アトピー主婦のつらつら日記

0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年後。最後はアメリカに治療に行きました。そして遂に完治状態に至りました。 完治までの記録と共に、最新のアトピー情報などをアトピーブログとして掲載しています。

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アトピーと根性

 今はショートバースト中でとても落ち着いています。でもやっぱり風邪気味になってしまったので、昨日は背中にカイロを貼り、乳酸菌を飲んで対策していました。今日は今のところ大丈夫です。

 調子が落ち着いてきたので、ちょっと過去の事を振り返り・・・。

 私も劇悪化する前は、アトピーが出たところにステロイド外用薬をちょいちょい塗るくらいで、アレルギーの自覚も無く、お魚も毎日食べられました。カーペットのあるアパートに住んでいたし。お金もあまり無かったから、飲み水も東京の水道水を普通に飲んでいました。自分の体を東京の水に適応させてやる!位の感じで。
 アレルギーに関しても、あまりきれいにしすぎたり、除菌除菌と言うのは、免疫の発達なんかに良くないのかな〜、と思っていたので、特別除菌グッズなどに興味を持ちませんでした。
 体を洗うのは、ごく普通の固形石鹸。液体ソープは油が落ちすぎるイメージが強かったので、持ってもいなかったです。
 でも、アトピーが悪化してさすがに水だけは浄水器を使うようにしましたが、あとは普通に生活してました。

 アトピーが劇悪化して、退職して親元での生活では、浄水器を使用して、農薬に気をつけた食べ物をとる、位でしたね。

 でも結婚して、夫はわりと「除菌」に気をつけている人でした。私がお風呂の後、髪を自然乾燥させていると、
「雑菌が繁殖するのがすごいから、ドライヤー、使ったら?」
とか、清潔には一人暮らしの時からある程度気をつけていて、ドラッグストア好きだったので、商品知識も結構ありました。
 それでも私はあまり、彼の言う事を聞かなかったですね。(^_^.)

 アトピーだと頑固になります。というか、病気だと、ですかね。
 特にアトピーはいろんな情報が錯綜していますし、医師からの情報発信も意見の食い違いが大きい。両極端の意見をも患者自身が判断するしかないし、治療指針に従っても改善しないし。それを繰り返しているうちに、心が固くなっていってしまいます。

 私は「自分で治す」というようなアトピーのHPなどを見て、そして自分の症状とを当てはめた場合、私は何年がんばっても今程良くはならなかったと確信しています。どうも治りやすい人と治りにくい人というのは、根本的な違いが存在するように思います。
 治りにくい人が治りやすい体質にするには、今の時点で私は不可能だと思うし、現実的ではありません。

 劇悪化して漢方薬に頼るようになるまで、心がけ次第で何とかなるんじゃないか、と思っていた事もあります。人生そりゃ、いろいろありますから、過去にトラウマなんかもあったりしますよね。それがアトピーの原因ではないか、と、アロマセラピーやバッチフラワーレメディ、リフレクソロジーなど、「心に作用する」というフレーズに惹かれていた時期もあります。
 でも、結論として私のアトピーには何の効果もありませんでした。アトピーをきっかけにこれらを勉強できた事は喜びでしたが、アトピーに対する効果は皆無、それどころか、アロマセラピーのキャリアオイルの肌への使用は、バクテリアを繁殖させる原因にすらなり、当時の苦痛の原因の一つは、アロマセラピーであったとも言えます。(といっても今でもアロマセラピーは好きで、香りを嗅ぐだけにして使っています)

 アトピーは「病気」ですから、根性で治らない人の方がむしろ多い筈なのです。自分で治す事にトライする事は自由だし、少ない可能性に賭けるのも一つです。
 ただ、今しかない瞬間をアトピーに捧げ続けるのはもったいないし、あなたを大事に思っている人達にとっても、失礼ではないかと思ったりもします。

 私は根性でアトピーを治す事を諦めました。そして渡米し、ドクターマセソンの治療を受け、帰国し、必要な時はドクターの指示に従ってステロイドを飲み、生活習慣を見直し、エアコンをつけっぱなしにしたり、洗濯機を買い換えたり、除菌に気をつけるようにしました。
 ダニに刺されても、擦り傷を作ってもアトピーを引っ張り出してしまう私の体質ですが、生きている以上、生きていかなくてはいけない以上、付き合わなくてはならない自分の体です。多少文明の利器に頼る事や環境に負荷をかける事も、私にとってはやむを得ないと思っています。
 
 「こだわり」はとても厄介です。
 私は一時、精神科に勤務した事がありますが、精神病の疾患の症状の一つに「強いこだわり」というのがあります。なぜか偶数にとてもこだわる、とか(もちろん尋常のこだわり方じゃないですよ)、根拠があまり無いのです。
 アトピーの人たちも、心が固くなってしまったゆえに、こだわりが強くなっている人達もいるんじゃないかと思います。
 意味の無い強い「こだわり」は無意味であるだけでなく、不幸へ導くものであるし、心の病気の一つ、とも捉えられる事ができます。なぜこだわるようになったのか、順序立てて考えてみる必要があると思います。そしてそこに明確な根拠が存在するのか、と。

 我慢強くある事は大切な事だと思いますが、必要な瞬間に負けを認める事も大事です。根性は別のところで使って、アトピーに関しては早く良くなることの方がずっと大事だと思っています。
 苦痛を手放す決断をするのは、自分自身だと思います。

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