0歳の頃からアトピー。劇悪化して12年後。最後はアメリカに治療に行きました。そして遂に完治状態に至りました。 完治までの記録と共に、最新のアトピー情報などをアトピーブログとして掲載しています。
誤解
 私に関する誤解や私が受けた渡米治療に対する誤解

1)この記事を書いている「ゆかり」はアトピーアソシエイションの回し者でアトピービジネスをしている。

2)渡米治療は、ステロイド浸けにする。そして一生、ステロイドでコントロールする。

 大きな誤解はこの二つかなぁ。どっちも間違いなのです。
 この二つの誤解は、どこから出たのか、さっぱりわからないです。全くの誤解なので、不安を感じていらっしゃる方は、このブログを最初からコメントを含めてすべて読んで頂いて、アトピーアソシエイションのHPを熟読して頂けたら誤解は解けると思います。それでも不安を覚える方、あるいは質問が残る場合、直接私か、アトピーアソシエイションに問い合わせてください。

 ネット上で私が読んだ限りのもので、私とドクターたちの治療に関しての誤解のものは、アトピーアソシエイションのHP及び私のブログををきちんと読んでいたと思われるものは、一つもありませんでした。
 私に対する怒りから来たコメントも過去、いくつもありました。けれど非常に感情的で決め付けからかかっていて、しかもブログのほんのいくつかしか読んでいないと思われました。おそらく現在もアトピーでお苦しみの方、あるいはアトピーで苦しまれた経験のある方だろうと思うのですが、残念だなぁ、と思います。

 誤解は解こうと思わないです。
 一旦色眼鏡をかけられたら、なかなか冷静に内容を見る事は出来ないだろうと思います。そんな中で私が何を言っても、自己弁護、そしてあぁ言えばこう言う的にしか受け取られないんじゃないかな、と思います。
 色眼鏡を外させるほど、私は頑張れません。
 ただそれでも渡米を決意される方が後を絶たない事を見ると、わかる方にはわかるんだなぁ、と思います。

 でもそういう誤解の情報は、治療にあたり「試金石」になっている、と思うようになりました。
 帰国後、患者は孤独に陥ります。あっさり治らないケースもあります。そうした中で、外野の不信の声を無視するのは、かなり精神力が必要になります。
 不安が強くなる、あるいは自分の行動を変える事が出来ない、などなどによってドロップアウトする人もいらっしゃる、と聞きますから、ドロップアウトする位なら、治療には行かない方がマシじゃないか、と思ったりします。そう思うと、治療前の時点で誤情報に簡単に翻弄されてしまう方は、行かない方がいいんじゃないか、と思います。ただの銭失いになってしまいますから。
 (それでも渡米して治療に行った方たちは、行った方がいい、という意見の方が多いと思います。アレルギー治療だけでも続けていくと、完治までは行かなくても、かなり改善してくる、と聞きますし、皮膚の反応が強すぎてアレルギー治療を中断した方でも、治療の骨組みが出来ていれば、あとは自然と自力でアレルギーが改善に向かい、結果としてアトピーの改善が望めるようになってきたそうです。)

 正しいものを見抜く力は、アトピーの治療法に限らず、必要です。振り込め詐欺インターネット詐欺とか、詐欺事件はたくさんあります。子供の教材を買わされたり、うまい話として、投資情報が持ち込まれるかもしれません。買い物に行けばたくさんの偽装表示があり、お買い得に騙されたりします。
 日々の生活の中で、正しいものを見抜く力は、常に必要とされている能力であり、その上で自分の生活の中で買うものを選別していかなくてはなりません。
 底値にこだわって必要なものが家に無い状態では困りますから、生活の便宜上、多少高くても買う事もあると思います。

 アトピー患者で特に気をつけて欲しいと思うのは、「アトピービジネス」です。「アトピービジネス」という点に翻弄されてしまい、肝心な点を忘れてしまうのです。
 アトピービジネスに引っかかるのは、残念な事です。けれど既存の日本の治療では酷くなるばかり、という状況では、「アトピーに良い」と言われるものから何らかの選択をせざる得ないのが現実です。
 ところがアトピービジネスに警戒感ばかりが強くなりすぎ、ドクターたちの治療を「一生ステロイド浸け」と言うのは完全に曲解しており、これでは「妄想」になっています。

 大事なのは

「治る事」

なのではないでしょうか。

 最近、アトピービジネスに過敏になるあまり、きちんとリサーチできない人を見かけるようになりました。心の傷を感じます。
 アトピービジネスの定義は、明確ではありません。病院以外の事を全て言うのでしょうか?保険外診療での治療はどうでしょうか?医師が関わっていれば、アトピービジネスではない、というのでしょうか?ならアトピーアソシエイションは合格、という事になるのですが、医師の国籍が大事になるのですか?
 
 大事なのは「治る事」なのです。それを基準に判断してみる事が大事じゃないかと思います。
 
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 ドクターの講演会、今週末になりましたね!
 体調管理、気をつけてください。私も気をつけます。

 本日、PDFファイルがAAJから届きました。まだ全部目を通していないですが、研究が更に進んでいるようです。非常に興味深いです。わぉ!!って感じ。アトピーの治療に携わる医師なども、本当は来られるととても参考になると思うのですけどね。目からウロコです。頭の固い医師の参加は困りますが。
 ファイルの内容は後日、AAJ側から許可を得た上で転載しようと思っています。AAJのHPは情報が掲載されるのが遅いので、ついつい、知りたがりの私が記事にしちゃう方が速かったりするんですよね〜。それで「回し者」と言われちゃうのかもしれませんが、良い情報は早く知るに越した事ないと思うんですよね。
 ただ私のブログはあくまでも「私的なブログ」なので、正しい情報は必ずAAJから得てください。

 皆さんとお会いできる機会なので、楽しみにしています。ぜひお声をかけてくださいね。ハンドルネームを使っていらっしゃる方は、ハンドルネームをおっしゃってくださいね〜。
Posted by ゆかり
comment:6  
[アトピー
自分の状態
 さて、最近の私の皮膚の事でも。

 といっても特別、ないかなぁ。夏場も汗もが出た所にちょっとTacを塗っておけば良くなってしまったし、今年は夏が短かったような気がするので、去年よりずっと楽に過ごせたように思います。
 入浴もあまりせず、シャワーが多かったですが、特に問題なしです。

 色素沈着ですが、落ちているのかいないのか…?いまいちよくわかりません。多分、少し良くなったような気はしますが、なにしろ加齢のシミも出てくる年頃なので、普通の人でも「肌のくすみが気になる」というわけですから、今から10代20代の輝く素肌に、というのは無理かなぁ、と思っています。
 とはいうものの、アトピーとは関係ないですが、鏡を見て、肝斑(かんぱん)なのでは?と自分で思ったので、資生堂から出ている「トランシーノ」を飲んでみました。これ、もともと医療現場では止血剤としてよく使われるもので、継続的に飲んでもいいのかな?とかちょっと不安がありましたが、試してみました。
 すると、一応皮膚のトーンがワントーン明るくなる感じがしました。ピンポイントでシミが消せるとかではないですが、透明感が少し出る、というか。
 瓶の2/3ほど飲んだ所で、目に瞼裂斑(けんれつはん・長期のハードコンタクトレンズ使用や太陽(紫外線)の刺激、加齢、、などで発症するもの)というものが出て、トランシーノとは無関係とは思うものの、一応中断しました。それ以来、何となくですが、たまにしか飲まないようになりました。
 
 そうそう、魚介類が食べられるようになりました!!
 元々鮮度の良いものは問題なく食べられていたので、食物アレルギーではないんじゃないか、と自分でも思っていましたが、鮮度が落ちたものを食べると、皮膚の状態が悪くなるのでやめていました。
 最近は普通に売られているものなら大丈夫になり、塩辛なんかもOKです!
 う・れ・し〜〜〜〜〜♪
 ところが、私も夫も鮮度の良い魚に慣れてしまってきていて、鮮度がちょっとでも落ちたものだとわかるようになってしまい、おいしく感じられなくなったので、結局、新鮮なものを食べる事には変わりない、という生活です。
 なぜ大丈夫になったのか?と、自分なりの考えですが、以前は皮膚が弱過ぎて、消化・解毒が大変なものは皮膚に反映されてしまっていたのかな、と思うのです。おそらく鮮度が落ちて出てくる何らかの物質が炎症を促進する働きを持っていて、まだ敏感だった皮膚はそれに強く反応してアトピーを出したり悪化させていたのかな、と。
 今は皮膚が強くなってので、そういう物質に反応しなくなったような感じがします。というのも、過渡期みたいのがあり、首や肩回りなど、アトピーが最後まで残っていたような所にだけ、反応が出ていた時期があったからです。
 アトピーと胃腸の関係はよく指摘がある通りで(アレルギーもそうですね)、やはりどちらかというと胃腸は丈夫じゃないと思います。でも世の中、丈夫じゃない人の方が多いような気がします。年輩の方の雑談で
「胃腸が丈夫って事は、体が丈夫って事よ」
と話しているのを聞いた事がありますから。
 ですから、アラフォーの私としてはぼちぼち胃腸が弱い自分を自覚して、今後も食生活に気をつけようと思います。

 それと婦人科系ですが、生理が以前より間隔短く来るようになりました。以前は4カ月に1度程度でしたが、今は1〜2カ月に一度に。これは体重が増えたせいかしら…?(#^.^#)
 子供を作らない事になった私としては、来なくてもいいんだけど〜、というものなのですが、機嫌の悪い日が増えてしまいました。 

 アレルギーは良くなっているような気がします。秋の花粉が始まりましたが、感じるのも遅く、症状も去年より楽になったような気がします。クラリティンは一昨日位から毎日1錠、という感じです。無しでもいけそうですが、目が痒くなるし、何より我慢する事ないか〜、と思うので飲んじゃいます。
 アレルギー注射薬は、今注射しているものはもう、何回も更新したものです。今回のは最初、注射すると少し腫れたり痒みが出たりしましたが、最近は少し痒くなるだけになりました。良くなっているって事かしら。

 皮膚の方は特に問題なく過ごせていますが、一か月ほど前、頸椎を傷めてしまったので、大事めに過ごしています。周りに聞いても「腰が悪い」「坐骨神経痛」など、結構他の病気を患う人も多くなってきたなぁ、と実感します。
 アトピーだけでも解決していて良かったなぁと思います。

 最近アトピーアソシエイションのブログの方に、他の患者さんからのメールがいくつも載せられました。興味深いのでそちらも読まれるといいと思います。
 
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Posted by ゆかり
comment:4  
[アトピー
聞いた情報など
 最近聞いた、新しい情報などを。

 まず、洗濯物は家族と別にして洗う、というのが指導されるようです。
 これはバクテリア対策の一つだそうです。帰国したばかりの患者さんの肌はとても不安定であり、バクテリアのとっては良い培地になるようで、バクテリアが喜んで集まってきてしまうそうです。そのため、バクテリア対策がとても重要で、その中の一つとして、洗濯物をご家族のものと分けて洗う、というのを取り入れたそうです。
 バクテリア対策として、お風呂のお湯にハイターをごく少量溶かす、という方法は既に皆さんやっていらっしゃると思いますが、これも重要なので、まだ皮膚が不安定な方は続けてください。ただし、ハイターの分量はくれぐれも少量でお願いします。

 洗濯物のトラブルはとても多いので、最近は渡米時、ケアホームに到着したら、スーツケース内の衣類などはすぐに一度ケアホームの洗濯機で洗濯するそうです。これはドクターオーダーだそうです。
 それほど洗濯のトラブルが多い、という事ですね。

 最近は入浴時のお湯の温度について、かなり厳しく言われるようです。
 30度から35度位の湯温だったかな?かなりかなり低いです。お風呂で風邪をひかないように気をつけながら入ってください。

 渡米した患者さんから頂いた情報を。
 その患者さんはアレルギーが酷かったそうです。そのため、帰国後、シャープのプラズマクラスター専用機を買い足したそうです。そうしたら顔の赤みがかなり軽減できたそうです。
 ご注意頂きたいのは、HEPAフィルター式の空気清浄機にプラズマクラスターを追加した、という事です。買い替えではないので、お間違えなく。
 うちはダイキンの空気清浄機なので、違いをちょっと調べてみました。カカクコムの書き込みで参考になるものがありましたので、ご一読頂けるといいかな、と思います。それぞれ得意分野が違うようです。
http://bbs.kakaku.com/bbs/21607010362/SortID=9860291/
 2台か〜、というのにびっくりしました。でも納得です。
 この方はプラズマクラスターを全室に入れた、とおっしゃっていました。

 またカビのアレルギーが酷かった、という事で、除湿機を買われたそうです。製品はコンデンスの除湿機だそうです。洗面所などで利用すれば、洗濯物も短時間で乾くそう。洗面所での利用だそうですが、除湿機を日常的に使うようになってからカビ臭などはまったくしなくなったとの事です。

 またこの方が使っていらっしゃるのはオキシジェンという掃除機だそうで、気に入っている、との事でした。ご購入を検討されている方は、調べてみるといいかもしれません。

 メッセージですが、機材に頼れる所は頼ってしまうのも一つかも、という事でした。
 同感です。

 プラスティベースの衣服のべとつきを何とかしたい!という事で、この方は液体洗剤にプラスして、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)と炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)を追加で入れて、お湯で洗濯するようにしたそうで、これで悩みは解消している、との事でした。
 この方法は私はやった事ないのでちょっとわかりません。問題ない方はいいと思いますが、トラブルを起こす可能性もあるかも、と思いますので、試される方は慎重にお願いします。

 Sさん、どうもありがとうございました。
 情報提供、とても嬉しく思います。みんな早く治りたいですもんね〜。

 ドクターの講演会ですが、もしドクターにこんな事を聞いてきてほしい、などある方はメールをください。治療前・後、どちらの患者さんでも構いません。

 季節の変わり目のせいか、ヘルペスがちらほら出てくる時期です。また秋の花粉もたくさん飛んでいますので、対策など気を緩めないで行ってくださいね。

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 おかげさまで人気ブログランキング、トップ10の中に入る事が出来ました。応援してくださっている方々、本当にありがとうございます。
 2005年の4月から記事を書いているので、ここまで来るのに4年半、かかった、という事ですね。挫けず、真面目に書いてきて良かったと思います。
 今後も頑張りますので、今後も応援してくださると嬉しく思います。
 取り上げて欲しいテーマなどありましたら、お知らせくださいね。
 

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Posted by ゆかり
comment:7  
[アトピー家電
ドクター来日します
 ドクターマセソンが11月7日に講演に来てくれます。
 今回はドクターベイカー(アレルギー治療)の所の看護師長ロクサーヌと一緒に来るようです。

 去年も書きましたが、治療後の方で治療がうまくいっていない、このままでいいのか不安が出てきた、信頼できる治療か疑問に思えてきた、などという方は出来るだけ都合をつけてきてください。診察は無しですが、ドクターやアメリカオフィス側に自分の状況を伝える一番良い機会です。みんな人間ですから、会って話せばわかる事がたくさんあります。情報をもっとも多く交換できるのは、会って話す、というコミュニケイションの方法です。帰国後、感じるのは「アメリカは遠い」という事だと思いますが、これを縮められる良い機会ですから、是非是非、参加してください。
 そして患者さんたちも大勢いらっしゃいますから、ぜひぜひ周りに声をかけてくださいね。
 
 治療前の方にとっては本当に良い機会です。
 ドクターがどんな人か、治療はどんなものか、アトピーアソシエイションは信頼できる所か、治療後の人たちはどんな経過を辿っているのか、それらを一度に知る事が出来ます。
 治療後の方で経過の良い人たちや、ある程度年数がたっている方はほぼ、完治状態に至っていらっしゃる方も多いと思います。本当にすっきり、アトピーの跡かたも残っていないような方も多いです。
 そのためか、治療前の方がサクラ、あるいは重症度があまり高くない方が治療した、と誤解される方もいらっしゃるようです。
 私も以前行った時、患者さんじゃなくて、患者さんのご家族かと思っていた、という方がたくさんいらっしゃいました。なので治療前の方は、全く健康に見える人にも声をかけてみてください。
 
 またこの講演はマスコミも医療関係者も関係なく来る事が出来ます。情報は全てオープンです。
 壺を売ったり、治療を強制する、という事はありません。(笑)お気軽にいらしてください。

 私が前々回行った時は、ドクターの講演は学会の講演のようですね。スライドを使用しながらですが、結構難しい事もしゃべります。なので医療従事者の方にとってはかなり興味深いと思います。(私もいつも楽しみにしています)

 交流会も目的としているので、自宅で悶々としている渡米後の方にとってはかなり、安心できる場になると思います。

 私も今回は行きたいと思っています。去年は風邪に倒れ、直前でキャンセルとなってしまったので、今年は体調管理に気をつけて、辿り着きたいと思っています。
 メールだけでお話しした事がない方、また私のブログがきっかけで治療を受けました、という方、そして以前お会いした方、お会いできる事、とても楽しみにしています。
 どんどん声をかけてくださいね。

 前に「治療のモチベーション」の所でご紹介した方法、ドクターにメッセージを書いてもらいたい!という方は、カードとペンなどをお忘れなく。
 ドクターへの質問事項などありましたら、そちらもご用意ください。

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Posted by ゆかり
comment:11  
[アトピー
一人では治せない
 渡米して治療(ドクターマセソン達の治療)を受けた経験や他の患者さんを見ていて思うのは、この病気は「一人では治らない」あるいは「一人で治すのは難しい病気」という認識を持った方がいい、と最近思います。その方が無駄な事をしないで、早く治ります。

 この治療に興味がある方は(特に渡米前の方)、ついつい薬物治療にだけ目が行きがちです。だから結局はステロイドでしょう?なんて事が噂されてしまうのだろうと思うのですが、それは大きな、大きな大き〜な間違いです。
 アトピーの原因の一つに環境要因があります。この環境要因も解決しないといけないし、スキンケアをして皮膚を守っていかないと、アトピーは繰り返し発生してしまいます。環境要因とスキンケアは治療の重要度として薬物療法と同じレベルで重要なのです。どれもどれが欠けても完治状態に持っていけません。この三つは三つ巴としてしっかり覚えておいて欲しいと思います。
 そして環境要因の解決、つまりトリガー発見、除去と、スキンケアは、なかなか一人ではできないんです。何が悪いのかわからない所からスタートするからです。

 アトピーの原因は様々、と巷で言われている通り、本当に様々です。ヒット率が多いのが洗濯洗剤ですが、まだ残っているから、今まで使ってきたから、など気がつきません。ドクター、あるいはAAJの方から湿疹のパターンを見て「洗剤かもしれないですから、変えてください」と指示が出て、やっと変えたりします。
 
 でも原因は洗剤だけではなく、人によっては複数あり、様々なものを疑って変えていかなくてはいけません。それは自分で悩んでいても着眼点がわからず、意味なく辛い時間が流れていきます。
 
 今までやってみてダメだったから治療に行った、という原点に返ってほしいと思います。
 わからないものはわからないです。でもそれは恥ずかしい事ではありません。だからAAJにどんどん相談するなり、患者同士が集まっているコミュニティなどを使って、困っている事をオープンにしてほしいです。そうすれば、いろんな知恵をみんなで出し合って、解決に持っていく事が出来ます。
 アトピー患者は様々な治療に翻弄されてきて、治療不信、人間不信がベースになっている事が少なくありません。またそれゆえか助けを求める事が苦手で、つい頑固に自分のやり方を通そうとしてしまいがちです。でもそれは回復に向けて障害にしかならない思考や行動パターンですから、変える必要があります。

 どうか頼る事を覚えてください。
 そして自己流にこだわる自分を変える勇気を持ってほしいと思います。
 全く知らない言語、例えばアラビア語を覚える時、素直に覚えようとしなければ言語を習得し、使えるようにはならないでしょう。そして言語を習得する過程で、日本語にこだわってしまったら面倒くささと共に「こんな言語、やってられない」と習得する事なく、投げ出してしまう事になってしまいます。
 私たちはアトピーの治し方が分からないから、アメリカに治療に行ったのでしょう。自己流にこだわってしまったら完治まで辿り着けずに投げ出してしまうでしょう。
 ですから、頼る事はとても大事な事です。
 アトピーは病気であり、日常生活に大きな影響を与える深刻な病気です。人生の一大事ですから、堂々と頼っていいのです。

 環境を整えていく事は、世帯によって難しい事もあります。
 一人暮らしでない方の場合、同居している人たちに理解・協力をしてもらう必要があります。
 例えば患者が夫の立場の人の場合、妻である人が理解・努力をしてくれない人の場合、なかなか完治状態に至るのは難しいかも、と思います。
 男性患者の場合、やっぱり身の回りの事になかなか神経が回らない人が多いんですよね。生物学的な理由も大きいと思うし、結婚していれば稼ぎ手として仕事で疲れてしまう人が多いし。奥さんが自分の病気のように、炎症のパターンを見てトリガー探し・除去し、スキンケアを励ましてくれればいいのですが、なかなかそんな奥さんばっかりじゃないようで、ドライに
「ダンナはダンナ。大人なんだから自分でやるでしょ」
というスタイルをとられると、なかなか治りません。
 どうか一人では治せない難しい病気だ、という事を分かってください。
 中には洗剤を変えてくれ、と何回頼んでも変えてくれなかった、という人もいるし、変えた、というのは口ばっかりで、実は変えてくれてなかった、というケースもあります。もちろん、乾燥機を使用してくれ、といっても聞いてくれない奥さんなんか、大勢いるんじゃないかと思います。
 アトピーは一人では治る病気ではありません。だから奥様にもどうしても病気について理解し、協力してほしいと思います。
 
 もっと言うなら、旦那さんのアトピーはお子さんのアトピーを誘発しますから、旦那さんのアトピーを治す事は、子供さんに累を及ぼさないためにも非常に大事な事です。
 アトピーの人の子供はアトピーの遺伝子を受け継いでいる可能性があります。アトピーが治っていない人の体は、バクテリアが多量に付着していますから家の中は当然バクテリアの量が多くなり、アトピー遺伝子を持った子供さんいれば、その子がバクテリアに触れる機会も多くなります。そうなれば発症の確率も高くなります。
 ですからお子さんをアトピーから守りたい、と思うのであれば、ご主人のアトピーを治す事に必死になってほしいのです。
 もちろん当のご主人も奥さんに任せるのではなく、協力してもらえるように体制を作っていってほしいと思います。
 これらの文章は「奥さん」を「お母さん」、「旦那さん」を「子供」に変えても同じです。

 そうはいってもなかなか理解しようとしてくれない奥さん・お母さんが多いと思います。自分を変えるのもままならないのに、人を変えるのはほとんど不可能に近いと思った方がいいです。
 そんな時はやはりAAJに頼んで、ご家族にも病気の説明を受けてもらうのが一番の早道です。発症のメカニズム、難治化した原因などの理解があって初めて、トリガーを発見・除去したりする気になると思うからです。知識がなかったら薬物療法だけしかわからず、「ドクターに任せてあるから大丈夫」となってしまうでしょう。
 
 アトピー患者は自分で解決しようとせず、周りの人を巻き込む勇気を持ってほしいです。家族を協力させなかったら、治す事は出来ない、と思ってもいいと思います。

 それとトリガー探しに行き詰ったり、不安を覚えたらうじうじしないで、AAJに相談してください。電話で相談すれば5分でわかるトリガーで、何日も何週間も費やすのは無駄です。帰国後、サポートが必要な状況になる事は治療前からAAJでは織り込み済みで、有料ですが1年間何度でも相談できるようになっており、ドクターの意向もあって現在では入会が義務化されています。
 ですからどうか、これを有効に活用してください。この治療費は安くありませんから、費用に見合うサービスを自身でどんどん引き出してください。
 
 この病気は
「一人では治らない病気」
です。そういう認識に変えてもらい、一人でも多くの人が早く完治状態を手に入れる事が出来るように、と思います。 

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Posted by ゆかり
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