになるから。自分の力でどうにもならないものを抱えてしまった人は、幸せな人の余裕を借りて、不幸をちょっと捨てられるようになる。
 理想かもしれないけれど、幸せの法則や不幸の法則は、全く無いとはいえない。

 重症のアトピーでい続けたい人は自由だけれど、そういう人達には同情しきれない気持ちも私には既にある。

 姪の事がショックで、今日はちょっときつい書き方になってしまいました。

追記
今回は、反発コメントがすごいので、コメントは入れないようにお願いします。既に頂きましたコメントは、勝手ながら削除させていただきました。

 このブログは、重症者の方に向けて書いています。
 いろんな状況の方がいます。私もそれは承知です。承知で書いています。アメリカで治療するのがどうしても不可能で、というケースも知っています。そういう人達には本当に同情します。でも諦めないで、何年先になっても準備して、必ず良くなって欲しいと思います。早く治療を受ける事が出来るように、心から祈ります。
 でも同時に、同情できない人達がいるのも事実です。しかもそう思うのは、私だけではないのです。
 困るのはその同情できない人達の一部が、批判を繰り返して有益な情報を潰したり、自己満足の気持ちで正義を振りかざして、他の重症者の治る機会を奪ってしまったりしています。掲示板を読めば、アトピー患者の足の引っ張り合いは、目を覆うものがたくさんありますよね。
 私がお世話になった明石さんの心労は大変なものだと思います。明石さん、負けないで!!
 
 このブログは私が好きなように書いています。読むのが嫌な方は、読まないようにお願いします。

 ただ、アトピー患者が自分の不幸を客観的に見る必要もあるのではないでしょうか?
 でもそれを指摘されにくい状況である事が、反発コメントの中から窺われたような気がします。
 同病者でしか指摘できないと思って、今回は書きました。
 反発コメントをくださった方、ご自分が感じられた事、書かれた事、冷静にもう一度考えて頂きたいと思います。私には、あなた方のコメントの目的がわかりませんでした。私を批判して、何の利益があるのでしょうか?ブログのコメント欄はプライベートの場所ではありません。もっと視野を広げてください。
 と同時に、冷静さを欠いた内容に、その方の状況の困難さを感じました。不幸をご自分で呼んでいないかな?と思ってしまいました。
 
 どうか治る道を良く見極めてください。
 今は状況がどうしても整わない方、希望は捨てないでください。諦めなければ必ず機会は来る、と私は信じています。

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