0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年後。最後はアメリカに治療に行きました。そして遂に完治状態に至りました。 完治までの記録と共に、最新のアトピー情報などをアトピーブログとして掲載しています。
特殊なアレルギー
 おかげさまで、風邪は落ち着いてきました。 
 ちょっとまともな記事を。

 特殊なアレルギーもあります。
 アトピーアソシエイションでの患者さんで、HPでも書かれていますが、黒い色素に反応していたという人もいらっしゃいます。インクのトナーで悪化したり、黒の靴下、黒の靴などで足が反応を起こしてアトピー化するそうです。黒の色の要素に使われる物質に反応を起こすようです。渡米して、いつものドクターベイカーの所でもわからなくて、ドクターストローという医師に紹介され、ようやく判明したようです。

 特殊なアレルギーとして、講演会で話されたエピソードとしては、氷など「冷たさ」に対してアレルギー反応を起こす、という人もいるそうです。このアレルギーは非常に特殊なので、最初に疑うアレルギーではないそうなので、まず考えなくて良いアレルギーだそうですが。
 冷たさに対してアレルギー反応を起こす、という事で、非常に低い温度に触れた時、反応が出るそうです。反応が強いとアナフィラキシーショックを起こすそうなので、冷たいプールとか水にも注意しないといけないそうで、検査はその通り、氷を皮膚にくっつけて反応を見るそうです。
 日本でよく言われる「寒冷蕁麻疹」とは違うそうです。

 前々回の記事で、久我山病院の長屋医師にアレルギー治療をしてもらう事を書きましたが、その記事はアトピー患者に向けてではなく、主には喘息や花粉症の患者さんに向けて書いたものでした。
 繰り返しになりますが、アトピー患者はアトピーアソシエイションを通してドクターマセソンとドクターベイカーの治療を受けてもらいたいです。(両医師とも日本のアトピー患者はアトピーアソシエイションを通さないと治療をやってくれない事になっています。)
 なぜならアトピーは喘息や花粉症よりもずっと複雑な病気だからです。特に日本のアトピー患者さん達はステロイドやプロトピック、その他の民間療法で更に複雑化していますし、アトピーはそもそも皮膚の病気が主なのですから、皮膚科医が主となって治療を行うのが最も安全なのです。
 また日本のアトピー患者は、アレルギーも治療されずに放置され、アトピー→アレルギー悪化→アトピーも更に悪化→アレルギーも更に悪化、と、悪循環に入っています。その為、アレルギー抗原の数も多く、その為か特殊なアレルギーをお持ちの方も、確かに中にはいらっしゃいます。
 長屋医師の所の治療は、アメリカでの標準治療に当たる、と聞いていますので、日本の重度のアトピー患者には薬液が強すぎてかえってアトピーを悪化させる事も考えられますし、皮膚の治療も同時に行わないとアトピー改善にはならないです。
 また特殊なアレルギーのケースを考えると、やはり本場でも先端でやっているアレルギー専門医に診てもらう方が良いですから、トータルではAAJ(アトピーアソシエイションジャパン)を通しての渡米治療がベスト、という結論に至ります。
 もちろんアトピーでなく、喘息、その他であっても、ちょっと複雑なアレルギーっぽい、と思うようであれば、渡米した方がいいと思います。長屋医師の所で対応が出来なかった場合、時間がかかってしまい、結局渡米しようかな、という結論に至る可能性もあります。その場合、時間も費用も無駄になりますから、よく考えて行動して欲しいと思います。

 アレルギー治療、渡米した患者さんが金属アレルギーも良くなってきた、という話を聞いて、ふうん、と思っていましたが、私もなんか、良くなってきたような気がします。
 この間イヤリングをしたのですが、以前より負担を感じなくなりました。前は途中で痒くなったり、痒くなくても付けている感を強く感じていたのですが。
 食べ物は、魚介類OK、魚卵・甲殻類もOKになり、全く症状が出ません。プルーンは食べてませんが、ま、身近にない食べ物だし、食べなくてもいいので試す気はありません。
 山芋は、まだ試していませんが、この調子なら大丈夫そうな気がします。

 花粉症は症状がもう出ています。残念…。アレルギー治療は5年で一区切りだという事ですが、希望で続けられるので、私はまだ続けるつもりです。終了しても、終了後、自分で自分の体を治していくようになるらしいのですが、継続していた方が確かだろうし、花粉症のない体に出来ればなりたいです。
 アレルギー注射終了の時期に関しては、ayaさんのブログに書かれているので、そちらをお読みください。
 5年以上たって一旦やめて、様子を見て、やっぱり再開したい、という時は、ビルド不要で再開できる、というのを確かAAJから聞いた記憶がありますので、終了、再開に当たっては、AAJと相談の上行なってください。

 そうそう、アレルギー治療薬、薬液の濃度が治療更新の時のアンケートみたいので変わるのかと思っていましたが、患者さんに知らせる事なく濃度その他が変更になる事はない、という事でした。講演会で、ロクサーヌ師長がそう言っていました。
 また治療薬がアメリカから送られてくる際、保冷剤が溶けてしまっているけれど、温度とか大丈夫なのか?という質問がありましたが、常温保存でも大丈夫なものなので問題はないとの事。ただ治療薬は生モノと同じように傷むものなので、常温保存の時間が長くなればなるほど、有効期限が短くなるそうです。ボトルに書いてある期限は、冷蔵保存を前提に書いてあるものなので、配送時間程度なら問題はないそうですが、届いたらすぐに冷蔵庫で保存してください、という事でした。

 以上で、アレルギーは大体終わったような気がします。


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Posted by ゆかり
comment:1  
[アレルギー治療
また風邪です
 風邪、引きました。
 思考能力がないので、力の入った文章が書けません。

 多分、私、元々あんまり丈夫じゃないと思います。
 こんな私でも、アトピー、完治状態に至りました、という感じでしょうか。

 火・水と仕事を休んでしまい、今日は行きましたが、明日も頑張らねばいけません。

 皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

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Posted by ゆかり
comment:2  
[その他
アレルギー免疫療法をどこで受けるか
 「アレルギー免疫療法」は旧「減感作療法」です。
 1998年にWHOで統一された呼称に変わったそうです。(ウィキより)
 英語では「allergen immunotherapy」と言うので、アレルゲン免疫療法が正しいかもしれません。
 アトピーアソシエイションを通して受けるアレルギー治療はこのアレルゲン免疫療法ですが、その中でも Immunotherapy Allergy rush と呼ばれる方法で、おそらく日本語では急速減感作療法という名前で呼ばれているものと思われます。

 アレルギー(アレルゲン)免疫療法という名称は、医師に伝えてもわからない事がほとんどです。残念ながらそれだけ遅れている、という事ですね…。

 アトピーはアレルギー免疫療法だけでは治りませんが、喘息や花粉症などをお持ちの方にはお勧めです。これらは皮膚に症状がないため、アレルゲンの吸収場所が目や鼻などの粘膜だけになるので、面積が小さく、治療効果も出やすい、と聞いています。
 また早期に治療すればするほど、アレルギーが酷くなりにくく、また治療も早く進みます。喘息の方は長期化すれば呼吸機能に影響が出てきます。我慢していても良い事があまりないと思います。

 いいとこだらけのアレルギー免疫療法、さて、一体どこで受けられるのか?

 アメリカの治療法をそのまま受けられるのは、やはり久我山病院の長屋医師の所です。私が信頼できると思えるのは、国内ではここだけです。
 ただ長屋医師の所だと、週に1度かな?通院しないといけないので、首都圏以外の人はちょっと厳しいと思います。
 
 アトピーアソシエイションで、去年の秋くらいだったかな?喘息プログラムが始まりました。(Immunotherapy allergy rushになります。)
 アメリカ一週間ほどの滞在でOKで、帰国後、治療薬をお近くの病院で2週間に一度、注射してもらえば大丈夫です。3〜5年ほどかかると言われていますが、喘息の治癒率は99%以上と聞いています。
 東京なら久我山病院でいいですが、それ以外だと通院に困ると思います。
 そう思うと、アメリカ〜?と思いますが、海外旅行気分も兼ねて行かれるといいと思います。

 日本でも「減感作療法やっています」という病院がいくつもありますが、150種類を超える検査・治療薬がアメリカにはありますが、日本はアレルギー検査の試薬の数も10種類前後と話にならないので、せっせと通っても結果が出せない人が多いと思います。
 治療薬を輸入してやっています、というHPも見かけた事がありますが、その医師はアレルギー専門医ではないですし、というか、アレルギー単科の教授すら存在しない日本ですから、専門医がいないです。ちゃんとした専門医じゃない医師が個人輸入して行なう治療って怖いと私は思いますので、お勧めできません。
 そんな危ない橋を渡る事を思ったら、東京に通って長屋先生に治療してもらうか、割高でもアトピーアソシエイションを通して専門医のドクターベイカーの治療を受けた方がいいです。

 喘息は重篤化すると死に結びつきますし、慢性化しても呼吸機能が落ちます。長期化していけば不可逆性(元に戻らない)の呼吸機能低下を招きます。
 ステロイド吸入薬も安全性が高まっている、とはいえ、アトピー同様依存性も気になりますし、常に発作の危険と隣り合わせでいる必要はないと思います。
 根治出来ればそれが一番いいと思いませんか?

 日本では舌下型のアレルギー免疫療法に向かっているようです。
 舌下型は既にドクターベイカーの所では実用化に向かっていますから、ゆくゆくは注射から大きく舵を切る事になると思います。
 日本でもこれが認可されて始まれば、急速に治療は広がると思います。
 ただ問題は山積みです。
 日本では一時、「減感作療法」は行なわれたけれど廃れた、という歴史があり、専門医もいません。アレルギー免疫療法について非常に遅れていますし、日本で話されている舌下型の治療薬は、花粉症を主に対象にしたもののようですし、抗原の数についても下手をしたらスギ・ハウスダストなど現在日本にある10種類程度しか対応しない可能性があります。

 専門知識がない+抗原の数が対応できていない=やっぱりアレルギー免疫療法(減感作療法)は効かない

 という事になりかねず、結局また対症療法に戻ってしまう懸念があります。

 この事に関してはgenshiさんが専門で書いていますので、そちらをご一読頂きたいと思います。

 日本で一般化されるのを待つのも一つですが、先行き不透明ですから、私はやはり、出来るだけ早く長屋医師の治療を受けるか、アトピーアソシエイションの喘息プログラムに申し込んで治療を始める事をお勧めします。
 もしかしたら、ですが、花粉症に困っていらっしゃる方もアトピーアソシエイションの喘息プログラムで治療を受ける事が可能かもしれません。問い合わせをしてみるといいんじゃないかと思います。問い合わせが増えれば、検討して花粉症でもOKという事になるかもしれませんし。花粉症も酷いと仕事や勉強どころじゃなくなりますし、夜の睡眠にも障害が出てきますよね。花粉症グッズにかかる費用もばかになりません。
 治療にかかる費用は、病気のままでいて将来的にかかるコストに比べたら安くなる筈です。

 繰り返しになりますが、アトピーの原因はアレルギーだけではないので、アレルギー免疫療法を受ければアトピーがすっきり治る、というわけではありません。特に重度の方は尚更です。その点については予めご承知ください。

訂正 2/1

長屋先生の所に通っていらっしゃる方からコメントを頂きました。
長屋先生の所でも注射液を作って渡してくれるようです。
これは朗報ですね!!!!
アトピーの方は渡米した方がいいですが、花粉症や喘息なら長屋先生の所でいいかもしれません。
私自身は長屋先生にかかった事がないので、詳細はわかりませんが、
注射の頻度などと合わせて、治療スケジュールについて問い合わせてみる価値は十分にありますね。


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Posted by ゆかり
comment:11  
[アレルギー治療
IgE・IgG
 アトピー患者の多くが、アレルギー検査をするとIgEの値が非常に高い事が知られています。
 なぜこんなに数値が上がってしまうのでしょう?
 それにはいくつか理由があります。

 アトピー患者は生まれつき、IgEを上げやすい体質もをって生まれてくるようです。この体質自体を変える事はできません。けれどIgEを上げやすい体質を持って生まれてきたからといって、必ずしもアトピーになる、重度になる、というわけではありません。
 また日本人の重度の患者のIgEの数値は驚くべき高さです。一体何が体に起こっているのでしょうか?

 2008年に行われたドクター講演会での資料に多くの答えがありました。(このブログでも掲載しています。汗)

「さまざまなアレルゲンが皮膚に直接入ってくるのでアトピー性の方は体がIgE抗体を作ってしまいます。
IgEが反応してしまうと痒みが増え皮膚を引っかいてしまいます。引っかくと皮膚組織にダメージを与えるため、皮膚が物質を出し痒みがさらに増えてしまいます。これで免疫システムを刺激するため皮膚自体にIgE抗体が出来てしまいます。
 これらのトリガーでアトピー性皮膚炎の症状になります。皮膚の不完全なバリアが症状の初めで、それからIgEや免疫システムを刺激してしまうようです。」

 アトピーの患者さんは皮膚を守る「フィラグリン」を作る遺伝子に問題がある事が分かっています。つまり生まれつきバリア機能をうまく作れず、メッシュ状の皮膚しか作る事ができません。皮膚のすぐ下にはたくさんの毛細血管が張り巡らされていますから、皮膚が薄くバリア機能が十分でなければ、アレルゲンは皮膚を貫通し、すぐ下の毛細血管の血中に入り込んでしまいます。
 皮膚が薄い、というイメージは、鼻や目の粘膜をイメージしてください。
 花粉症はこの粘膜にアレルゲンが付着してアレルギー反応を起こしますが、アトピー患者の場合、冒されている皮膚が粘膜のようになってしまっているので(イメージですよ)、アレルゲンが付着すればそこからアレルギー反応を起こしてきます。
 また花粉症や喘息の場合、アレルゲンを取り込む所が目や鼻の粘膜なので、面積自体は知れています。ですが、アトピー患者の場合、皮膚からも、という事になり、皮膚の面積は非常に広いため、びっくりするほどIgEの値が高くなってしまう、というわけです。

 皮膚が薄く弱くなっている、という事は、以前書いた「抗菌性ペプチド」も弱り、黄色ブドウ球菌などの雑菌類が繁殖しやすくなり、皮膚でそれらがコロニーを作っている事もわかっています。

 皮膚を掻く事は、皮膚を傷め、皮膚を薄くする事に貢献してしまうため、結果、IgEを上げる事に貢献してしまっています。
 皮膚に浸透しやすい、強すぎるステロイドは、皮膚を薄くしてしまうし、アトピーに抵抗性を与えてしまうしリバウンドは出るし云々で、治療どころか悪化に貢献しています。プロトピックも、です。

 つまり重度のアトピーの人の場合、全てが悪循環になっているのです。 

 で、今回の講演会で新しかったのはIgGの事でした。(というか、私が知らなかっただけですが)
 IgGはアレルゲンがIgEと結びつくよりも早く結びつく事が出来るのです。
 通常、アレルゲンが入ってきた時、IgEが結びついてしまうので、IgE数値が上がってしまうのです。けれど、もっと早く結び付く事が出来得るIgGがたくさんそこにあれば、アレルゲンはIgGと先に結びつく事が出来るので、IgEは増えなくて済むのです。
 つまりIgGの値を上げてやれば、IgEは増えなくて済みます。

 ではどうやればIgGの値を上げる事が出来るのか?
 答えは「アレルギー免疫療法」です。
 これを行う事によって、IgGの値を上げる事が出来るのが分かっています。
 IgGの値を上げられれば、IgEは減ってきます。

 IgEの値を検査する事に意味がない事は、これで何となくお分かりじゃないかと思います。わざわさ採血しなくても、皮膚を見れば高いのは分かるのです。
 またIgEの数値の高さ=アトピー、というわけではありません。アトピーの原因はフィラグリンの事など、他にもいくつも原因があります。IgEの値が高くてもアトピーじゃない人もいます。

 調べていたら、動物病院のHPですが、IgEとIgG、免疫療法について分かりやすく書いてありました。参考にどうぞ。http://www.monolis.com/kensa/allergy/genkansa.html 
 動物もアレルギー免疫療法をする時代です。この治療に関しては、人間の方が恵まれていないのかも、なんて思いました。

 ドクターは
「これらは最近の研究で徐々に明らかになってきている事です。でもそれよりもずっと前から、皮膚科医は皮膚を見て治療をしてきました。その結果、研究で明らかになる前から、アトピーを悪化させる事なく治療をしてこられました。そして治療で行なってきた事が正しかった事が、段々研究で明らかになってきています。
 研究は後からついきてます。そういうものです。
 けれど日本の治療は研究が先のようですね。」
と言っていました。
 
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Posted by ゆかり
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[アレルギー治療
アレルギー免疫療法について
 体調はおかげさまで落ち着いてきました。
 3連休で上海に行ってきたのですが、トラブル続きで大変でした。その話は近々、もう一つのブログの方で。

 講演会の所で、アレルギーの所だけ残してありましたので、そこをぼちぼちと。

 アレルギーとは何ぞや?という所、難しいですよね。IgEとかIgGとか出てきちゃいます。
 で、それらについての説明は、調べると結構たくさん出ているんですよね。なので本格的に理解したい!という方はその辺りは一度、徹底的に調べてみるといいと思います。
 私は読んでいないのですが、久我山病院にいらっしゃる長屋医師の本がやはり良いようです。私たちが分からない、と思う所は、大体網羅されているそうです。私たちが渡米して受けるアレルギー治療についても詳しく説明があるそうなので、読まれるといいと思います。

 でもとても頭を使うので、とにかく治ればいいや、という方は基礎的な所は正直、飛ばしてしまってもいいと思います。そこまで詳しく知らなくても、治る事は出来るので。
 そして渡米して受ける治療の一つ、アレルギー治療について、今日はかいつまんで。

 アレルギー反応は抗原抗体反応が起こって起こるものです。
 でもこの反応、いくつかの段階を経て起こるのです。

 例えば、4台入る駐車場があるとします。駐車しようとやってくる車を抗原と考えてください。車が3台駐車しただけではアレルギー反応は起こらなくて、4台目が入って満車になると抗原抗体反応が起きて、アレルギー症状が出ます。(アレルギー反応が起こる過程と考えてみてください)
 アレルギー免疫療法というのは、この4台目の駐車場にダミーの車(抗原)を入れて満車状態に見せかける、というものなのです。
 ダミーの車(偽の抗原)ですが、これを入れておく事により、本当の車(抗原)がやってきた時に、満車で入れない〜、という状態を作り出すのだそうです。
 3台車が止まっただけでは抗原抗体反応は起きないので、4台目をダミーにして満車状態にしておけば、アレルギー反応は起きません。
 このダミーは一度の治療だけで常駐状態を作り出す事はできないですし、既に私たちはアレルギー反応を起こしてしまっている状態にあるので、少しずつ少しずつソリューションと呼ばれる注射薬を定期的に注射して体内に入れて、4台目の駐車場を乗っ取ってしまうようにする治療です。
 既にアレルギー反応を起こしている状態にあるために、そのままソリューションを入れると強く反応して症状を出してしまう事があります。そのためクラリチンを上手に使う事によって反応を抑えながら、時間をかけて治療を進めていきます。
 4台目にダミー車の駐車が成功すると、その先一生、常駐し続けてくれて反応を起こさなくなる、つまりアレルギーが治る、という事が起こります。

 もう一つの説明として、講演会では「ワクチン」とい言葉が使われていました。
 ソリューション(アレルギー注射薬)を「ワクチン」として考えると、アレルギー治療が分かりやすいと思います。

 この治療の説明は、駐車場でもワクチンでもどちらか自分で分かりやすいと思う方で理解すればOKです。

 アレルギーの原因となる抗原はたくさん種類がありますが、全種類治療しなくても、治療効果は波及するので大丈夫です。
 最近わかってきた事では、アレルギー治療をすると接触性・食べ物など全部のアレルギーに対して、改善がみられる傾向があるそうです。私が魚が食べられるようになったのも、アレルギー治療の効果が出てきたせいかもしれません。

IgE、IgGの話は次回。
 
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Posted by ゆかり
comment:8  
[アレルギー治療
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